潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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最近の売れ筋Fish

ここ最近、バレン(バショウカジキ)のサクがよく売れます。お客さんから安くて旨いと評判です。そうなると私はがんばっちゃいます。毎晩のようにセリ落とし、軽トラの上をまな板がわりにして捌いています。
 参考にならないと思いますが、どのように捌くか少しだけお見せします。

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今日のバレンは22㌔、20㌔を越えると脂がのっておいしい。

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金タワシで表面を軽く洗います。

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バレンの特徴である大きくて美しい背びれをノコギリでカットします。

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 頭を切り落とします。包丁を胸びれの下にいれます。骨はノコギリで切断します。頭をカットしたら、カマの部分を切り取ります。大きなカマは食べ応えあります。

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ハラミには虫がついているのでここを切り取ります。

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ハラミの皮を引き、虫(1~2㍉)を取り除きます。ここは筋が多いので小さめにカットしてフライ、から揚げ、ソテーなどにして使います。ものすごく美味しいところ。

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胴体部分を適当な大きさに筒切りにします。骨はノコギリで、身は包丁で。断面をきれいにします。

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身をシートで包んで冷蔵庫で2~3日寝かせます。寝かすと身がさらに赤くなり、旨みが増します。こういう時間のかかる魚のときは、漁協の巨大冷蔵庫はとても重宝します。
 売るときは皮を剥ぎ、サクの状態にします。刺身、カルパッチョ、八丈島の島寿司、カツレツ、ムニエル、オーブン焼き、ステーキ・・・、肉のように扱えるので料理が楽ですね。

 
 

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コメント

かじきって書いてスーパーで売ってると
色の薄い鮪なのかな?って思ってましたが 違いますの?
 寝かせるのに驚きました
 なんでも とれたてがいいと思ってました
 ハラミの虫サンが 怖いのだけど
魚はヤッパリ頭とハラミが好きな私・・・でもヤッパリ虫 怖い
  

ALOHA~さんへ

バレンはカジキの中で最も肉の色が赤く、最も高価なマカジキも赤く、メカジキは白っぽいです。(参照 旬の食材 四季の魚より) ・・・だそうです。

虫さんは皮を剥ぐとポツポツいまが、アッという間に取れますのでご安心を。ハラミで作るラグーパスタはボーノ、ボーノ!

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