潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2011年9月30日

仕込み

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80㎝くらいの小さいバショウカジキです。惣菜魚として扱います。

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パン粉付けにしよう。

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小さいスズキはハネと呼ばれています。

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ハネの身は思ってたより、キレイです。

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ソテー用にしよう。

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大きなサワラです。

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身は脂が乗ってて旨そうです。

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半分は焼き霜にしてタタキで、残りは焼き物用にしよう。

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ブリの子供のコゾクラです。

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脂が乗っていないので、適当に料理して惣菜として売ります。

明日のための仕込みが終わると、夕方のセリまでの時間が私の自由時間です。

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急いでバイクにまたがり、片道50㌔までと決めてのバイクトレーニング(サイクリング?)です。

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越前海岸はステキなコースですが、ここで50㌔、残念ながらUターンして帰路につきます。

2011年9月28日

一人ぼっちの遠足

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背中のポケットに菓子パンとドリンクと小銭を入れて山へ向かいます。一人きりのロングライドです。一向一揆の鳥越の砦が白山の玄関口です。向かうは一ノ瀬ビジターセンターです。

門徒衆に火縄銃で狙撃されないように、身を低くしてペダルを回します。

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深くえぐれた手取峡谷を沿うようにして上りが続きます。

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瀬名高原スキー場のさらに上に手取ダムがあります。ここから幾つものトンネル越えがあります。トンネル内は危険ですので慎重に走ります。どうか、私をひかないでください。道は優しい気持ちで、お互いシェアしましょう。

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白峰と福井の勝山の二か所に恐竜博物館がありますが、その素晴らしさ、芸術性からいって、圧倒的に勝山の博物館に軍配が上がります。

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百万貫の岩(正確にいうと重さ4,839トン)は昭和9年の大水害のときに転がってきたみたいです。今では白峰の名物となっています。

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そして、白山登山の玄関口である一ノ瀬に到着。山荘の売店でアイスを食べて栄養補給して、帰ります。帰りは下りだから気楽です。

中海の道の駅から片道50㌔かけて標高830mを緩やかに上るコース、景色はすばらしいけど、白峰のトンネルが怖かったです。いつの日か、トンネル内でも安全に通れるバイク専用コースができることを願ってます。

今回の一人遠足は往復約100㌔、使ったお金は数百円。湧泉寺温泉で汗を流し、バイクを車に積んで帰宅です。

妻は山と闘った今回の偉業(?)を、アホの所業と呼んでますが、いいんです。それでいいんです。

男は根源的に情熱的でなければならないのです。

2011年9月26日

オール橋立産のお造り

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メッキダイは身が柔らかいので酢で〆ましょう。

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大き過ぎるカガミダイです。こちらは昆布で〆ます。

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ミズダコは塩で揉んでヌメリを取ってからボイルします。

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バイ貝は殻を割り、身を観音開きにして内臓を取り除いてから塩で揉んでヌメリを取ります。

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赤イカもヤリイカもアオリイカもない日もあります。今日はスルメイカでお願いします。

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子持ち甘エビが恐ろしく高かったので、今日は子無しの甘エビを使います。

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オール橋立産のお造りです。 ポナ・ペティ!

2011年9月24日

ワタリガニとタコのトマトクリームペンネ

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ワタリガニとミズダコでトマトクリームペンネを作ります。

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フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて火にかけて、ニンニクのいい香りがしてきたら、そこに食べやすい大きさにカットしたワタリガニを入れて炒めます。

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カニに火が入ったら白ワインをかけて香りづけして、アルコールを飛ばします。そしてトマトホールを入れて煮詰めます。適当なところでタコをいれて塩・胡椒を味を整えて、最後に生クリームをいれて混ぜます。生クリームを入れると甲殻類の尖った味がマイルドになります。

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茹であがったペンネとあえたら出来上がり。ワインのツマミにいいんじゃない?

2011年9月22日

晴れ間

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長かったシケがやっと終わろうとしています。陸では悪者扱いの台風ですが、海にとっては、台風に伴う大量の雨が夏の上がり過ぎた水温を下げてくれて、大きなウネリは海底のコケなどをキレイに掃除してくれて、沖の魚もシャッフルしてくれるので明日は大漁だと思います。

つまり、海にとって台風は、なくてはならない自然現象なのです。

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橋立の祭り明けから仕事にならなったけど、明日から何とかなりそうです。

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海のリズムで暮らしているので、海がシケたらお休みです。と言いたいところだけど、貧乏暇なし、早朝に小松の公設市場で魚の物色をします。

まぁ、全国シケてるから魚の入荷はあまりありませんが、それでもいいのです。直接魚を買い付けているフレンチのシェフや街の魚屋のアンちゃんなどと雑談して、いろんな情報交換をします。

