潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2010年1月31日

同甘同苦

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中国語に、同じ甘い、同じ苦しいと書いて同甘同苦という言葉があります。

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その意味は甘く楽しいときも、辛く苦しいときも一緒、ということ。

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そんな気持ちで人とお付き合いしていきたいものです。

アンタと私、同甘同苦や。これからも頼むぞ、ホントやぞ。

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人間関係のみならず、仕事に対してもその気持ちがなによりも大事なこと。

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作り手の顔が見えて、真面目で丁寧な仕事ぶり、そう、この吟醸酒のように、私もかくありたい。

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ロウソクの灯りとみんなの笑顔を肴に、そんなことをボンヤリと考えていました。ホロ酔いとハイテンションで暴言を吐いてないか、ちょっと心配だが・・・

2010年1月29日

タラづくし

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タラの水揚げが最盛期をむかえてます。

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なんて大きな口なんでしょう! 大食いのタラ、別名「大口魚」という表記もあるくらいです。

たくさん食べるという意味で「たらふく」という言葉が誕生し、それを石川の方言で言うと、

「ダラほど食べる」となり、ちょっとニュアンスが違うが、アホ・バカのことを「ダラ」と言います。

「あんかー、われ、そんなんも知らんでダラんねーけ」

(兄ちゃん、あんた、そんなことも知らないなんてバカじゃないの?)

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白身の肉は水っぽいので、そのまま刺身では食べません。石川では昆布締めか子付けにします。

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子付けとは、タラの真子を炒って水分を飛ばし、粉状にしたものを刺身にまぶしたお刺身料理です。

ちなみにこの真子、稚魚になり成魚になるのは100万のうち5つくらいだそうです。

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こんな奇抜なアイデアはどこから湧いてくるのだろうか?斬新すぎて参ります。

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きな粉餅みたいで旨そうでしょ?

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今流行りのブリしゃぶに対抗してタラしゃぶ。 20101229 008.jpg

鱈鍋が恋しくなってきました。酒は純米吟醸がいいな。みんなに集合かけて、そろそろ宴会しなきゃな。

ゆうぜんとして ほろ酔えば 雑草そよぐ  山頭火

 

2010年1月27日

カモシカと私

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高気圧に覆われた今日の石川、白山が゛こっちにおいでよ♪゛と誘ってます。

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誘われたら行くしかないでしょ。こんないい天気を無視できない。

水曜日の午前中のよく晴れたスキー場、高校のスキースクール生以外誰もいない。私は一人で、好きなだけ楽しみます。

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一人で寂しくないかって? 全然! 私は自然と、そして自分自身と対話してるのさ。

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白と青のコントラストが見事です。スキーを止めて見入ってしまいます。自然は見たいものの眼には顔を見せてくれますが、見たくないものにとってそれは退屈以外の何者でもない。

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圧雪されていない斜面の攻略法を本屋で立ち読みしたが、全然ダメ、臆病風が吹きまくり。でも、スリリングで面白い!

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そんなチキンハートな私をあざ笑うかのように、凛々しい野性のニホンカモシカがこちらを見つめてます。その距離約10m!

好奇心旺盛なカモシカ、逃げもせず、向かっても来ず、ただ悠々と木の芽を食べてます。

その気品のある骨格、風格でじっと見つめられたら、

惚れてまうやろー!

 

2010年1月25日

旅する妄想食堂

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海の側の丘の上にひっそり佇む戸井鮮魚は、

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店を構えていない魚屋です。そうです、旅する魚屋なんです。立地的には魚介専門のレストランをすれば確実に流行ると確信できるほど恵まれているのですが、敢えてしません。

なぜなら、私は橋立きってのWater Man、潜水漁師のため半年の間は海の中、それが終わるとズワイガニの発送シーズン、冬はシケばっかりでイマイチ、週末はスキー・・・、つまりレストラン経営するほどの時間がない。

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ごくごく一部の方のみに、食べていただいている橋立魚介料理なんですが、 2009%E5%B9%B404%E6%9C%8810%E6%97%A5_P4100073[1].jpg

