潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2010年3月31日

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

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霞んだ白山と木場潟と青葉、暖かな陽ざし、穏やかな微風、やっと春が来たようです。

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泉の浜の磯の中は海藻が生い茂っていました。2週間後にはワカメ漁解禁、水温は驚くほど冷たい。

5ミリのウェットスーツ+フードベストで潜るんだけど大丈夫か?  寒すぎて気絶しないか心配です。

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春が来たならカツオでしょう。暖かい海水に生息するカツオは日本近海において冬から春にかけて北上します。いわゆる春の「のぼりがつお」と呼ばれています。

「まな板に 小判一枚 初がつお」

と江戸時代に詠まれたように初がつお、すなわち゛のぼりがつお゛は希少で高価で、江戸のグルマン達にとっては、女房を質に入れてでも食べたいくらいの垂涎の的だったのですね。

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柵どりして、金串を打ち、

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軽く塩して、皮に焦げ目がつくくらい焼きます。

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身のほうはあぶる程度に焼き、表面が白くなったら、

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氷水につけて身を締める。水気を拭き取ったら゛カツオのたたき゛出来上がり。

薬味は好みで。私的には新玉葱とニンニクのスライスをのせて、ポン酢をどばっとかけて食べたい。

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昨日の夕焼けは壮大でした。ここに住んでることに感謝したくなります。

2010年3月29日

たぶん最後の雪

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今日の泉の浜の様子です。冬型の気圧配置で北風が強くシケ模様です。

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パラパラとアラレや雪がまじる、真冬のような寒さです。でも、週刊天気予報から判断すると、今シーズンの最後の雪のような感じです。なごり雪は今日も、どこかで、別れを見送っているのでしょうか。

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雪かと思えば、あっという間に晴天が広がり、また、あっという間に雲天が覆う冬の北陸の空。どうにも気が滅入る。

ただ、この冬空も今日で終わりです。きっと、たぶん、いや、どうだか・・・

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生誕の地である小松市今江町の初老パレードの準備は完了しました。同級生の前厄のオッチャン達と盛大で大掛かりで金のかかったお祭りごっこの始まりです。外は寒いが心はポコペンしてるときみたいにハイテンション状態です。4月の前半は仕事にならないくらいお祭り行事が詰まってます。

私はそれプラス4月半ばのハーフマラソンに向けてのトレーニングがあります。前厄なんだから無理しないようにしないと・・・、なんて弱気なこと考えてるうちはダメだ。無理して頑張ろうっと。

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今日の北國新聞にニコニコした今江っ子のオッチャン達が載ってました。なんか楽しそうやね~

2010年3月27日

短い晴れ間

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今朝の泉の浜の様子。風・波とも穏やかで爽やかな一日の始まりです。

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知らないあいだに庭の山桜が咲き始めてました。朝日を浴びて気持ち良さそうです。桜は人の心を狂わせ、春は人を意味もなく前向きにさせ、その花弁は涙するように急ぎ足で散っていきます。

満開の桜の木の下で花見弁当を食べるより、どこにでもあるような居酒屋で生グレープフルーツサワーを飲んでる方がよっぽど楽しい私は、桜に対してかなり後ろ向きか・・・

午後からは、いつもお馴染みの、暗雲に覆われた北陸の低い空となりました。

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こんな寒い夜は大吟醸でも飲まないとやってられない。

2010年3月25日

市場の様子

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3/20をもってズワイガニが禁漁となり、魚ばかり並ぶようになった市場の様子です。

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4月に入ったら定置網漁が始まる予定です。アジ、サワラ、フクラギなどの青物が恋しい。底引き漁の赤カレイやハタハタはもう飽きました。

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底引き船3隻での甘エビ漁は天気が安定してから始めるみたいです。甘エビの漁場は遠い(片道約2,5時間)ので、こんなシケばかりの海では商売にならないようです。

昨日、船頭と話してましたが、今年のシケは長引くしシツコイし腹が立つ、とのこと。同感です。

 

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テイ貝を捌いてみましょう。

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殻を割って身を開きます。赤線で囲ってある白い脂肪のような唾液腺を取り除きます。生、加熱にかかわらず、この部分を食べるとテトラミンによる食中毒症状をおこします。酔ったような感じになるみたいです。