あそこの店はヒマになっただとか・・、1000円のランチってどうやったら儲かるのか?  とかとか・・・、そこには人生の悲哀が詰まっていてなかなか面白い(?)話なのです。

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連休が明けたらまた連休です。明日から秋晴れが続きそうです。最高の行楽日和になりそうです。

2011年9月20日

引きこもり

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大雨とシケで商売にならないので、今日は部屋でニート状態です。事務仕事をして、1年間放置していた(!!)橋立お魚図鑑を更新して、いろいろな勉強をして過ごします。

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運動のことを勉強すれば、最終的には解剖学に突き当たります。ケガを必要以上に怖れない為にも骨格や筋肉について勉強する必要があります。そう、まずは痛みの原因を知る、つまり敵を知れば勝機を得る可能性が出てきます。

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解剖学と同じくらい栄養学は重要です。特に食を扱っている私としては必須科目です。

運動と食事は両輪の関係です。その二つがかみ合わないと成人病まっしぐらとなってしまいます。

同年の友達よ、飲んだ後、ハラ減ったからってラーメンと餃子とおでんをむさぼり食べるのは、やっぱり、カラダに良くないぜ・・・ そのカラダじゃ結婚できないぞ。

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スイム3㌔、バイク155㌔はなんとかなっても、ラン42.159㌔は右膝が悲鳴をあげて走ることができないでしょう。まずはスタミナと下半身の筋肉をつけながら、食事制限で65㌔ある体重を60㌔まで減量して、ヒザの負担を減らすことが肝要です。

Rord To Miyako、闘いは始まったばかりです。この勝負、負けられないね。

2011年9月18日

刺身と焼き魚

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ここ最近、定置網でボチボチ揚がっているハガツオ。橋立では珍客の部類です。

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軽く炙ってありますので、スライスした玉ねぎ、カイワレ、大葉などのせ、ポン酢醤油をかけてお召し上がりください。

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カンパチの子供のヒイラギです。こちらも定置網で揚がったもの。

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身が締まっていて美味しい高級魚です。

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締めサバと甘エビ、

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サワラと甘エビ。どちらも手間いらず。食べるだけ。

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タコとメッキダイのカルパッチョ。ドレッシングをかけて召し上がれ。

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白ガレイとメギスの焼き物。

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メッキダイとハタハタの焼き物。

あとはキンキンに冷えたビールと日本酒をテーブルに用意したら、今日という一日は完全な円を描いて完結します。そして食卓は笑いに包まれることでしょう。

2011年9月16日

午後の仕事

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午前中の旅する魚屋が終わると、午後からは発送や仕込みの仕事が続きます。溜っていた一夜干しの注文は、本日全て発送完了です。大変お待たせしました。

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子持ち甘エビと赤イカとメギスの一夜干しとメッキダイの詰め合わせです。こちらも発送です。

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発送が終わると明日の旅する魚屋の仕込みを始めます。アオリイカはこのままでは売れないので、

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キレイに皮を剥きます。こうするとすぐに売れます。

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こちらは定置網で揚がったシイラです。ハワイでは゛マヒマヒ゛と呼ばれる高級魚ですが、ここでの評価はイマイチです。高タンパクで低脂肪、血圧を下げるカリウムが多く、疲労回復に役立つビタミンB1も豊富です。アスリート目指すなら進んで食べるべし。

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一口サイズにカットしてパン粉付にします。フライで食べると脂分が高くなるけど、まぁ、いっか。

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そしてオードブルを作っておしまい。18時半のセリまでちょっと時間があるので、走って有酸素運動してこよう。

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20時頃にセリ終了。シャワーして食事して就寝。翌朝3時起床、そして仕込み。軍隊みたいに規則正しい生活です。

2011年9月13日

白山登山

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お隣のガラス作家の秋友さんに白山の魅力を伝えたいという思いで、山隊長と私の二人で万全のサポートをする日帰り白山登山を敢行しました。

ただ、私の都合で夕方の6時半からのセリ市に間に合いたいので、約8時間で山頂往復を目指します。ちょっとだけハードだけど、なんとかなるでしょう。

合い言葉は、「ビスターリ、ビスターリ」(ゆっくり、ゆっくり)

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秋晴れの爽やかな天気に恵まれました。とにかく私達の山行はいつも天気を味方につけてます。

私達の日々のおこないが良い、なんてことは決してありません。

いや、むしろ悪いくらいなんですが・

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大きな岩が目の前にあると、岩の上に登りたがる人と、ただ下から見てるだけの人との2パターンが存在します。

どちらがいいとは言えませんが、秋友さんには登る人になってほしい。

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岩の上で腕立て伏せでバンプアップする必要が特になくても、ここは敢えて私が道化師役となり、小隊の士気を高めます。

