潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2007年5月31日

もったいない・・・

価格調整のためなのかわかりませんが定置網で獲れた大量の小鯵を沖に捨てに行くところです。捨てるくらいならちょっと欲しいところ、でもそこは見栄とやせ我慢の世界、欲しいそぶりも見せず「こんななれてしまった鯵、捨ててまえや・・・」とボソッとつぶやきその場をさりました。あ~、俺に大阪のおばちゃんパワーがあればもっと儲かるのにな~。

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底まで鯵が詰まってます。頭上ではカラスやカモメが鯵を狙ってます。

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船に水槽ごと乗せて沖に向かいます。もったいないな~

2007年5月29日

エビより作業

底曳きの網はゴミだろうとなんだろうと一網打尽に獲ってしまうので、まずはゴミを取り除きエビを選別します。漁師用語で選別することを「よる」といいます。第五恵比寿丸が着岸してもまだエビをよっています。覗きに行くと・・・
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冷水機水槽からタモでハッチの上にエビをぶちまけます。灰色の細長い魚、なんだかわかりますか?幻の魚といわれているミズゴロクです。しかしゴミ扱いされます。デッキに投げ捨てます。ハッチの上の小さいカゴにはトラエビ、子持ち甘エビ、大エビ、中、小・・・・と事細かに選別されます。この作業を寝ずに2日続けて行います!うーん、エビ地獄だ・・・

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よったエビを氷入りの冷水でキレイにすすぎます。

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それを氷入りの魚箱につめます。いまは陸でやってますが本来は船の狭い船倉でつめこみます。

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ここまでやってはじめてセリにかけられます。なにげなく売られているエビにもその裏には漁師たちの壮絶なドラマ(?)があるんですね。船はエビを下ろすとすぐまた沖に向かいました。エビ地獄はまだまだ続く・・・

2007年5月27日

橋立港まつり

5月の最終土曜日は橋立の港まつりです。今日は加賀日和のタカヤナギユタカさんをお誘いして漁船団による勇壮な海上パレードに同乗する予定だったのですが、強風のため中止となりました。残念ですね。今度は私の海楽丸で黒崎あたりの無人ビーチへお誘いします。
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旗の準備したのになー

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風が吹いてきました。パレード中止決定。

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底曳き船の若い衆達。

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戸井宅でのバーべキュー。肉塊をそのまま焼いて肉の表面をこそげ落として食べます。ブラジルのシュラスコ料理。漁師達に人気あり。

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サバとブリカマの炭火焼、どちらとも橋立産、贅沢ですね。

2007年5月25日

釣人に朗報!

最近、橋立の沖や浜ではスズキが爆釣しているらしいです。活かしの小鯵をそっと針にかけて、泳がせ釣りをしています。ルアーでは食いつきが悪いとのこと、釣りファンの方、この機会をお見逃しなく!下の写真は今日セリ落とした真鯛です。口の中を見てみると小鯵がいますね。胃袋の中も小鯵でいっぱいでした。ということは運がよければ真鯛も釣れるかも!
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2007年5月23日

にごり強し

夏のような陽気につられ、ちょっと潜ってきました。ワカメを少々獲った後はブログ用に水中写真を撮ってきました。にごりが残りコンディションがイマイチでしたが、私のデジカメ、オリンパスμ725SWにはがんばってもらいました。
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さあ、潜りますか!

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柔らかいワカメはどこに生えてるかなー。

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サザエの解禁は7/1から。今は獲っちゃダメ。

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もう少しにごりがとれてほしいな。

日大のダイビング部で初めて潜ってから18年、海から離れたり、いろいろな体験をしましたが今またこうして昔と変わらず潜れて幸せですし、好きなことをしている自分を少しだけ誇りに思います。多くの部員達に囲まれて楽しかった大学時代を思い出しながら潜っていました。

2007年5月21日

浅蔵一華・うつわ展・九谷焼

小松市原町の味茶房「旬庵」さんで今日から始まった「浅蔵一華・うつわ展」に嫁さんと行ってきました。一華(かずか)さんは九谷焼作家の浅蔵五十吉先生の長女さんで、既存の九谷焼にとらわれないセンスの良い自由なデザインで、しかも丈夫で普段使いできる陶器を創作する気鋭の作家さんです。私達とも親しくお付き合いさせていただいている素敵な女性です。私も大ファンで自分のもののみならず、お祝い事の贈答品としてもよく利用させていただいております。こんな素敵な器、いただいたら嬉しいでしょう!
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ちょっと照れてる一華ちゃん

