潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2007年12月31日

寒波襲来

シケてきました。風も強く時折、雪やアラレが降る天気です。好きですよ、こんな北陸チックな天気。当分セリもないし、荒れるだけ荒れろ! という気分です。

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波5Mの大シケです。

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町中もシンシンと雪が降ります。明日の朝までにどれくらい積もるのでしょうか? 1日も配達があるので心配です。

ブログを続けて1年たちました。こんなに続くなんて自分でも驚きです。きっと心の奥底に鬱蒼とした叫びがあったのでしょう。ブログを通じて吐き出せたこと、そしてそれを楽しみに訪れてくれた方々に感謝です。来年も2日に1回の更新を目標にがんばりますのでたまに訪れてくださいませ。今年一年ありがとうございました。それでは皆さん、よいお年を!

2007年12月29日

ラストスパート

昨日で橋立のセリは終了。これから年末に向けてお造りやカニやオードブルの注文が待っています。厨房の中は大量のトロ箱がところ狭しと積んであります。さぁ、仕込み、始めますか!

ススギ.JPG

鯛.JPG
スズキと真鯛はこぶ締めに使います。

カニ.JPG
香箱蟹は相変わらず人気あり、数を揃えるのにひと苦労します。


タコ.JPG
中はレア気味でボイル。

タラ.JPG
タラを捌けるお客さんはまずいませんので、ここはご要望通り、片身をこぶ締め、もう片身とアラはカットして鍋用、そして・・・、とキリがないリクエスト。どこかで線引きしないといけせん。

マコ.JPG
この黒いがマコです。

バイ貝.JPG
最近の定番(マンネリ?)、バイ貝のオーブン焼き、パセリバターソース。オードブルに使います。

メギス.JPG
これもオードブル用のメギス。3枚におろして、大葉を巻いてフライ。さばくのにウンザリしてきます。

ヤリイカ.JPG
ヤリイカの子供。この辺ではミズイカと呼んでます。これも3箱分下処理、まだまだ先が見えない。

ブリ.JPG
石川県の正月の魚はブリです。半身にして売ります。なんでも長野県のフォッサマグナから北が新巻鮭圏内、南がブリ圏内らしいです。


一夜干し.JPG
一夜干しもあるよ。

一日までご注文の配達してます。2日から休もうかな。休むっていっても1月はシケで休みばっかりだけどね。

トイジジ.JPG
世間の喧騒には目もくれず、まるでベーリング海の冷たくて暗い海底で数十年も生きるオヒョウのように、孤高にシーサイドアトリエ建設に励むトイジジ。おぼろげながら骨組みが完成。

2007年12月27日

シェスタ中は一時停戦

雨や曇りの日が多かった12月でしたが、今日はすばらしい晴天でした。海は琵琶湖のように静かで、遠くには雪ですっかり真っ白になった白山がクッキリと姿を現していました。

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波ひとつない泉の浜。まるで夏のような海面です。

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夕暮れの片野海岸。波音も風もなく冬の北陸らしからぬ天気です。

しかしこのシェスタの午後のような穏やかな天気も明日まで。週末は大雪、海は大シケらしいです。そろろ本気でタイヤを替えないといけませんね。面倒だな~。

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明日が最終のセリとなるでしょう。今日は全船沖泊まり、今年最後の稼ぎ時なので2日間ぶっ続けの漁をしてますので今晩のセリはお休みとなり、ちょっと一福丸。明日はたくさんセリ落とすぞ! 

2007年12月25日

寂しくなります。

12月に入ると定置網漁が休漁となります。湾内の比較的海況が穏やかな定置網(富山のブリ漁など)と違い、外海に面しているため海がいつもシケる冬場は全ての網を陸にあげます。

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ロープや網の交換、補修などして冬を過ごします。春までここで待機。

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刺し網漁も1週間くらい前に終了、船を陸にあげ店じまい。おじいちゃん達、温泉でも入ってゆっくりしまっし。

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トイジジは開店準備に大忙し。金が切れたら、こちらも店じまい。

2007年12月23日

でぶや

元祖!でぶや、という番組知ってますか? 今日、自宅に取材にきました。

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私の家が候補に挙がってるみたいです。マルヤ水産親方の推薦らしいです・・・。本当に来るの?

