潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2008年12月29日

年末のラストスパート

年末・年始の注文の仕込みで忙しくなってきました。オードブル、昆布締め、刺し盛りなどなど、モリモリの注文をいただきました。ありがたいことです。

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昆布締め用のヒラメです。

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マトウダイはカルパッチョに使おうかな。

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キレイな真鯛です。

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石川県の正月には欠かせないブリです。フォッサマグナから上の地方が正月には鮭、下の地方がブリだと、どこかの雑誌に載ってました。
捌いて半身づつ売ります。養殖モノは脂が乗りすぎていて刺身では好き嫌いが別れます。塩焼きや照り焼きすると旨いです。

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オードブル用の仕込みです。バイ貝を塩茹でして身を出しているところ。家族総出で仕事をこなします。
将来、きっと役に立つから仕事を早く覚えるんだぞ。

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今日の泉の浜はサーフィン日和です。たくさんのサーファーが遊んでました。精神の開放できた?

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空いてる時間に年賀状作りです。ほどほどの枚数にしとこう。

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トイジジパークに新しいオブジェ登場。これは暖炉かな。大きすぎて家には入らないし、無理して入れても重すぎて床がぬけます。

2008年12月28日

ささやかながらのクリスマス

クリスマスはとっくに過ぎましたが、我が家では昨晩がクリスマス、久々にスイスから帰郷した姉のチッチをまじえての宴会です。

姉のチッチは文化服装学院出身のパタンナーで、四ツ谷のイッセイ・ミヤケ事務所を出発としN・Y、香港を渡り歩き、そして今はスイスのバーゼルでショップを開業しているバイタリティー溢れる人物です。

ちなみに旦那さんは優しい目をしたイタリア系スイス人です。彼もまた世界を渡り歩く魅力的な人物で、東京の顧客の贈答品には戸井鮮魚のカニやエビを使ってくれる、細やかな神経の持ち主です。


             ささやかながらの宴会の料理です。ボナペイティ!

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シケの影響でカニや魚が出せなかったのが残念でしたが、久々に新潟産の高級和牛のくびき牛のステーキを食べました。
  
     ヒレの部分の柔らかいこと! 旨すぎです。レアでどうぞ。兄貴のトイット、ありがとう。

チッチは衣、トイットは住、私は食と3兄弟が三者三様のバラバラな人生を歩んでいます。そして3人とも自営です。これは電気会社を自営していたトイジジの影響が大きいのだと思います。最後は倒産しましたが・・・

私は自営している人がとても好きです。現状に四苦八苦していながらも、それを口にせず自虐的なギャグでかわし、川を上るキングサーモンのように逞しく、しぶとく生活している自営業者。

不景気なご時世ですが、この不況の強い風が吹くなら、好きなだけ吹けばいい。そうすれば誰が強いか弱いのか、根性があるかないか、優しいのか甘いのか、かが見極められます。

すぐに一番弱い立場にある派遣社員を切った企業のモラルを疑います。この処置は景気が良くなっても決して忘れません。

        高貴なる義務、ノブレス・オブリジェを知らない経営者達に失望です。


      

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シケが続きます。年内の出漁は無理っぽいかな。年末年始のカニや鮮魚の注文はすべてキャンセルとしました。う~ん、残念!

シケのせいで夜のセリがなく暇なのでジムばかり行ってます。

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腹筋4パックまで進行、6パックまであと半年かな。ジムで汗かいて精神の開放している内向的な私です。

2008年12月25日

サザエ、アワビの餌獲り

春になったら放流するサザエとアワビの餌の海藻が残り少ないと漁協から連絡を受け、急遽潜ることとなりました。

昨年までは10月頃に水産試験場から送られてくるサザエとアワビの稚貝をすぐに海に放流してましたが、今年からは漁協の水槽である程度大きくなるまで飼育して、海況がよくなる春頃に放流することとなりました。

そのサザエとアワビのチビっ子、嬉しいことに元気モリモリで食欲旺盛です。そうなるとお父さんは頑張っちゃいます。鮮度のいい海藻をたくさん獲ってくるね。

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ポイントは堤防のテトラです。昨日はシケていませでしたが海の中は揺すって濁ってます。

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今回の餌獲りでの私の仕事は陸番です。潜水作業をスムーズに行なう作業です。来月は私が潜る番です。
真冬でも6.5㎜のツーピースのウェットスーツを着れば全然寒くありません。ウソ! チョー寒い!

