潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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久々の大物登場!

今日のセリの様子です。今日はいつもより魚が多いです。魚が多いとセリが活気づきます。

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不機嫌な顔、とぼけた顔、にやけた顔・・・、みんなハリウッドレベルの役者揃いです。今日もセリ人と魚商人との駆け引きが始まりました。

市場の片隅にブルーシートで覆われた物体発見。近づいてまくって見ると・・・

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浅黒く引き締まった巨大なシッポがでてきました。

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久々の登場! バショウカジキです。バショウカジキはカジキの中で最も沿岸に回遊してくるので、定置網でも漁獲されます。肉の色はカジキの中で最も赤く、安価にもかかわらず、とっても美味です。

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角を切り落とし、人間がすっぽり入るくらい大きい魚箱に2人がかりで入れます。それでも尻尾ははみだします。カジキ界のハミダシ王子(つまらない?)

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台車に載せて、さようなら。小松の市場にいってらっしゃい。

ここで自慢話をおひとつ、99年の春、まだ私が東京暮らしの独身で幸せだった頃(?)、ハワイ島コナコーストで、ヘミングウェイきどりでトローリングをやっていると、このSailfishをフックアップしました。幾度引き寄せてもジージーというリールの逆走音を響かせながら逃げていく、ラインで繋がっている私とマーリン。虚無の充実、わが人生、最良のときでした。船に引き上げこん棒で頭を殴り〆るのですが、そのときの魚体が一瞬美しい色に染め上がり、そして少しづつ色あせていきました。美しいトーテン・タンツでした。

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