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作品の数々を見てね。
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この四角いお皿は私が買いました。初夏らしい涼しげな色合いが気に入りました。どんな盛り付けをするかとても楽しみです。
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5/27まで展示してあります。一点ものばかりなのでお早めに行くことをオススメします。

2007年5月20日

サーフィン日和

寒気をともなった低気圧が通過して、一気に気温がさがり北風が吹いてきました。こういう日は家の前の泉の浜ビーチにはグットウェーブを求めてサーファー達が集まります。あまりキレイな波ではなかったですが、背の高いジェリー・ロペス風お兄さんが見事乗りました。
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鉛色の空と色を失った海、石川県チックな景色ですね。

2007年5月18日

北前魂炸裂

時化模様の今朝、休漁と思いきや荒波をかいくぐり出漁していきました。お隣の金沢港、福井の三国港はもちろん休漁です。やりますね、橋立は。これぞ昔々の北前船時代から続く北前魂でしょうか。それとも単なる無謀なのか。うーむ、紙一重ですね。しかし、漁師達の苦労のかいあって魚価は通常の倍以上しました。特にエビは通常の3倍の値がつき、私は手も足も出ず、注文のあった大エビは来週に持ち越しとなりました。
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2007年5月16日

ワカメ漁

とても消極的だったワカメ漁でしたがお客さんからの注文をいただいたので今日は意を決して潜ってきました。場所は喫茶店のシュプール前、
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どのへんにしようかなー、
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生食用は茎の細い、全長50cmくらいの柔らかいワカメがいいのですが、みんな立派に成長したものばかりだったので探すのに時間がかかりました。おまけに新調したウエットスーツとウエイトのバランスが悪く沈まない!そうこうしてるうちに風が吹いてきて海が荒れてきて波酔いまでしてきました。あー、今日は疲れた。
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2007年5月14日

いよっ!日本一!子供歌舞伎

お旅まつりの子供歌舞伎にはまってしまいました。昨日は京町の「加賀見山旧錦絵」、そして今日は大文字町の「辰巳用水後日誉」を、どちらともすばらしく拍手喝采で幕をとじました。子供達の健気で一生懸命な立ち振る舞い、それを支える五人衆ならび若衆、そして熱気をおびたあふれんばかりの観客、昔の日本のお祭りの姿がここにはあるような気がしました。大きすぎる太陽はじりじりと照りつけ、短い影はまだ形を変える気配がない、幻のような、思い出のような素敵な午後の時間でした。
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娘とのツーショット
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2007年5月13日

時化続きの週末・・・

今週の木曜日からずっーと時化が続いてます。立て続けに2つの立派な低気圧が通過し、底曳き橋立船団もご覧の通り港で休んでいます。
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しかし今日の朝、港に行ってみると定置網船が漁から帰ってきており、大漁の模様!近づいて覗いてみると・・
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サゴシですね。たまに大鯵や鯛がまじっていました。
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いっぱいになった水槽をリフトで運び出します。たぶん大漁すぎるので橋立ではさばききれないので、金沢中央市場に直行すると思います。
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水槽がたくさん並んでますね。これだけで足りるのでしょうか?甲板員達の顔に笑みがこぼれます。底曳きの甲板員達は今日も面白くない顔して今日もパチンコかマージャンするのでしょうか。皆さん、危険ですので漁師に近寄らないでね。

2007年5月11日

金色に輝くサバ

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朝日のようにまぶしいサバ、こんなキレイなサバみたことあります?定置網であがったものてす。値段もとびきりで、真鯛の値の倍してました。一本2000円以上するでしょう。高価すぎて売れないだろうな・・・

2007年5月 9日

小松の至宝 お旅まつり 其の二

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私は小松出身です。お旅まつりは小さい頃から大好きでした。今は橋立に住んでおりますが、なにか協力したくて広告をパンフレットに出させていただきました。今週末は子供を連れて遊びに行こうっと!