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水中のテトラに生えているカジメを獲ります。濁ってよく見えないみたいです。

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30分くらいで終了。来月分くらいはありそうかな。

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お疲れさまです。地道な努力が大切です。みんなお腹を空かせてまってるよ!

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餌のカジメです。サザエの大好物です。

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カジメを漁協の冷凍庫に入れて、小出しに餌をあげます。漁協のスタッフの方が餌やりのお世話をしてくださいます。いつもありがとうございます。

獲る漁業からの育てる漁業への転換が我々潜水組合の使命です。コモンズの悲劇にはさせません。

2008年12月23日

海辺のワインディング・ロード

今日もしっかりと(?)シケてます。まぁ、いいや、好きなだけシケてくれ。

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自宅に帰る途中の海辺のワインディング・ロードから望む泉の浜、小雪まじりの冷たく、強い風がビュンビュン吹いてます。

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シケると港内に入ってくる波や風から船を守るため、岸壁から船を離して四方からロープで固定します。

このことを「ハリをとる」といいます。ハリをとれば明日の休みが確定します。漁師たちは心踊りながらハリをとります。パチンコやスナックへ行ってらっしゃい。散財してらっしゃい。

                    ~シケの日に思うことシリーズ~

                  夏の台風のときの船の避難先の話

学生のとき、夏と春に沖縄・西表島のダイビングショップへ長期丁稚奉公に行き、ダイビング技術の習得に勤しんでいたときの話です。

西表島という響きに胸が騒いだものでした。なんかこう珊瑚、亜熱帯、ジャングル、といった原始的なものがむき出しであるような感じです。

新宿の居酒屋で慣れない酒を飲み、気持悪くなると喉の奥に指を入れ嘔吐し、また、なにくわぬ顔をして飲み続ける・・・といった生活を繰り返しているうちに、沖縄へ行こう、それも遠い遠い離島へ、無垢で清浄な島へ行こうと思いつめていました。

西表島まではとにかく遠いのです。羽田→那覇→石垣空港・石垣港から高速船で40分で到着です。
当時は一日がかりの移動でした。いや、最後の船が間に合わなかったから2日かかりだったかな・・・

西表島には一周道路がなく、北側半分だけ舗装道路があり、あとの南側の半周は未開地です。マングローブが河口付近に生い茂り、潟のような湿地のような砂地が広大に続きます。ジャングルからは細い滝が遠くに見え、何百もの鳥達の鳴き声が咆哮し、、シダ系の湿った葉が太陽の光を遮っています。

夏のベストシーズンは台風が最も良く通るシーズンでもあります。台風が接近すると、船は満潮のときに港を出てマングローブが生い茂る川へ上がって行きます。

枝分かれした細い川まで移動して、木にしっかり固定して係留するのですが、最後は人力で船を引っ張りながらの作業となります。

            「おい、良平! 寝てるのか? ちゃんと引っ張れよ!」

                「水底がぬかるんでなかなか力が入りません・・・」

やっとこさ、船を固定したあとは、川を歩いて帰ります。砂地には無数のカニ、川にはチヌがキラキラと泳ぎ、鳥とも猿ともつかないような鳴き声がジャングルの奥から聞こえます。長い昼が終わりに近づき、オレンジ色の太陽が静かに沈んでいきます。

      台風前のナギで風が止まるように時間までもが止まっているような感じでした。

オーナーと二人、車にたどり着きショップへ帰る途中のこと、窓からボンヤリ景色を見ていると、運転席がバタバタと変な音がします。

運転席のオーナーの方を見ると、なんと黒いビニール袋に顔を覆われもがいているではありませんか!
水濡れ防止のために敷いてあったでかいビニール袋です。


  私          「ギャハハハハハ!何してるんですか!?」

 オーナー       「良平!早く助けろ、前がみえんやろ」

  急いでビニール袋を顔からむしり取ると、照れ笑いを満面に浮かべて、

  オーナー      「良平・・、すぐに助けんと笑っとったやろ? アハハハハ!」

  私          「ハァ、ハァ、腹イテェ、 オーナー、それは新しいギャグですか?」

大阪の近大潜水部出身のオーナーの関西弁がとても面白く、最後にオチがついてくる話法はダイビング以上に勉強(?)になりました。


夕暮れの中、海辺のワインディング・ロードを大笑いしながら飛ばして帰ったものでした。楽しかったな~

そして、もう帰らない夏の日です。


           