あの~、親方、ちなみに私、もうデブじゃないんですけど・・・、ダメですか、まだデブですか・・。

2007年12月20日

潜水仕事が続きます。

昨日の夜中にTELあり。またまた龍盛丸から。沖でプロペラにロープが絡まった、今から帰港するから潜ってもらえんけ?、とのこと。ちょ、ちょっと待って! さすがに夜中の潜水は勘弁してね。だって真っ暗で何も見えませんから。明るくなったらにしようよ。あせる気持ちはわかるけど、無茶言わんといて・・・。

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前回と違い今回は透明度がいい! これだと仕事がはかどる。呼吸をととのえて潜水。細いロープの束がぺラにガッツリ絡んでいる。ナイフで丁寧に切断して取り除く。

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これが絡んでいたロープの束。これのおかげで中堅公務員のボーナスくらいの金額の水揚げがパァーとなりました。蟹の時期のトラブルはとても痛い。

そうこうしてるうちに沖で強風となり全船、午前中に帰港となりました。宝勝丸は蟹たくさん獲れたかな?

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大漁のようです。冷水機水槽に入れてますので元気モリモリのズワイガニです。着岸したら水槽の水を抜き、適当にパックに詰めて陸に揚げます。細かい選別は私の仕事となります。

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今日のズワイは型が良くていい値がつきました。今年もあと10日、ナギが続きますように・・・

2007年12月19日

無風

夕方、お客様より明日の朝までにどーしても赤カレイの一夜干し、10枚くらい欲しいとの注文あり。今、赤カレイを塩水から出して干したばかりなので明日の朝までに乾くかな~? ダメだったら電話するね、と返答。おまけに今晩は無風です。こうなったら業務用送風機の出番です。これで強引に北風をつくります。送風機よ、あとは頼んだ。

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首振りの強風でお願いします。

乾かぬなら捨ててしまえ赤カレイ      織田右府

乾かずとも乾かして見せふ赤カレイ     豊太閤  

乾かぬなら乾くまで待よ赤カレイ      大権現様

吹かぬなら吹かせて見せよふ北の風   ロマンチックな愚か者

2007年12月18日

それぞれの創作活動

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ご覧の通りのシケの海。時折来る突風、アラレ、かと思えば太陽がでてカラッと晴れたりする不安定な北陸チックな天気。漁協ののあんちゃんに
「当分の間、シケか?」と聞くと、
「だらだらシケか、だらだらナギかの境でなんとも言えん。」とのこと。
漁に行こうかな、やっぱり止めとこうかな、うーん、どうしょうかな・・・、くらいの天気が続く模様。
自然のリズムで暮らしているのでしょうがない。良いときもあれば、悪いときもある。

こういう時は各自、それぞれの創作活動に没頭します。

まずは嫁さん、最近凝っているリース作り、リースが巨大化してきました。
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直径約1m、クリスマス用の電飾がついてます。

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電気がチカチカと点滅します。トイジジとのコラボ。

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私は年賀状作り。今年は例年になく優等生ぶりを発揮、1日に着きそう。

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トイジジは小銭が入った模様。長らく中断していたシーサイドアトリエの基礎工事に着手。大好きなホームセンターコメリで続々と資材購入。金が切れるまで工事続行。