今回は皆様にも食べていただきたく思います。 2009%E5%B9%B406%E6%9C%8801%E6%97%A5_P6010154[1].jpg

お隣りにお住まいの秋友ガラスさんと戸井鮮魚の料理とのコラボ企画と言いましょうか、

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予約制で定員を決めて行いたいと思います。題して、 2009%E5%B9%B406%E6%9C%8823%E6%97%A5_P6230182[1].jpg

戸井鮮魚の旅する妄想食堂

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料理内容はこれから決めますが、作家さんの器の邪魔をしないよう、橋立産の魚介にこだわり、暖かみのある料理にしようと思います。

東京など都会のギャラリーではただガラスや陶器などの作品を並べて見せるだけでなく、オープニングやその期間中の週末などに料理とのコラボを行なっているところが増えてます。その作品をいろんな角度から眺めることができる、そしてお客様を積極的に呼べるとても面白い試みだと思います。それ、パクった!

というわけで下記の日程でおこないますので、もしお時間とお金に余裕があればいらしゃってくださいませ。

料理は戸井鮮魚、ホストは秋友ガラスさん、ホステスは風花さんかふくさんでおこないます。料理が終わり次第No、1ホストの私が接待いたします。秋友さんと私、この日のために大胸筋を鍛えてます。目指せ、アバクロ!

 

「戸井鮮魚の旅する妄想食堂」 
   
40名様限定 完全予約制

2月13日(土) 6:00から と 7:30から の2部。

ところ : 「Chaka Fook ぎんのくら」 小松市今江町7丁目327

料金はお一人様(中学生以上) 4000円。
  (いらしてくださったみなさんにお食事を楽しんでいただけるように、大人の時間とさせてくださいね。)

   
ご予約は Chaka Fook まで。(40食限定・お早めにどうぞ)
  
  電話 : 0761-44-1451
  メール :
kafuku2009jp@yahoo.co.jp

 

詳しくは風花さんのブログをご覧になってくださいませ。

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冬の雷が鳴り響くとハタハタがやって来ます。若い衆にとって辛い季節の始まりです。

2010年1月23日

コボダラとバイ貝の仕込み

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マダラの子供のコボダラは体長15㎝くらい、この時期によく水揚げされます。安値で取引される魚ですので、ちょっとひと工夫して付加価値をつけましょう。

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頭と内臓を取り除き、ペティナイフを使って背開きにします。腹開きと背開き、どちらでもいいんですが一般的には関東は武家社会で切腹を嫌い背開きに、商人文化の関西は腹を割って話すの意味から腹開きと言われてるみたいです。

私、職業゛戦国妄想家゛としては、我が祖先は室町時代初頭に相模早河荘土肥郷(今だと神奈川県湯河原町)を本拠とした土肥実平の子遠平が小早川氏を称した備前沼田の小早川家。照平・敬平・扶平・・・・と続き、現在良平と相成る。なので武門の出の私は背開きをします。

妄想にお付き合いいただきありがとうございました。上記のこと、何の根拠もございません。話を戻します。

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中骨を取り除き、

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小骨を抜いて下処理完成。これを約100匹・・・一人で頑張ろうっと。

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パン粉をつけて揚げましょう。サクサクしてビールのツマミに最高です。

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お次はバイ貝、正式名称は゛えっちゅうばい゛。これもこのままだと、煮付けにすると旨いのだが・・、売れない!

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殻を割り、

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殻口を切り取り、

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身を観音開きにして、

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管のような内臓と、唾液腺(白い脂のようなもの)を取り除きます。

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ヌメリを取るため塩を多めにかけて、

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ヌルヌル系です。しっかり揉んで水洗いします。

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サッパリしたバイ貝、薄くスライスしてお刺身でどうぞ。ここまでしないと売れない。言い換えれば、ここまで手をかけると売れる。

仕込みとセリと筋トレ、地味な時間が延々と続きますが、とても大事な時間。手を抜けないし、手を抜くと必ず手痛いしっぺ返しをくらいます。

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「アンタってホント、ムサよね!」

って、もし彼女に言われたらその意味は、

  ・一見すると大人のようだが、中身は子供のようだ。

  ・殻、ハート、筋肉の全てが薄いのか、アソコもか・・とにかくフニャフニャで使いものにならない。                

ムサガニとは脱皮したてのズワイガニのことで、殻が柔らかく身の詰まりが悪いです。その分とても安いです。鍋にするならこんなムサで十分出汁が取れます。贈答には不可、体色はすぐに黒く変色します。                 

 

2010年1月21日

夢で逢えたら

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大寒だった昨日は気温がグングン上がり、まるで春のようでした。

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雪が溶けたら何になる?