2008年12月22日

今日の発送

今日は何を発送するのでしょうか? ちょっと覗いてみましょう。

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白子入りのタラです。この寒い時期は鍋にしたいですね。でもこのままでは送りません。キッチリ捌きます。

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良かった! たくさん白子が入ってます。丁寧に白子を取り出します。

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三枚におろします。白身の肉は鍋に入れてもいいし、フライやソテーにしても旨そうです。

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アラと白子も入れて発送します。着いてすぐに料理できるのが楽でいいですよね。

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金沢産の7キロの天然ブリです。これも捌いて送ります。

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やや赤みかかった肉です。あまり脂は乗ってないかも・・・。刺身や照り焼きでどうぞ。

ブリシャブ? 旨いのかな? したことないからわかりません。

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ブリ大根用にアラも一緒に入れておきます。

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クリスマスには赤色がかかせません。甘エビをキレイにデコレーションしてください。テーブルが華やぎます。

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ちょっと小さめ、でもしっかりとタグがついているズワイです。10杯どうぞ。塩茹でしてあります。

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干物バイキングです。 さぁ、母ちゃん、どうする? 何買う?時間ないし早く決めてや・・・

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これなんてどう? ちょっと大きめのマダイの一夜干し、これはいいよ、最高の仕上がりだ。


クリスマスの頃にはシケも終わるでしょう。年末年始着の12月最後の発送もなんとかなりそうです。

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ちょっと息抜きに泉の浜の様子を見に行きましょう。


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いい波が時々来てます。私はサーファーじゃないですが、冬場のキレイな波を毎日見ているとなんだか身体がムズムズしてきます。

          ロングボードでもやってみようかな? 来年の目標にします。

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このシラコとマコを見て唾がわかない人は、人生も芸術も語れない。

2008年12月20日

早朝の木場潟ジョギング

暁闇の頃、まだ暗いうちに家を出て木場潟へ向かいます。最近、走るのが生活の一部となり、走らない日はなにやら消化不良なような、居心地の悪い気分がします。


        この生理現象は着実にアスリートに近づいている証拠ですね(?)

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霜が降りてます。今朝は晴天で放射冷却の影響のため、気温が低かったです。身を切るような冷たい空気、帽子と手袋は必需品です。

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白山の左側からのご来光です。ウォーミングアップを充分にして、走りましょう!

  「体幹をバネのように使い、わずかに前傾して着地時の反作用を利用して前に進む・・・・」

参考書通りのイメージトレーニングをしながらのラン、ダメだ、全然理解できない・・・

最近、お客さんからも、痩せたね、締まったね、と嬉しい声を聞くようになりました。対面商売なら絶対見た目が大事です。これからもトレーニングを継続するということは、仕事を続ける上での必須項目だと思います。

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夜はシネモンドでトウキョウソナタを観る。キョンキョンがあんないい女優だとは知らなかったです。ステキな年のとり方です。

アホなハリウッド映画につくづく嫌気がさしていましたが、トウキョウソナタを観て日本映画の面白さに気づかされました。

胸の奥のほうに暖かくて、明るいヒカリが灯りました。次作もとても楽しみです。

2008年12月18日

シケてきました

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今日の泉の浜の様子です。シケてきました。今日はセリがありましたが、明日はダメです。あ~、胃が痛いです。

来週はどうなんだろう? 週間天気予報を見ると雪マークがあったのが気になります。あと、一週間、頼むからもう少しがんばってくれ。

           愚痴はここまで。海のリズムで暮らしているのでしょうがない。

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「シケの日に思うことシリーズ」を書こうと思いましたが、なんだか気が重くなってきました。おやすみなさい。       

2008年12月16日

愛しの泉の浜

道を挟んで自宅の前の丘の下に広がる泉の浜、今日はどんな表情をしているのだろうか?

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沖から弱い北風が吹いてます。春のような海の色です。太陽さえ出ていればここは楽園のようです。

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まるで崖のような階段を降りると砂浜です。


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優しい波音です。目を閉じて、深呼吸してみてください。

                     どうですか、 少しは気分が楽になった?

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クールにスウィングして優しく揺れる波、見ているだけで落着きます。

世の中、不景気、不景気とパニック気味に、そして煽るように騒いでますが、みんな都会ばかりにいないで地方に戻って農業や漁業をすればいいのに。

フランスのように日本も農業国になったら変なもの食べずにすむのにね。

センスのいい脱サラ組が都会から自然に魅せられて田舎に流れきてくれたら、地方は元気がでてきます。農業をやりながら料理の美味しいシャンブル・ドット(民宿)なんてやってくれたら嬉しいな!

