
悪天候をもたらした低気圧が東の海上に抜けて、西からしだいに張り出してきた高気圧が日本列島を覆った週末は、ワンシーズンに数回あるかないかの好天が広がりました。
白馬のグレートサミッツの神々しい稜線は惜しみなく我々に微笑みかけます。

なんというチャンスタイムでしょうか。自然のチャームに感謝です。

ここ白馬八方尾根における、これから二日間にわたるスキー強化合宿の始まりです。

いつも石川の小さなスキー場で遊んでいる我々にとって、白馬の広大さは圧巻です。
迷子にならないように、ケガしないように、楽しく、厳しく、練習しましょう。

タケクマ君、私についてきなさい。体幹と骨盤を意識して、スピーディーにリズムよくね。
但し、私を抜かさないように。

ロングターン、

シヨートターン、

タケクマ君、極めて上手だね。カービングスキーの特性を熟知した見事な滑りです。さすが理系!

秋友ガラスさんもメッチャウマや~ん。赤色のソフトシェルジャケットに白いメットがとてもよく似合ってるぜ。まるでスイスの山岳ガイドみたいです。カッコウィ~ネ~

゛山側の外エッジをもっと有効に使った方がいいですよ゛、とタケクマ氏より指示を受ける私。
どうだ、こんな感じか?! 変態ぽくてウィ~ネ~

八方尾根はコブ斜天国です。

石川の鉄板のような固いコブではなく、フカフカの優しいコブです。楽しすぎます。

一日目のスキー・スノボー実習終了。宿に帰ってから本日の反省会です。

夕食後、ビデオ撮影した動画を見ながら、カラダの位置、骨盤のヒネリ、体重移動など細かくチェックします。自分の滑りは思っていた以上に下手なものです。反省して明日につなげます。

消灯20:30を過ぎても枕投げをしていた2名は罰として廊下で正座1時間です。
ご覧のようにとても厳しい合宿なのです。奥様方、旦那達は決して遊んでいた訳ではないのです。
この後、二人は泣きながら弁明をしておりました。なので帰宅したら労をねぎらってくださいませ。
アウトドアをやっている男には、みんないい奥さんがいる、という格言があります(?!)からね。

最後に白馬の3.000m級の山々をバックに記念撮影。また来年も行けるように仕事頑張りましょう!