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内臓を取り除き、塩もみしてヌメリを落としてパック詰め。ここまで手をかけると売れます。

2010年3月23日

過ぎし日々の旅人

 

ご縁があったのでしょうか、発達した低気圧と荒廃した未来都市のスモッグを思わせる黄砂が吹き荒れる中、間違いなく欠航と思っていた飛行機が通常通り運行(でもJALは欠航)。

一年ぶりの東京、風は強いものの空は抜けるように青い。秋から冬にかけて鉛色の雲天に覆われる北陸とは対照的なのほどのターコイズブルー、この差はズルイね。

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上京の目的の一つは大学の潜水部の同期の披露宴出席です。同期と先輩方の間はもはや上下関係の緊張感はなく、ただただ、親密な空気が流れてます。久しぶりに敬語を使ってのお話は新鮮です。

思うに石川県の南加賀でいうなら、ここは無敬語地帯であり、目上の方に対しては丁寧なタメ口(?)を使うことを常としています。敬語は地域によっては必要なく、また物凄く必要なものでもあります。

春から上京するアナタへアドバイス、゛東京は敬語が必要だ゛

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ここ、竹芝桟橋から大島、三宅、八丈、小笠原へ出発。肩にはダイビング機材、腰にはウエイトベルト、両手はタンクのバルブを握り、東海汽船のタラップを駆け足で昇ったものでした。

船内に荷物を置いたら、デッキに並び全員で加山雄三の゛光進丸゛を熱唱。

゛Sail On!  光進丸よ 俺を銀色の海へ誘え!・・・・゛

歌い終わり、船が岸壁を離れたら先輩方からご説教。

「なんだ、あの機材の置き方は! 整理整頓できない奴は潜らせねぇぞ、わかったか、一年!」

「はい!」

「だから言ったろ、その返事がすでに元気がねぇーんだよ、もう一回返事!」

「はい!!!」

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ハタから見ればちょっと(?)異常な集団だった体育会系潜水部。三宅島では鳥類学者のジャック・モイヤーさんから゛クレイジー゛と嘲笑され、八丈島では早朝の神聖なる儀式、海に向かっての校歌斉唱でうるさいと漁師から石を投げられたり(!)、葉山では、海に入る前の恒例である、海岸線に一列に並び手に握ってある塩と米を海に投げて手を合わせて一礼してから入水する儀式に、カップル達が唖然としたり、子供の手をひいて遠くに避難する家族連れ・・・

飯盛り、チュウチュウ(?)、学連合宿でのモウリのバン横転、ナベの失神飛び込み、イガヤババァ・・・アレは? コレは? なぜ黙ってる? 書け書けと私に迫ってきます。

まだまだ、くだらなくて、悲しくて、切なくて、どうしようもない出来事がたくさんありますが、今日のところはこの辺で終わり。

ユラユラうごめく夏の陽炎のような、春の日の夢の中のような、遠い日々の、懐かしい思い出です。

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戻れるものなら戻りたい

東京へ遊びに行くとついついセンチになってしまう私、まるで過ぎた日々を巡る旅人のようです。気持ちが後ろ向きか。でも後ろ向きっていけないことなのでしょうか? 前向きばかりの話しか しない人、私は苦手だけどな~

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テキーラをグイっとひと飲み、そしてオレンジにかぶりつく。いろいろあるけどワイルドにいこうぜ!

   

2010年3月21日

セレブ系鮮魚贈答

大事な方への鮮魚の贈答です。ズワイガニとエビと気がきいた白身魚をチョイスしてほしいとのこと。

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その日のセリに最高級魚のノドグロがいなかったので、大きいホウボウでよろしいでしょうか?