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溶けて水になるって? 

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違うね、雪が溶けたら春になるのさ。

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波は申し訳ないほど小さくスウングし、春風がそよそよと右の頬を撫でます。

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シェスタの午後のような、ステキな時間。アナタに逢えるまで眠り続けたい。

2010年1月19日

タラとクルマダイの仕込み

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今日の泉の浜の様子。春霞のような、水平線がぼやけて見えます。 2010119 018.jpg

そしてこの驚きの透明度の良さ。昨日までウネリで濁っていたのに不思議です。富士山頂と白山山頂を線で結び、その延長線上にある加佐の岬周辺は、噂通りのパワースポットです。

今週は天気が良く、魚の入荷の心配をしなくていいから気楽です。

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小さいクルマダイはどう料理しようか? 2010119 002.jpg

3枚におろして、皮をひいて、

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パン粉づけにします。上品な白身の贅沢な一品、ソースはケッカソース? それともレモン汁と粒マスタード? 夕食の立派なメインデッシュになります。

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タラの真子に昆布を巻いてかんぴょうで結び、コトコト煮付けにすると゛鱈子の昆布巻き゛の出来上がり。吟醸酒とこの一品、北陸の冬やね~

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水っぽく鮮度が落ちやすいタラの刺身。橋立産以外のタラだとまず刺身にはしません。 2010119 006.jpg

薄くスライスして昆布締めにします。白身魚の昆布締めも日本酒に合います!

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白子ダラのお腹を開くときはドキドキします。今回はまずまず白子が詰まってました。良かった~

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骨を抜いた白身と白子の詰め合わせパックはいかが? いかなる魚においても徹底して骨と内臓をキレイに掃除しないとなかなか売れないし、そのまま売ったのでは、右の魚を左に流すだけなら、戸井鮮魚の存在理由がなくなってしまう気がします。どれだけ魚に手をかけるか、その手間暇と技術料が私のレーゾンデートルだと思います。洋食屋のデミグラスソースのように、フレンチのフォン・ド・ボーのように、仕込みには時間がかかります。 

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SURF&SNOWな世界、天気さえ良ければここは楽園です。天気さえ・・

2010年1月17日

チャンスタイム!

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長かった寒波のトンネルを抜けると、そこにはスキー天国が待ってました。太陽に飢えた黒豹゛チームMt、マゾヒスト゛の血が騒ぎます。今回は福井のスキージャム勝山が舞台です。

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今からフルを走れるほどのスタミナがある、闘志溢れるアラフォー達。仕事や家庭のことなど加賀に置き去りにしてきました。今日は一日楽しみます!

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気温は氷点下、風はなし、雪質は片栗粉のようにサラサラで、踏みつけるとキュッキュッとウグイスの鳴き声のような心地いい音がします。いいんじゃない? いい年なんだから無理してケガしないようボチボチ行きますか!

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Wow!秋友ガラスさん、いきなり無茶するな~ メットもビンディングも新調して気合充分です。

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秋友さんがやる気なら、コブでもジャンプ台でも、私も骨が折れない程度の無茶をします。恐怖心はビールを飲んで誤魔化します。

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ゲレンデにはフリースタイル、アルペン、フリースキー、ショートスキー、カービング、テレマーク・・・、などなど多彩なスタイルで溢れています。

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どの板に乗るにせよ、カラダのキレが必要です。もっと筋トレしようっと・・ 2010115.jpg

それにしても今日は太ももに乳酸が溜まりまくりです。飲んでコブ滑ったからか? それとも年だからか・・・

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このところ、太陽を味方につけたチーム゛Mt、マゾヒスト゛。温泉入って帰りましょ。そして明日からまた仕事。きっちり稼いでガッツリ遊ぶ。それがとても大事なこと。

