潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

ホーム 橋立漁港のご案内 ルアーフィッシングツアー 産地直送販売 橋立退屈日記 戸井鮮魚概要

カレンダー

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

« 甘ダイのアクアパッツァ | メイン | 大シケ前の極上の海 »

海のリズムで暮らす

11302.JPG

明日から12月、今年も足早に過ぎていきます。新年を迎えアレヨコレヨしてるうちに、不惑の40才になり、いつしか春になります。春になるとワカメ漁の始まりです。

11303.JPG

ワカメ漁の次は岩牡蠣、そして7月からはサザエ・アワビ・岩モズクと続き、8/20で漁期を終えます。

11309.JPG

海が生活の中心にある生き方ができるなんて幸せなことです。

11301.jpg

大学1年から始めたダイビングがその後の人生にもの凄く影響してます。大学4年間は海一色の生活でした。一級船舶免許を取ったのも学生の頃です。

大学で専攻した経済学の知識はまるでゼロに近いです。一切の学業は意味をなさないと判断したおかげで、いまだに平均株価とか一部上場の意味すら知りません!  戸井君、それ極めてマズイね~

父母よ、哀れな息子を許したまえ。

11304.jpg

就職は都内の大手スポーツクラブでした。就職活動はほとんどしなくても、あの頃はバブルの残り火がまだあったので引く手アマタでした。

出版会社にも内定はもらってましたが、挨拶文の課題でふざけた文章とバラクーダが渦巻いている不思議な絵を添えて提出したら、激怒されて内定取り消しとなりました。社長、見る目がないな~とその頃思ってたけど、やっぱり見る目があったんだな、と今になって思います。

スポーツクラブでは水泳とダイビングとその他諸々を担当。飲んで金がなくなると支配人に借りて、また飲みに行ったり、お客様をたぶらかして(?)何度も沖縄ツアーを敢行したり、やってることはホストクラブのようでした。実際、支配人も社員に対し゛ホストみたいに接待しろ゛と言っていたし・・・

11306.JPG

石川に帰ってから3年くらい家業をしてたけど、海のない生活は苦痛でした。幸い(?)家業が倒産したおかげで私は自由になれました。

そして橋立に移り住み、底引き船の若い衆になり、再び海の世界へ戻ることができました。

土肥実平から続く小早川水軍の血を継ぎ(妄想だけど・・・)、祖父(私にクリソツ)をグアム沖海戦で亡くした私として、海とは切っても切れない因縁を感じます。

そしていつか海に還る日まで、まだ当分の間、海をめぐる旅は続きそうです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.toisengyo.jp/_mt/mt-tb.cgi/940

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

〒922-0554 石川県加賀市橋立町ウ200番

お問い合わせ
0761-76-5139

お客様への確認のお電話は、携帯電話にて折り返しのご連絡をさせていただく場合もございます。
あらかじめご了承ください。
不在の場合、7、8コールで担当者の携帯に転送されますので、しばらくお待ちくださいませ。

©2018 Toi-sengyo. All Rights Reserved.