小松の至宝、お旅まつり 其の一

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今週の金曜日から小松のお旅まつりがはじまります。お旅まつりは江戸時代から小松市民によって、350年もの長きにわたり連綿と受け継がれてきた祭りであり、石川県を代表する貴重な伝統文化でもあります。特に絢爛豪華な曳山を舞台に演じられる子供歌舞伎はお旅まつりの一番のみどころであり、日本三大子供歌舞伎として全国的に広く知られております。

2007年5月 8日

荷揚げ開始 其の二

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今日の箱数は200箱、台八車5台分です。もう、夕方6:30を回っているのでセリが始まっています。急がないと間にあいません。これからセリ場でエビの大きさや鮮度など細かく選別して並べます。エビの大きさはとトロ箱に記入されているの問題ないのですが、鮮度、つまりエビの赤色が美しいかどうか選別するのは骨が折れます。まるで太陽の光にあてて宝石を鑑定するかのように難しい顔をして選別します。

私も選別するのですが本当のことをいうとあまりわかっていません。人によって意見が違い、「これ、きれいなエビけ?」 「いや、それ、2番手や」 「じゃ、これは?」 「あっ、それか、それはチョイワル」 「じゃ、これは?」 「あっ、それ、イマイチや」 といったわかったようなわかっていないようなチグハグな会話が飛び交います。つまるところ、みんなあんまりわかっていなーい。 

荷揚げ開始!其の一

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船が帰港していまからエビの荷揚げです。ハッチの中に2人いてきれいに積んであるエビのトロ箱を上に揚げます。陸には台八車がスタンばっています。冗談を言い合いながらさぁ、やりますか!

2007年5月 7日

貪欲な黒鯛

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潜水漁で岩ガキを獲っていると、かならずどこからともなく黒鯛がやって来て岩ガキのおこぼれを狙っているのか、我々潜水士にまとわり尽きます。ここで岩ガキの身を餌にして釣りすると絶対大物の黒鯛がつれるでしょう。今度嫁さんを船に乗っけて釣りさせようかな。

スマートなサクラマス

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橋立沖にもサクラマスはいるんですね。産卵期の雄に桜色の雲状模様の婚姻色が現れることからこの名前がついたようです。春先の沿岸回遊期のものは脂がのってルイベにすると美味しいらしいです。食べたことないけどね。

2007年5月 4日

鯵の塩焼き

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刺身用の鯵を塩焼きにしてみました。思うように焼けずちょっと不満の残る出来栄えでした。口から刺したタケ串、意味なくない?

真鯛のカルパッチョ

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まずは春らしく野菜たっぷりの真鯛のカルパッチョ。シャキシャキの野菜と真鯛の甘さがちょっと酸味の効いたソースによく絡んでとても旨かったです。

バーベキューのおかず

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今日のバーベキューのおかずは思い切ってみました。赤いか、真鯛、真鯵、甘エビ・・・刺身でいこうか、焼いてみるか、うーん、どうしようかな?

2007年5月 2日

透明度の秘密

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ここは泉の浜から沖合い50mくらいのところ。水深約2m、海の底まで太陽の光がたっぷり入ってとてもクリアです。なぜこのあたりはこんなに水がキレイなんでしょうか?私が思うに、大きな川(河口)が近くにないことと、常に潮が結構なスピードで動いている、この2点にあるような気がします。

片山津方面は新堀川があり、塩屋方面には北潟があり、雨が降るとあっという間に濁流が海に流れこみます。しかしその中間に位置する橋立には大きい川はなく、海水浴場と旧港に2本細い川があるだけです。それと急な潮の流れ、潜水漁で潜っているとこの急流に悩まされます。アンカーで船を止めて潜っているとしばしば流されてしまいます。なかにはそれでパニックになる人もいます。船外機のプロペラが水流で勝手に回るくらいです。この沿岸流が常にきれいな水をを運んでくれてるような気がします。
 これから夏の海水浴シーズンになりますがくれぐれも流されないよう気をつけましょうね・・・流されると怖いよ・・・

2007年5月 1日

初!水中写真

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私のデジカメはオリンパスのミューシリーズでハウジングなしで水深3mまでは大丈夫という代物なので船の上から水中にカメラを突っ込んでワカメを撮影してみました。なんとかワカメが写っていて一安心です。夏になったらガンガン潜って撮影したいですね。

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