2010年1月15日

久々の大雪

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「暖冬で日本海側の雪は少ない」と予想されていた今冬ですが、

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その予想は大きく外れ、大雪となった今年の北陸。゛エルニーニョ現象になると暖冬になる傾向がある゛としたり顔で話す専門家達をあざ笑うかのようなこの寒波。

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寒い日が続きますが、来週になると今度は気温が3月下旬並みに上がるみたいです。

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暖かくなると温暖化の影響か?と騒ぎ、大雪が降ると「予想外だ」と説明し、つまり気圧の変動や海流、大気の対流活動など自然のことなど誰もわからない。わからないどころか我々人間自体もどこから来たのかもわからない。進化論で習ったあのハツカネズミみたいな哺乳類から人間に進化するなんて到底考えられない。

「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこに行くのか」

                                               ポール ゴーギャン

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私にパクレといわんばかりの表題、素通りできないね。

2010年1月13日

馴染み深い強い寒気

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冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込んでいる今日の北陸。海面には幾筋もの爪で引っかいたような、白く泡立つ風の跡。

今日の未明から響く轟音のような海鳴り、黒澤明の「乱」のラストシーンの横笛のように聞こえる鋭く甲高い風の音、またいつもの大シケです。

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昨日のセリは全般的にズワイガニが大漁でした。香箱蟹は10日をもって禁漁。値も下がり、今が買いです。ただ悔しいかな、あまり注文がない・・・

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アツアツのズワイはいかが? この寒気を乗り越えたカニは旨い!

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白子ダラは買占めしたいくらい人気があります。白子は刺身でも湯がいても甘くて美味しい!

白身の肉は昆布締めでもいいし、ソテーしてもいいし、蒸してもいいし・・

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冬の宴会はタラ鍋に決定だ。

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七尾の寒ブリもいかが? 刺身で食べたい! 

 

冬の北陸はまさに食の宝石箱です。天気は抜群に悪いが、食の奥深さはおそらく世界一でしょう!

 

2010年1月11日

成人の日に思うこと

20歳の頃って何を考えて、何をしてましたか?

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船倉に氷を詰め込み、次の漁に備えます。網に魚が引っかかってますね。これもキレイに取り除きます。

 

田舎に帰省して成人式に出席しようなんて微塵も考えなかったです。

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頭上のポールに網をかけて、引っかかった魚を取ります。このことを漁師用語で゛すぐる゛といいます。

 

成人式に出席するのは大変素晴らしいことだと思います。ただ、そこで毎年恒例ニュースに流れる、ごく一部の暴れる成人男子を見ると不思議に思います。

 

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コーンを使って左右の体重移動の練習風景。加重、抜重を意識して、ホラ、ヒジが縮こまってるぞ、ストックをもっと前に構えて! なんだ、そのへっぴり腰は!

 

反体制を気取るなら、なぜ体制側の式典に参加するのかがわからない。

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叔父さんと赤ちゃん、そしてアディダスの類似品のT-シャツ゛アディドッグス゛ なんてかわいいパクリなんでしょう!こんなセンスのあるパクリは大好きです。

 

少なくともまともな20歳の男子はそんな式典には参加しないと思います。市長さんの話とか校長先生の話とかは、聞いてるだけで貧血を起こして倒れそうになります。バカな若者は好きですが、センスのないバカは大嫌いです。あのゴレンジャーのような紋付はかまを見ると胸が悪くなります。

あと、親と同伴で遊園地で式典をあげる成人式もその市政の良識を疑ってしまいます。

男子においては何をもって成人するのか、難しいところです。 

2010年1月 9日

旅する弁当屋

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寅年になって、

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昨日待ちに待った、遅れに遅れた初セリでした。戸井鮮魚もそれに合わせて仕事始めとなりました。

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今年最初の仕事はお弁当作りです。魚、肉、野菜バランスよく、原価計算無視してやりますか。

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タラが豊漁なので、

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タラのホイル焼きして、

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その上にエビフライ、鶏の唐揚げ、肉団子、ブリの照り焼きを入れましょう。ランチはフレンチ、イタリアンも魅力ですが、やはりこんなクラッシックで定番のお弁当メニューには適わない気がします。

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肉団子にデミグラスソース、エビフライにタルタルソースをかけて出来上がり。

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デザートは洋ナシのコンポート、大きすぎてフタが閉まらない。

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どうよ、オンナ心をくすぐるデザートでしょ?!