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たとえ、怖くて自力で下に降りられなくても、男にはやらなくてはならない時があるのです。

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室堂で休憩することなく、イッキに山頂を目指します。長い休憩は腰が重くなるだけです。

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イワヒバリと雲海、そして左には乗鞍の山頂が見え隠れしています。頂上が近づいてきました。

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それにしても白山の山道はよく整備されてて登りやすいです。さぁ、もう一息だ。頑張ろう。

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そして山頂です。お疲れ様でした。雲が広がってきましたが景色はとてもいいです。

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白山登山初経験の秋友さんに足腰の疲れを感じさせないために、敢えてテンション高めな雰囲気作りをするサポートチームです。どこまで演技で、どこまで天然なのか見極めはとても難しいですが・・

日本海と白山連峰との間に生活している、海山の申し子である加賀の色彩を色濃く反映したガラス創作に、今回の登山が少しでもプラスになれば幸いです。

とはいえ、そんなことより、私達のフィジカルな遊び仲間になってくれることが一番嬉しいです。

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昼飯をささっと食べて、酒飲んで、すぐに下山です。温泉はいってサッパリしてセリに行こう。

2011年9月11日

一夜干し発送

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天候不順や夏枯れで、なかなか一干しセットの発送できず困っていたのですが、やっと発送することができました。

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トライアスロンや登山などの趣味の世界にうつつを抜かしてた訳ではありません。ホントに魚がいなかったのです。ねぇ、加賀支部漁協からも何とか言ってよ。

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底引き漁が始まれば、ひと安心です。

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残りの注文分は今週中に送れそうです。

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今朝の泉浜の様子です。ベタベタのナギです。釣り日和です。

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小型ボートで、一人、釣りを楽しむなんて、とても品の良い趣味だと思います。ルアーで何を狙っているのでしょうか?

岩場のカサゴか?  サラシのスズキか?

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今日、私は一人ではなく、恐ろしくバイクの速い方々に稽古をつけていただきました。

小松鉄人のロングコース60㌔をAV30㌔/hで駆け抜けます。乳酸の痛みに耐えながら、ちぎれないようについていきます。完全ドMの集団です。こちらも品の良い趣味だと思います。

2011年9月 8日

今日の刺身

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ミズダコは塩で揉んでからボイルします。

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クルマダイはサクにして、

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パック詰め。

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カレイの仲間で唯一刺身にできるマガレイ。

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パッと見、ヒラメです。

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カガミダイはどうしようか?

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今日はパン粉付で売ってみよう。

2011年9月 6日

昼下がりのバイク

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台風一過で晴天だった今日、シケの影響で魚が全然いない旅する魚屋を早々に終え、バイクで山中県民の森の激坂へアタックをかけます。

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坂の入口で凶暴なドラゴン(?)のお出迎えです。私のお気に入りの時間である、一人ぼっちのトレーニングの始まりです。

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辛い上りをどう克服するか。上半身の力を下半身に連動するための上体のベストなポジションはどこなのか。参考書の解説を思い返しながらペダルをまわします。

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それにしても県民の森の激坂は惚れ惚れするくらい辛いです。珠洲の大谷峠より断然厳しいです。

汗ばむカラダに吹く風はすっかり秋のものとなり、少し寒気を感じます。

秋の夕暮れは早いです。水平線に陽が沈む前に帰ろう。

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日没後、家の近くの橋立自然公園で密かにランをしているアッキーを発見。すっかり私のアスリート(?)ぶりに感化された様です。

行動こそが、創作活動に等しいのです。トレーニングの継続を切に願います。

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私は「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」と格言を残したユウェナリスより、「健全な肉体は偏執な精神から」と断言する水道橋博士を信じてます。

2011年9月 4日

台風の影響

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大型で勢力の強い台風12号が接近してきて、各船厳戒体制をとっております。

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その影響で大シケと思いきや、なぜか静かな海です。佐渡トラも台風の影響を受けなかったみたいだし。またもや北陸は白山連峰に守られたようです。

エジプトはナイルの賜物のように、北陸は白山の賜物なのです。

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日曜日は大荒れでトレーニングなどできないとたかをくくっていたので、昨晩は山代で痛飲してしまいました。今日は二日酔いで何もヤル気なし。せめて高タンパクなものを食べて、カラダを休ませよう。

2011年9月 2日

底引き漁解禁

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9/1より底引き漁が解禁となり、久々に活気づいたセリ市でした。魚が豊富に揚がるとヤル気が違ってきます。

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11月からはカニ漁が始まり、さらに活気づきます。11~12月は一年で一番大変な季節です。

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甘エビは今が食べ頃です。ビッゲスト・バズーカーサイズの甘エビは贈答にもってこいです。

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戸井鮮魚にとって稼ぎ時の季節でもあります。稼ぎに追いつく貧乏なし。

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