    「ようこそ、今日は海の風が吹くから、テラスでの食事のほうが気持ちいいでしょ」

なんて声かけられたら嬉しいな。

「今夜は旬のアスパラのサラダにウズラのロースト、グリーンピースとミニアーティチョークのソテーよ。ボナペティ(召し上がれ)!」

             いいよね、こんなの・・・あっ、また妄想している・・・

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夢から醒めて、さぁ、発送、発送!

2008年12月14日

捌いたカニはいかがでしょうか?

立派な姿のズワイガニは見栄えがして大切な人への贈答にはピッタリですが、食べやすいように捌いたズワイの贈答も人気があります。

捌いた状態で遠くへ送るのは無理ですが、近場の方のお家にもっていくならこの方が喜ばれます。

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ズワイ2杯分です。4~6人前はあります。

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ズワイ2杯、コウバコ3杯分です。こちらは知り合いの新婚カップルが二人だけで食べるそうです。ちょっと多くない?

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カニだけではなくこちらの刺し盛りも二人だけで食べるみたいです。甘エビ、ホウボウ、フクラギ、タラの昆布締めが入ってます。

若いっていいですね。20代前半ならいくら食べてもデブにならないもんね!

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若い二人にリースのプレゼント。ここ最近の嫁さんのマイブームのリースです。

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シールを貼って出来上がり。この戸井鮮魚のハンコとシールは今年の沢村賞クラスのガンバリでした。
チャカ・フークさん感謝、感謝です。

あと、半月で今年も終わりです。1月になったらいっぱいシケていいから、12月中はナギが続きますように・・・

2008年12月12日

お歳暮シーズンです

アラスカ・キーナイ川のキングサーモンの遡上がファーストランとセカンドランの2回あるのと同じように、カニの贈答のピークも大きく分けて2つあります。


ファーストランはズワイガニ解禁後の一週間、初物ということで注文が殺到します。

セカンドランは12月の前半のお歳暮の時期です。

この二つのビッグウェーブにうまく乗らないと面白くありません。只今、セカンドラン真っ最中です。ズワイ、香箱、甘エビ、昆布締め、干物、鮮魚などなど、モリモリ発送してます。

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白子入りのタラがボチボチ揚がり始めてます。ちょっと高いですがセレブはそんなことお構いなしです。
そんなセレブ、大好きです。


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お目当ての白子です。甘くてとろけそうな高級食材です。プロレタリア階級の私は決して食べることができません。

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白身の肉は昆布締めにします。

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金沢港産の甘エビです。カニの漁期中は橋立産の甘エビはありません。漁師にしてみれば、エビを引くよりカニを引いた方が金になりますからね。カニ禁漁の3/20を過ぎたらまた甘エビを引きにいきます。

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一夜干しはアジ、カマス、マダイ、赤カレイ、ウマヅラハギ、ホウボウなど毎日作ってます。いいかげん飽きてきます。

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干物小屋フル稼働です。

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香箱カニの水揚げが少ない日が続きます。当然、高値がつきます。大きい香箱をこれだけ揃えるのにとても苦労します。

             役者が揃ったのでそろそろパック詰めしていきましょう。

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チラシとカニの捌き方のシオリを用意して・・・

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テキパキと詰めていきます。

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シオリを入れて蓋をして一丁あがりです。


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ズワイと香箱と甘エビの最強セットです。こんなお歳暮、誰か私にくれないかな?

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タラと甘エビのセット、お年寄り二人暮らしのお宅にはぴったりな量です。旨いものを少しだけ食べる、いいんじゃないですか、好きです、その発想。

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一夜干しはこの時期、とても人気があります。塩分控えめな一夜干しは日持ちしません。より旨く食べるためのひと手間、日持ちのことは考えてません。

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バラエティに富んだ内容です。スズキの昆布締め、ホウボウとカマスの一夜干し、香箱蟹、甘エビが入ってます。晩御飯が楽しみな、もらって嬉しい贈答品です。親孝行してますねぇ。

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いろいろな想いが詰ったお歳暮です。戸井鮮魚が責任をもってお届けします。