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解禁最終日の特大ズワイガニ。価格は年末の約半値です。

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甘エビより高値で、甘くて、プリプリして、食べ応えのあるシロトラエビ。

このセレブ系三段構えで発送いたします。ありがとうございました。

 

早朝の泉の浜の様子。今日は全国的に大荒れの空模様になるみたいです。今から朝一の飛行機で東京へ行くつもりなんだけど、どうなんだろう、たぶん飛ばないだろうな・・・披露宴、二次会、深夜の怪しいサルサのパーティー・・・行きたいけど無理かな・・

2010年3月19日

仕出し料理の考え方

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旅する魚屋と仕出し料理、どちらも戸井鮮魚の根幹をなす大事な仕事。仕込みする魚は山積してます。

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今日はその仕出し料理についての私の料理観念を少々お話いたします。

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先日、パーティ料理の仕出しをした際、主催された奥様から、

「とっても美味しかったわ。ところで戸井さんはどこでお料理を勉強されたの?」

とご質問を受けました。

そういえば、いつからこんなに料理が好きになったのだろうか?

そしてどこで料理を勉強したのだろうか?

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記憶を辿ると、大学時代の相模湾クルージングアルバイトしてたころ、船長がよく作ってくれた中華料理の清蒸の旨さが強烈でした。

清蒸とは白身魚一匹そのままの姿で紹興酒とかで蒸す料理です。港の岸壁に船を係留してキャビンの中でこれをつっつく。酒はラムをコーラで割ったクバリプレ、キューパの自由、をガブ飲み。短パンにポロシャツのエリを立ててヨットマン気取り、ワイルドでいい時代だったな~ 

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本だと開高健の「オーパ」のなかに出てくる谷口教授の野外料理に心をときめかせ、その宝石のような高橋昇の写真に心奪われ、旨いという説明を゛筆舌を尽くす゛という表現を使うのは小説家として敗北である、と言い放つ開高健に心底惚れたものでした。

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それと上京した際には必ず今流行りのフレンチやイタリアンを食べ歩きます。パクれる技術があるなら貪欲にパクります。今週末はどこに行こうかな?

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ただ、無理して難しい料理技術を真似ても失敗するだけ。鮮度抜群の橋立の魚介を使うわけですから、料理法は単純であればあるほどいいのです。

料理に東京のスタイリッシュな洗練さはいりません。欲しいのは抜群の鮮度と、高揚するイベント感と、どこか懐かしさを感じる、以前そこに属してたかのような安心感なのです。その昔、家族が祝ってくれた誕生会のような、疑いのない愛情がなにより必要なのです。

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男同士の飲み会ならデザートは必要ありませんが、女性にとってのそれは、メインデッィシュと同等の意味を持つくらい重要な一皿です。

肉料理を食べている最中なのに女性から、

「次はどんなデサ゜ートが出るのかしら?」

なんて先に言われたら終電の時間を先に言われてデートしてるみたいでイヤだな・・

2010年3月17日

カニ漁、あとわずか

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今朝の泉の浜の様子。天気はいいが、波の高い状態が続きます。

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今週末でズワイガニの漁期が終わります。連休明けから甘エビ漁の始まりです。そろそろ定置網漁もスタート。サワラ、アジ、フクラギなどの青物の水揚げが待ち遠しい。

春から夏は橋立の海が最も輝く季節です。ワカメ、岩ガキ、アジのたたき、甘エビ、ワタリガニのパスタ、スズキのカルパッチョ、クロソイのアクアパッツァ、ハタの清蒸・・・・素晴らしき美食の世界へようこそ。冷たい大吟醸で乾杯したいものですね。

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赤カレイ約300枚、ハタハタ約500匹、メギス約250匹、の干物作りがなんとか完了。そしてパック詰め。

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広島へGO!!

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暖かい春になれば室内のジムを飛び出して、野外でトレーニングしたいものです。ラン、スイム、バイク(消費税納付で買う金がなくなったので少し待機)、登山、どれも単独でできるものばかり。植村直巳の影響を強く受けている孤高の私です。

ターザンの水泳ドリル、これを読んで、見て、泳げるようになる人は天才です。泳げない方は水泳教室に通うことをオススメします。

2010年3月15日

一夜干しの仕込み

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昨日の朝の泉の浜の様子。横に長い、キレイな波がコンスタントに来ています。

サーファーが一人、独占状態。こんなの見てると波乗り、やりたくなってきます。

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そしてきょうの泉の浜の様子。嵐の前の静けさです。昼からシケです。

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一夜干し作りにとって強い北風は大歓迎です。

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強風のおかげでどんどん仕上がってきます。自然の力に感謝!