 「雨降ったらサー、仕事できんサー」 今でも耳に残る沖縄、西表島での会話。そうです。心乱さず、平常心です。なんとかなるサー。

2007年12月16日

本日もシケです。

大陸からの強い寒気が入り込み、このところずっーとシケが続いてます。こういう日はとても内向的に過ごします。まず金沢のダイビングショップに行き、タンクとレギュレーターのオーバーホールの依頼をして、県庁側にある大型本屋で立ち読みして、気のきいたイタリアンで一人飯をして、スポーツクラブで1時間ランで汗を流す。この間ほとんど誰とも口を聞かず、自分の世界にこもる。商売のときは多弁なぶん、振り子のように、休日は無口になる、これで精神のバランスをとっています。

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今日、買った本。村上春樹の内向的な世界とても好きです。とくに比喩が素敵です。どれくらい好きか?と聞く恋人に、
 「春の熊くらい好きだよ」
 「それ何よ、春の熊って?」
 「春の野原を君が一人で歩いてるとね、向こうからビロードみたいな毛なみの目のくりっとした可愛い子熊がやってくるんだ。そして君にこう言うんだよ。[今日は、お嬢さん、僕と一緒にころがりっこしませんか]って言うんだ。そして君と子熊で抱き合ってクローバーの茂った丘の斜面をころころと転がって一日中遊ぶんだ。そういうのって素敵だろ?」
 「すごく素敵」
 「それくらい君のことが好きだ」  (ノルウェーの森より)

  野坂昭如は昭和5年生まれ、私の大好きな向田邦子や開高健と同年代の作家さん。病気もしたけどまだまだ現役、最後のカリスマ。

「ミッドナイトイーグル」 シケの海鳴りを聞きながらページをめくる。危険だ、おもしろすぎて仕事してる場合じゃなくなる。
 

2007年12月14日

久々のダイブ仕事

本日、底引き船゛龍盛丸゛からTel有り、、プロペラのシャフト部分にロープが絡まったかも、潜ってロープ除去してきて、と水中作業の仕事依頼。小雨がぱらつき気温5℃、おまけに港の中は川からの濁流のため水中は味噌汁なみの透明度。バッドコンディションだが海士の私に任せなさい。

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5ミリのフードベスト付ウエットスーツがあれば低水温など怖くない。おまけに身体にもほどよい脂肪がついてますので・・・。

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倉庫の中から出してきたスクーバのタンクの残圧が0だった。 しまった! こうなったらスキンダイビングで作業するしかない。危険な仕事になっちゃった・・・。

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ここからドボーンとエントリー。水は思ったより冷たくないが透明度極めて悪し。

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プロペラは船尾から2~3Mくらい前あたり。狙いをつけて潜水。わっ、真っ暗だ。船底を手探りで移動し、プロペラのシャフト部分を探す。


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わかるかな~。これがプロペラとエンジンをつなぐ鉄棒、シャフトです。ロープが絡んでいませんでした。走行中、船の異常な振動はロープ拘束が原因ではないことが判明。

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 「ロープ、絡んでなかったよー。」と龍盛丸次期船頭に報告。わかりにくい水中写真もみせて終了。

期限切れしていたスクーバタンクの耐圧検査しとかなきゃなー。レギュレーターも怪しいな・・・。

2007年12月12日

タラ、ぼちぼち揚がってきたぞ

12月に入ってくるといままで蟹一辺倒だった底引き船も、蟹の水揚げの減少とともにタラや赤カレイ、ミズタコなどの、いわゆる普通の魚も狙いだしてきます。若い衆たちの蟹だけ獲っていればよかった最高の季節は瞬く間に過ぎ去り、極寒のなか、寝る間なく働く過酷な季節の始まりとなります。船に乗っていた頃を思い出します・・・。
 