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オトコ心をくすぐる味噌汁つきだ!っていうかオトコ心をくすぐる必要はない。

たくさんのご注文ありがとうございました。感謝です!  

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秋友ガラスとコンポートのソースで作った洋ナシ入りゼリー、冬を通り越してイッキに初夏を感じさせてくれます。いい仕事しています。

2010年1月 7日

トイットと私

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 西金沢の駅前通りに事務所を構えている私の兄で建築家のtoit-designがこのほど小冊子を発行しました。

70ページの中には最近の建築作品が紹介されています。すべてお伝えできませんが私がペラペラとページをめくります。どうぞご一緒にご覧になってください。

なお、写真下の文章は小冊子に書かれている文章を抜粋してあります。

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「道路側から見える3面は生活感を隠すよう外壁でクローズし、人の目に触れない南側はこれとは対照的に2層分の全面ガラス張りとし、公園の緑が眺められる木洩れ日溢れる明るい空間をつくった」

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「間近に広がる日本海を一望できる高台に建つ住宅。生活のメインステージとなるLDKは日本海をパノラミックに見下ろせるよう地上から3.6m持ち上げ、水平線を平行に全面間口とキャンティレバーのデッキテラスを設けてある」

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「このスペースはキッチンブースを中心にパブリックなリビング&ダイニングと、プライベートな家族専用のセカンドリビングよって構成されたワンルーム空間となっている」

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「のどかな田園風景と雄大な白山連峰が望めるロケーションに建つ住宅。この家の大きな特徴として位置づけられているのが一層分の高さの外壁で囲まれた大きな中庭である゛アウトドアリビング゛。このスペースは室内の゛インドアリビング゛に対し、ほぼ同じボリュームをもちながらひと繋がりとなった、いわゆる天井のないリビングである」

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 「幹線道路に面してはフラワーショップという業態を意識し、外壁の全面を苔で覆い、季節により緑から褐色へ風合いが変化する゛生きた建築゛そのものを視覚的にコマーシャルすることを考えた」

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「郊外進出を展開する、各店ごとにそれぞれの空間コンセフトをもつヘアーサロン。゛nanbu-CENTRAL゛ではネイチャー&フューチャーをテーマに、ファサードの大きなガラス面に地層と樹海のモチーフを表現し、各セットごとに液晶モニターを設置してデジタルなビジュアルを映した」

 

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 「゛艶っぽくアンダーグラウンドな世界゛を空間コンセプトとしたメンズファッションのセレクトショップ。色彩や装飾性を極力排除した、すでに時間が経過したような空気感を表現するため、錆びついた構造体、黒く煤けた鉄扉、うす汚れたコンクリート、荒々しい古木を配置。上質と対極する退廃的ともいえる質感で構成されている」

なんだかよくわかりませんが、とにかくそういうことなんです。

16棟の写真と解説付きのこの小冊子、欲しい方はこちら をクリックしてお申し込みください。

 

そして、恥ずかしながら私の記事。

 

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1/5の中日新聞の朝刊に「チェンジ」という題目で私が紹介されました。南加賀在住の変わり種(?)を紹介するコーナーらしいです。

キレイにまとまった文章、担当してくれた記者に電話で、

「文書くの、うまいね」

  と褒めたつもりが、

「当然ですよ、それで飯喰ってますから!」

そうだよね、新聞記者だもんね・・・また、山代へ飲みに行こうね。 

2010年1月 5日

神様からのBig Kiss

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寒気が一時的に後退したこと、

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それと次の発達した低気圧が日本海に近づくまで一日の時間があったこと 、その他諸々の幸運な要因により昨日の石川県はご覧のような晴天が広がりました。

大自然が与えてくれた気まぐれなcharm、決してムダにはできません。この日を逃がしたらまた当分の間、厚い雲に覆われてしまいます。

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こんな日は雪に飢えた猟犬、チーム゛マウンテンマゾヒスト゛の出動です。みんなアラフォーですが、気持ちと行動力と悪フザケは20代の若者となんの遜色もありません!?