 

2010年3月13日

冷たい雨

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朝から冷たい雨が降る、馴染み深い、北陸の暗い空が広がっています。

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3月は別れの季節、卒業シーズンです。節目の季節は戸井鮮魚にとって稼ぎ時です。仕事をもらえることは大変ありがたいこと。お弁当作りからタンクを担いだ潜水作業まで、どんな仕事でも、それ得意分野です、と言いようにしています。得意じゃなくても・・・

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仕事を受けてからいろんな文献、刺身専門書、フレンチ・イタリアン教本、アイザック・ウォルトンの「釣魚大全」などを読み漁り、勉強、勉強。その一皿、パクッた!

新しいことに挑戦している、この時間がとても楽しいです。

このお皿はお客様から預かったもの。このお皿にカルパッチョや香草焼きなどを盛りつけてほしい、とのこと。返事は一言、「はい、喜んで!」

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週末は大量の一夜干し作りが待ってます。初練習となる加賀トライアスロンクラブ20㌔走は残念ながらお休みします。

3月は消費税納付、東京で友人の結婚式、初老行事(町中大パレード!)と、なにかと出費の多い月です。無事に今月を乗り越えられるよう仕事を頑張らねば!!

 

2010年3月11日

夕方のサーフトリップ

 

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久々の晴天、海は明日の昼までナギが続きそう。

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泉の浜にはほどよいウネリが入ってます。

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サーファーがチラホラ、夕日を浴びながら波待ちをしています。なんて贅沢な時間なんでしょうか。

2010年3月10日

販売サイト、メールの送受信を再開いたします。

日曜日の朝、突然パソコンが故障しました。起動画面のままフリーズ状態、サービスセンターに電話したところ、

「ハードがやられているからダメっぽいですね。修理に出してもいいけど3週間くらいかかるし、中身は空っぽになるし、費用は4~5万くらいみといたほうがいいですよ。」 とのこと。

焦る気持ちを抑えて、パソコン関係の仕事をしている友人に相談したところ、

「パソコンの寿命なんてせいぜい4,5年だ、消耗品として扱ったほうがいいよ。」 とのこと。

動揺する私、冷静になるため冷たい水を一杯飲み、ベッドに横たわり熟考。そして決断。

「新品、買おう。ついでにプリンターも新しくしよう。」

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修理を渋ったのとはうって変わって、新品の手配は驚くほど手際がよかった業者さん。とりあえず、ありがとう。

そして販売サイト、メールの送受信、ブログの更新を再開いたします。ご迷惑おかけしました。今後とも私の軽口にお付き合いしていただけたら幸いです。

フランスの諺で ゛酒と女は古いほうがいい゛とありますが、パソコンに関していうなら、絶対新しいほうがいいみたいです。

新しいパソコンを手に入れ、急に元気になった私。そんな浮かれ調子の私にトイママの心ない一言、

「さっきまで失恋した高校生みたいに憂鬱な顔して爪噛んでたのにね、今はまるで新しい恋人ができたみたいにハシャいじゃって、ホント、バカみたい。」

女はわかってないね。男は失恋のタ゜メージに驚くほど免疫力がないということを。

 

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今日の泉の浜の様子。今年のシケはホントにシツコイ。

 

 

2010年3月 8日

戸井鮮魚ブログをご覧の皆様へ

いつもブログをご覧になっていただき誠にありがとうございます。
さて、私事で申し訳ないのですが、パソコン機器のメンテナンスにつき
数日の間、販売サイト・メールの送受信・ブログの更新をお休みさせていただきます。
再開につきましてはブログでお知らせいたします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
戸井鮮魚 戸井良平

2010年3月 6日

週末はシケ

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今日の泉の浜の様子。北風、浜用語でいうと゛あいの風゛が強くシケ模様です。気温も下がり冬に逆戻りですが、三寒四温、ゆっくりと、そして確実に春が近づいてます。