 ・・・座って飯を食う時間もなくなり、網をあげる少しの時間を利用してドンブリにレトルトカレーをぶっかけて、寒さのためうまく動かない手で箸を不器用に使い、時折来る激しい揺れに耐えながら、海水と鼻水で顔を濡らし飯を飲み込む。能登沖海上強風警報発令中、三国、金沢の底引き船団は逃げるように帰港。橋立船団のみ粘る。
 空は黒い雲に覆われ、遠くのほうで稲妻が走る。しだいに光と音の間隔が短くなる。雷雲が近づいている。危険だ。帽子が飛ばないよう顔をあげて見る海は、暴風とウネリが入り乱れ、いろんな方向から切れのある筋が幾線も走り白く濁る。地獄が口を開けている。救命具は死体を沈ませないために使うもの、落水したら確実な死が待っている、捜索不能な海況。
 激しい嘔吐が襲う。海にむけて吐く。そのとき船頭がブリッジの小さい窓を開けて、
   「リョウ! 大丈夫か! 血吐いたんか?!」 
と声が風に流されながら怒鳴っている。口を拭うと真っ赤な嘔吐物がゴム手袋に付着。
   「あっ、これ赤ワインや。こんなシケでまさか今晩沖に行く思わんで飲んどったんや。
だって今晩ってクリスマス・イヴやよ、船頭、知らんと思うけど・・・。 」
   「エーイ、ダラ!」
 険しい顔でそう言い放ちすばやく窓を閉める。ドラムは規則正しく回り、リールにロープを納める。
   まだ帰れそうもない。

でかい.JPG
こちらはマダラ、マコ入りでした。カニもそろそろ飽きたので、冬の魚が揚がると嬉しいです。

薄ピンク色.JPG
とてもキレイな白身です。ヌメリがあり捌きにくい。

人気あり.JPG
半身を昆布締めにします。人気商品です。

鍋用.JPG
残りの半身とアラは鍋用にするため、カットしてパック詰め。

マコちゃん.JPG
これがタラの卵のマコちゃん。マコに昆布を巻いてコトコト煮付けにして、輪切りして食べると気絶してしまうほど美味しい。売れ残らないかな~。(残念、すぐ売れた・・)

2007年12月 9日

柴山潟湖畔での宴会料理

昨日、いつも親しくしていただいている織物作家いさら あんどさんのパーティー料理のご依頼をいただき、魚料理中心の見栄えのするメニュー構成で激闘してきました。 いさらさん、いつもありがとう!

料理は仕込みが大事、きっちり仕込んできました。いい仕事してますな~。
 
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イワシを三枚におろし・・

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オオバを挟み、ムカゴをつけてから揚げに、スペインのピンチョス風に。

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スズキは昆布締めとアルミホイル焼き用に。

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アルミホイル焼きの中身です。刺身用のスズキと子持ち甘エビ入りです。白ワインをふって閉じます。

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テイ貝を湯がいて、カットしてまた貝殻に詰め込んでパセリバターを乗っけます。

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パーティー開始時間に合わせて、オーブンに投入。なるべくアツアツを召し上がって欲しいです。

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フクラギのカルパッチョをします。コゾクラ、フクラギ、ガンド、ブリ、の順で名前が変わる出世魚です。

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モチモチした肉感です。飾り野菜やソースはパーティー会場で行ないます。

だめだ! いつものことながら時間が押してきた。悠長に写真撮影する時間がなくなってきた・・。

戸井鮮魚Carに料理を詰め込んで、柴山潟湖畔の別荘に到着。お客様方に手伝っていただき搬入。なんとか間にあった・・・ふぅー。

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テイ貝のブルゴーニュ風とエビとスズキのアルミホイル焼き。

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ヤリイカと水ダコのマリネ。

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冬場の定番、香箱蟹

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盛り付けしたフクラギのカルパッチョ。

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まだまだ続く料理の数々・・・、ハタハタのから揚げ、押し寿司、大根寿司、スズキとアオリイカの昆布締め、ぼた餅・・・、どうだ、参ったか!?