2008年12月 9日

男の仕事が続きます

バタバタと忙しい日が続きます。あまりに慌しいと家族の間にもギスギスとした空気が流れます。こういう時は家長である私の出番です。

               「今日の晩飯は父ちゃんがフレンチを作る!」


美味しいものを食べればみんな笑顔になるはずです。冷蔵庫を開けて余っている食材を取り出し、バットに並べてメニューを考えます。


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甘エビの殻と頭を使ってパスタソースを作ります。鍋にオリーブオイルをたらしてニンニクとタマネギと甘エビを炒めます。

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エビの旨みを引き出したら白ワインを入れてアルコール分を飛ばし、トマトホールを入れて煮込みます。

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ムーランで漉したいところですが、面倒臭いのでミキサーで粉砕します。

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塩で味を調整して生クリームを少々入れて完成。パスタは最後に茹でるのでガスレンジの隅っこに置いておきます。

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付け合せにジャガイモのピュレなんていかが?ナツメグを入れるとパリっぽい(?)風味がします。

ちなみにフランスへ旅行したことはありませんし、当分の間は無理だろうな・・・

東京在住のフランスの知人はジャガイモ料理が大好きです。フランス人はみんな好きなのかな?

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次はマダイと甘エビのマリネを作ります。マダイには塩・胡椒をパラパラと振っておきます。

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ポールの中に飾り野菜とエビを入れて、塩・胡椒、レモン、ビネガー、オリーブオイルを順に入れて混ぜます。私としては塩、ビネガーの効いたパンチのある酸味が好みです。オリーブオイルの香りは実のところ苦手なのです。

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マダイの上に盛り付けて出来上がり。岩塩とエビの甘さが酸味の隙間から滲みでてます。いい感じだ。

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パイレッシュにエビを乗せて無造作に塩・胡椒・オリーブオイルを回しかけしてオーブンに投入。

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甘エビのオーブン焼き完成、チョー簡単な一品です。甲殻類特有のコウバシイ香りが広がります。

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マダイをポワレします。皮目をパリッとさせ焼きすぎないように火入れします。ナイフを入れたときに透明な肉汁がでるくらいの焼き加減です。これが難しい。

              「スープは経験を要し、火入れは天才を要す」 らしいです。

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家飯はワンプレートディッシュが原則です。なんの躊躇も迷いもなく豪快に盛り付けます。

みんな、一瞬ひるんでましたが、大丈夫。手間をかけて作った料理は美味しいに決まってます。

私個人としましては、大好きなフランス料理でも小さいポーションに色とりどりのソースを回しかけしてあるお上品な盛り付けは苦手です。

引き算の料理なのか、ガロニ(付け合せ)のない、または少ない一皿も苦手です。


田舎くさい盛り付けでボリュームがあるほうがいいな、例えば・・・         

          牛肉の赤ワイン煮込みの横にはたっぷりのジャガイモのフリット、

                骨付きハムの横にはたっぷりのラタトゥイユ、

          豚バラ肉の煮込みにはたっぷりのリンゴとパイナップルのグラッセ、

皿の隙間がないくらいの盛り付けが私好みです。お皿の底に残ったソースとガロニの一体感がさらなる美味しさを引き出す気がします。

2008年12月 7日

戸井鮮魚は料理屋ではありません

ちょっと立ち寄った橋立の郵便局で、受付のお姉さんに、

   「戸井鮮魚ってどこにありますか? ってよく聞かれるんだけど料理屋とかやってるの?」

と質問されました。お答えします。レストランのようなことはやっていませんし、魚屋としての店も構えてません。

あくまでも゛旅する魚屋゛です。セリ落とした魚を調理したり、惣菜にしたりしてお得意様のお宅を売りにまわる業務スタイルです。

でも、たまにですがセリのない週末などは料理屋の真似事をするときがあります。昨日は16名のお客様ご来店、トイジジと娘が通っている絵画教室の先生、生徒ご一行様です。腕がなります。

ビル・エヴァンスの美しいピアノの旋律を聴きながら、イメージを膨らませ料理を作ります。

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コウバコと甘エビと真鯛の三点盛り、お皿はアンティーク、大正時代の古伊万里です。こんな高価な皿を使うのは山中温泉の「かよう亭」か戸井鮮魚くらいです(?)