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空に雲ひとつなく、穏やかな微風、雪はほどよく締まり極めて上質。まさにスノー天国です。

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ゲレンデではエッジで雪を削る音だけが聞こえてきます。天空から山底へイッキに滑り降ります。このスピード感、緊張感、全てのものから解放してくれます。

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リフトから見る景色も素晴らしく、こんな奇跡のような日、太陽に感謝です。

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頂上までのリフトを降りて、さらに上まで歩いていきます。バックカントリースキーのの真似事しようぜ!

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頂上到着、正面奥には白山の頂が見えます。惚れ惚れする景色、アドレナリン大放出!

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この大絶景に興奮し、喜びをカラダで表現しているMt.マゾヒスト女性隊員。その気持ちの若さは何よりも大事なこと。

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このフワフワな新雪、ゾクゾクするやろ~ 行っちゃうよ♪

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バンザイアタック!

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こんな雪ならいくらでも転びたい! 始まったばかりのスキーシーズン、スキーのおかげで随分と精神的に助かりますし、北陸の暗くて厚い雲に覆われた天気もなんだか愛おしく思えてくるから不思議なものです。

Mt.マゾヒストの狂宴は始まったばかり、ケガしないよう悪天候の日は筋トレに励んでね。

 

 

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夜はガラッと変わり、自邸で兄貴のトイットと地元作家さん達を交えて、夏に行なう(予定?)イベントの打ち合わせ。

トイットから「良平の発想は下品だ」の一言をいただきました。その通りです。

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上品と下品、悲劇と喜劇、幸せと不幸、芸術と日常、天才と奇人、愛情と憎悪、井上靖と大岡昇平、海と川、SとM・・・、それぞれ対極に位置してるように見えるが、実はその二つの間は薄い紙一枚で隔てられているにすぎず、仲の良い兄弟のように同一の場所に共存している。

ある有名な脚本家曰く、゛悲劇を追求すると喜劇になり、喜劇を追求すると悲劇になる゛

・・・だから良平は何を言いたいの?・・       

                       ・・・・・・?!・・・・・

2010年1月 3日

静かな雪

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年末から続く寒波は峠を越したようですが、依然として波が高い海況が続きます。

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風は弱く、波の寄せる低音が遠くに聞こえます。その波の音がかえって静けさを強調しています。

閑さや 砂にしみ入る 波の音

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潮風から自邸を守ってくれる鬱蒼とした樹木も雪化粧をしてます。石川の雪は重いから枝が折れないか心配ですが、まぁ、雪吊りするほど上品でヤワな木じゃないから大丈夫。

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することないから遅ればせながら年賀状書いて、ジム行って、本読んで寝よっと。

2010年1月 1日

お正月の戸井鮮魚

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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しびれるような北西の強い風、ウットリして恋に落ちるくらいステキな日本海の西高東低の冬型の気圧配置。

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この写真を撮った後、暴風雨の中、帽子が飛ばされて50mくらい帽子と追いかけっこ。はたから見るとまるで雪の中を駆け回って遊んでいる子犬のようです。

今年も何かを追いながら、そして何かに追われながら、その何かがわからないまま時間ばかり過ぎるんだろうな・・・

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年末年始は戸井鮮魚にとってチャンスタイムです。紅白歌合戦もK-1も無視して仕事に打ち込みます。

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私の休みは天気と気圧配置が決めます。1・2月は悪天候が続きます。稼げる時に稼ぐのは漁師も私も同じです。

この不安定さ、ギャンブル性、ゾクゾクしてきます。

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たくさんのご注文ありがとうございました。これで何とか年を越せそうです。

今年は寅年、石川の虎(ウッズじゃないよ)を目指し日々精進です。

 

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さぁ、遊ぶか!

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