私もこのパーティーに参加させていただきありがとうございました。ジャズや三味線の生演奏も拝聴できてとても楽しかったです。副業が司法書士のいさらさん、楽しいお話もたくさん聞けてありがとうございました。私もファンになりました。

2007年12月 6日

嫁さんのリース作り

もうすぐでクリスマス、この時期になると嫁さんは橋立の樹海に一人で入り、リースの材料を収穫してきます。木登りくらい朝飯前です。この日も朝からリース作りにいそしんでいました。

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巨大リース作成中。

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バランスを見ながら枝を差し込んでいきます。

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下地完成。

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収穫したきた木の実などを袋詰めして、出発。今日は小松のある施設でおこなうリース作りの先生として出かけていきました。障害をもっている方に少しでも貢献できるなら、と喜んでおりました。私も最善を尽くしバックアップしていきます。

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詳しくは今日の北国新聞で。この大きなリースに入所者60人の笑顔いっぱいの写真を取り付けたそうです。みんな喜んでくれてありがとう。

2007年12月 4日

宴会のメニュー

前回の続き、香箱蟹を腹いっぱい食べる主旨の宴会ですので、値段が安めの足折れ香箱蟹を使用。贈答品としてはマズイが、自分たちで食べるならこれで充分。

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15分くらい茹で上げると・・・

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完成です。あら熱をとり、食べ易いように捌きます。

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大皿に盛ってテーブルの真ん中にドンと置きます。存在感充分あります。

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アジのカルパッチョ、サラダ仕立て。ワインビネガーをきかせてさっぱり味でどうぞ。

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レ・アールさんのロースト・チキン、ガーリックライス詰め。チョー旨そー!

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シオリ通り捌いてます。すぐに食べたいところだがグッと我慢、ホー・チミンのような涼しい微笑みを浮かべ悠然と構える。毒蛇は急がない。

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デッキでは炭火でハタハタ、赤カレイの一夜干しを焼いてます。網と火が近い気がするが、ゴチャゴチャ言うと私に丸投げされる恐れがあるため、口は出さず、ここも目を細めて笑顔。焼き担当トイジジ。


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ナプキンを首にかけ、気合充分。さぁ、食うぞ!

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テーブルについて乾杯! 今年の出来事を肴に笑いと反省(?)の座談会、暴言、詭弁、事故、事件、終わってみれば笑い話、ですよね・・・、えっ、笑えないって? 

        今年1年、あ~楽しかった。あと一ヶ月、がんばるぞ!

2007年12月 2日

橋立風ブイヤベース

夜からは親しい人達との宴会、ここはひとつ贅沢なブイヤベースを作りましょう。マルセイユのビストロで修行していた頃を懐かしんで・・。(ウソ)

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スープ用に鯛のアラを使います。超新鮮なアラ、すばらしいダシが取れそう!

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鍋にアーリオ・オーリオをつくり、タマネギがしんなりするまで炒めて、鯛のアラを投入。

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水分のなくなりペースト状になったらぺルノー酒を入れて魚になじませるのだが、ぺルノー酒がないため白ワインにしました。ナニ ぺルノー酒って?

そこにトマトホールと水を鍋いっぱいそそぎ、ローリエを入れてグツグツ煮こむ。

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そこに高級なサフランを入れます。これを入れると一気に味が上がります。お~、フレンチっぽくなってきた!  スイスのユウコさん、サフランありがとう、また夏遊びにきてね!

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丁寧にあくを取りながら1時間くらい煮込み、そして漉します。こん棒でつぶしながら魚のエキスを抽出。

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具となる魚貝はご覧の通り、エビ、ハマグリ、カワハギ、タラ、香箱蟹。香箱蟹をスープの具に使うなんて贅沢の極み。橋立ならではの素材です。レストランでこんなのがでたら、目ん玉が飛び出るくらいの値段になることでしょう。

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漉したスープに具を投入。弱火で軽く煮込み塩気を調節。

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サフラン色に染め上がってきました。出来上がりです。カセットコンロの用意シュルブプレ!

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テーブルから歓声があがる。熱いから気をつけてね。

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まずはスープから楽しんで! なんて旨いんだろ。さすが世界の三大スープの実力、恐るべし。

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具よりスープのコクにうっとり・・・。宴会は最高潮に達しつつあります・・・。次回続く。

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