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春の到来はスキーシーズンの終わりを意味します。かなり上手く滑れるようになった娘。前傾姿勢を維持して、板を揃えて、トップが横を向かないように、ビビらず滑ること。

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ゲレンデの雪もあとわずか。今年のドカ雪に感謝! いいシーズンでした。

一つを失えば、一つを得ることができる。

4月からはトライアスロンの挑戦が始まります。今年の目標は9月の小松鉄人レースを完走すること。

安易な達成感はいらない。楽してズルはしたくない。余計なものはいらない。長寿のためのトレーニングなんてしない。あーだ、こーだ、言う前に動きたい。命令したくないし、されたくもない。人のことを使える、使えない、とかで判断したくない。わかりもしないのに、わかったような顔をしたくない。品格の意味を知らないのに品格を求めたくない。友愛を叫び税金を払わない大人になりたくない。

glory through suffering 苦痛から得る栄光

辛いのを分かっていながら自ら苦しみの世界に入り、弱い自分を戒めたい。ただそれだけ。

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それと4月中旬からワカメ漁の始まり。水中カメラと海楽丸の15馬力4サイクルエンジンはオーバーフォール済。

その倦怠で曇ったアナタの目を覚醒するような、活きのいい橋立の海中風景をお見せしたいものです。

2010年3月 4日

仕込みいろいろ

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銀色に輝くイシモチです。鮮度が落ちやすく、なかなかスーパーとかに出回らない魚の一つです。

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キレイな白身です。刺身でどうぞ。

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墨だらけのコウイカ。だれかキレイにしてくれ。

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ちょっと墨がのこっているけど、このくらいで勘弁してほしい。身が厚くて甘い刺身、太めに切って食べてね。

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小さめのクルマダイ。山ほど捌きます。

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皮をひいてパン粉付けにします。最近のマイブーム、よく売れます。

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春先に底引き漁でよく揚がるスズキ。

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夏が旬のスズキ、今の時期は脂がのってなく、刺身じゃ全然ダメ。

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ポアレ用に切り身にしてみました。なぁ、母ちゃん、今日の晩飯は゛スズキのポアレ シャンパンソース゛なんてどう? 父ちゃん、チビッコ、きっと喜ぶよ。

ポアレのポイントは皮目をパリッと焼くこと、そして全体的に焼きすぎないこと。

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10㌔オーバーの、でかすぎるタラ。

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水っぽい白身は昆布締めにします。

皆々様のご家庭の食卓が笑いで包まれることを願っております。 

2010年3月 2日

大人の愉しみ

シケでセリがお休みになると、ひとりジムで筋トレして汗を流す孤高の私なんですが、今日はちょっと飲みたい気分なんです。

冷蔵庫を開けてあり合わせの刺し盛りをつくります。

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ここは海の側の、sea breezeを感じる、大人の隠れ家。

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大人二人だけの甘くて、静かで、柔らかい時間。美味しい肴と酒、それと上質な会話。美味しいものを少しだけいただく。

「会えたわ、とうとう」

「会えたね」

「何年ぶりかしら」

「十年だね」

・・・

「そうね」

「かれこれ十年だよ」

「そうね」

「たくさんの水が流れたのさ」

ふいに女が高い声で笑い

「橋の下をね」

といった。

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福井の大野のトンチャン、モツ煮込みは寒い夜には最高のご馳走です。とろとろに煮込んであってムッチリと柔らかいがどこかに弾力も残してあるので、歯ごたえを楽しむことができます。

キャベツに濃厚なスープがしみこんでいて、それは熟して果汁でハチきれそうになっています。

「刺身もモツもどうしようもなく完璧だわ。眠くなりそう。くたびれちゃうのね。ご馳走食べるとマヒしちゃうんだわ。あなたのいうとおりだ」

はずかしそうに軽く腹を撫でて女は微笑した。

 

・・・・いったい誰と飯喰ってるんだ?石田ゆり子似の美女とか? いや原田知世似か??・・・

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なんや、いつもの秋友ガラスさんじゃないか! 女っけのない、男二人の濃厚で熱い飲み会でした。

それにしても秋友さん、ムッチャ楽しそうな笑顔やな~

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