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目で楽しみ、味で楽しむ。大事なことです。九谷焼の濃い緑もいいですが、伊万里の暖色が北陸特有の鉛色の空と対比して、見ているだけで気持ちまで暖かくしてくれます。

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同時進行でオードブルの注文もこなします。いつもはプラスチックの銀皿を使いますが、今日は年下のかわいい旦那様の誕生日とのこと、プラスチックじゃかわいそうです。長いオーバル皿に盛り付けます。


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こちらは戸井鮮魚からのプレゼントです。いつもありがとう!お二人を尊敬しております。

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スズキと甘エビのホイル焼きです。ニンニクバター醤油とお酒を少々入れて包みます。頃合をみてオーブンに投入。

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お次は軽く干した赤カレイを揚げて、ピリ辛の甘酸っぱいネギソースをかけた一品。中華っぽい味付けです。

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デザートは洋ナシのコンポートです。甘さ控えめで軽めの味付けですので、別腹で胃袋に吸い込まれていきます。

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外は相変わらずの荒れ模様でしたが、暖かい部屋の中は湧き立つような笑い声に溢れてました。良かった、良かった・・・


橋立において、ここまでやる料理屋は戸井鮮魚をおいて他はありません。お客様大満足です。儲かっている、いないは別として・・・

          でも料理屋の真似事は当分いいかな・・・ ちょっと休憩します。

2008年12月 4日

旅する魚屋

今日はどんな魚と一緒に旅してるのでしょうか?ちょっと覗いてみましょう。

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仕込みは前の日から始まっています。ズワイとコウバコ、年末に向けて値がだんだんと上がってきました。

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お歳暮シーズンになりました。あと一ヶ月のラストスパートです。

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金沢産の天然ブリです。脂があまり乗っておらず、養殖ブリより安かったです。

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切り身にして売ります。あっという間に売り切れました。

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メギスは生売りのほかに干物にしたり、開いて惣菜用として使います。

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たくさん開きました。フライにするとあっさりした味で、骨もないのでお子様でもバリバリ食べれます。

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鮮度のいいイシモチは刺身するととても美味しいです。

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鯛のような色合いをしてます。水分が多い魚なので痛みやすいのが難所ですが、干物にしても塩焼きにしてもなんでもいけます。

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つぎの刺身はサコ鯛です。 真鯛と比べておでこのあたりが盛り上がってます。大きくなってもせいぜい30㎝くらいで成長が止まります。

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真鯛より安く、庶民の味方です。もちろん旨いです。

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塩焼き用としてホウボウと真鯛を用意しました。両方ともキレイに下処理してあります。

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コウバコと捌いたコウバコは相変わらずの人気です。

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夏場だけの焼きサバでしたが、人気があるのでずるずると続けています。

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赤カレイの一夜干しを山ほど持っていきます。

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嫁さも惣菜作りがんばってます。

                  たくさん車に詰めて旅に行ってきます。

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旅が終わるとその足で買出し。

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銀行で振込み確認といろいろな支払い・・・

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家に着くと、売れ残りの魚を塩につけて干物にして今日の仕事終わり。さぁ、ジムに行ってこようっと!

2008年12月 2日

カニの時期の脇役たち

12月に入るとカニ一辺倒だった底引き船は、少しづつですがカニ以外の魚も獲りだしてきます。

           どんな魚が獲れているかセリ場を覗いてみましょう。


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エイ、別名カスベ。たまにフレンチの食材で見かけますが買う気なし。

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小さいサメ、私が船に乗っていた時はこんなゴミみたいなサメは海に逃がしてました。ハンペンの材料にでも使うのかな?もちろん買う気なし。

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上がオニエビ、下がシマエビ。あまり見かけませんが両方とも美味しいです。

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オコゼ、背びれに毒あり。死んでいても油断禁物。姿格好に似合わず美味しい高級魚として人気があります。

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ホウボウとイシダイ。両方とも身が締まっています。

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今日は小さい真鯛が大漁でした。

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アンコウです。年末にかけて高値がつきます。ゼラチン質いっぱいの身は鍋にすると最高!体が温まります。

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ミズダコです。こちらも年末にかけての人気商品となり高値がつきます。

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大きなタラです。白子とマコ、早く食べたいな~

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イシモチです。干物にしてみようっと。

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赤カレイの干物は人気があります。いっぱい作らないといけません。

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アカラをくわえた2.6㌔のクロノドグロ、ちょっと手がでない高級魚。

船の若い衆は船上での作業が増えて大変ですけど、セリはいろんな魚がいた方が面白いですね。

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山から取ってきたサンキライ。

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嫁さんはこの時期になるとリース作りに夢中になります。

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