潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2012年2月29日

旬ではないスズキ

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春になると底引き漁でスズキの水揚げが多くなります。ただスズキの旬は夏です。夏に私が釣って遊ぶんだからたくさん獲らないでくれよ。

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大きいけど、身は痩せ気味です。

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スズキのエラ払いでルアーが外れることが多々あると、釣りの教科書に書いてありました。

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白身の肉は白くて刺身にできない、というか刺身で食べる気がしません。鮮度はいいんだけど。

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刺身にするのをやめて、ポワレ用の切り身にしました。

皮目をパリッと、中はジューシーに焼いて、

゛橋立産スズキのポワレ 何ちゃら風゛

としてお出しすれば夜のアラカルトで一皿2.000円はとれるはずです。

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仕込みの合間にちょっと休憩。泉浜には春のような輝きがありました。

仕込みして、税務署でゴネてきて、スイム練して、セリ市。あ~地味な一日だった。

2012年2月27日

クロスカントリー石川県民体育大会

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今年も白峰で開催されたクロスカントリー大会に加賀市代表でエントリーしました。

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私がエントリーした種目はクラシカル走法です。クラシカル走法とはスケーティングして前進するのではなく、雪上にある2本の溝にスキーを入れて、前後に足を動かし、歩く(走る?)ように滑ります。

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気温-3℃、粉雪が舞うあいにくの悪天ですが、寒くて雪面が溶けてないから滑りやすそうです。

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我らが隊長の林先生がスタート。カメラ目線でキメていますが、途中棄権で玉砕です。

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この世はハッタリ6割、実力4割と確信している私はスタート前の虚勢が大事だと心得てます。落ち着払って大きくストレッチをして、悠然とスタート地点に向かいます。

スタート後はなるべく他選手の邪魔にならないように、コースの端を、遠慮がちに、小さくなって滑ります。

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タケクマ氏は非常にウソくさい鬼の形相で走ってます。次の種目が押しているんだ。早くゴールしてくれ。

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私にとってマラソンもトライアスロンもクロカンもタイムを競うレースではありません。大事なことは競いあうことではなく、みんなと集まり触れ合うことを楽しみ、自然との調和を心がけ、自分と対話し、真剣に遊ぶということ。競いあうのは仕事だけで充分です。

ほぼ毎日、地味で単調なトレーニングをしている私にとって、カラダと心を解放するご褒美なのです。

そろそろ今季のウィンタースポーツは終わりかな。楽しかった。ありがとう。

もうすぐ春、サヨナラから始まることがたくさん待ってます。

2012年2月25日

三寒四温

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もう少しで3月です。一週間ぶっ続け冬のシケはそろそろ姿を消し、シケとナギの間隔が狭くなってきます。

三寒四温でゆっくりと春が近づいてきます。

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ヒルバーグ社のソロ用ダブルウォールテントを極秘入手。一般テント素材の4 倍強度がある引き裂き強度12kg を誇るKerlon1200 を使用。それで1.2㌔の驚きの軽さ。説明書が外国語なのが難点。

当分の間、このテントをいじくって遊ぼう。

仕事部屋が完全に遊び部屋(子供部屋?)になりつつある41歳の今日この頃です。

2012年2月23日

昨日のセリ風景

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需要の多い年末と違って、2月のズワイガニはとても安いです。買うなら今です。

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ハタハタが湧きだしきました。

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赤カレイもモリモリ獲れてます。

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赤カレイ一夜干しフェチの方に発送。

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最近、にわかブームの麹を使った大根寿しとホウボウとハタハタと赤カレイの一夜干しの詰め合わせを発送。

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そして食べ応えアリのズワイの発送。こんなのもらったら嬉しいでしょうね。

どれも美味しそう!

2012年2月21日

白馬スキー合宿

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悪天候をもたらした低気圧が東の海上に抜けて、西からしだいに張り出してきた高気圧が日本列島を覆った週末は、ワンシーズンに数回あるかないかの好天が広がりました。

白馬のグレートサミッツの神々しい稜線は惜しみなく我々に微笑みかけます。

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なんというチャンスタイムでしょうか。自然のチャームに感謝です。

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ここ白馬八方尾根における、これから二日間にわたるスキー強化合宿の始まりです。

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いつも石川の小さなスキー場で遊んでいる我々にとって、白馬の広大さは圧巻です。

迷子にならないように、ケガしないように、楽しく、厳しく、練習しましょう。

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タケクマ君、私についてきなさい。体幹と骨盤を意識して、スピーディーにリズムよくね。

但し、私を抜かさないように。

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ロングターン、

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シヨートターン、

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タケクマ君、極めて上手だね。カービングスキーの特性を熟知した見事な滑りです。さすが理系!

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秋友ガラスさんもメッチャウマや~ん。赤色のソフトシェルジャケットに白いメットがとてもよく似合ってるぜ。まるでスイスの山岳ガイドみたいです。カッコウィ~ネ~

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゛山側の外エッジをもっと有効に使った方がいいですよ゛、とタケクマ氏より指示を受ける私。

どうだ、こんな感じか?!  変態ぽくてウィ~ネ~

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八方尾根はコブ斜天国です。

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石川の鉄板のような固いコブではなく、フカフカの優しいコブです。楽しすぎます。

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一日目のスキー・スノボー実習終了。宿に帰ってから本日の反省会です。

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夕食後、ビデオ撮影した動画を見ながら、カラダの位置、骨盤のヒネリ、体重移動など細かくチェックします。自分の滑りは思っていた以上に下手なものです。反省して明日につなげます。

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消灯20:30を過ぎても枕投げをしていた2名は罰として廊下で正座1時間です。

ご覧のようにとても厳しい合宿なのです。奥様方、旦那達は決して遊んでいた訳ではないのです。

この後、二人は泣きながら弁明をしておりました。なので帰宅したら労をねぎらってくださいませ。

アウトドアをやっている男には、みんないい奥さんがいる、という格言があります(?!)からね。

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最後に白馬の3.000m級の山々をバックに記念撮影。また来年も行けるように仕事頑張りましょう!

2012年2月18日

雪の降る町

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今年の雪はしぶといです。今回の寒波が最後の到来になってほしいものです。

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旅する魚屋はお休みすることなく、波状攻撃をしかけてくる寒波と互角に戦っております。泥臭い根競べは継続中です。

これもひとえに旅する魚屋を心待ちにしていただいてるお客様のおかげです。

感謝しております。

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お客様の愛する旦那様のお車に、「エロおっさん」と心温まるハートフルなメッセージを残して、次のお得意様のお宅に伺います。

2012年2月16日

ひとときの晴れ間

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久しぶりの青空です。

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ワカメ漁解禁まで2ケ月を切りました。もう少しで海に潜れる、私の季節が到来します。嬉しいね。

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今年は板ワカメ作りに挑戦します。橋立では板ワカメ作りをする漁師が絶えて久しいので、戸井がそれを作って復活させてくれと、昨年の春に先輩海士から頼まれました。設備は揃っています。ならば、断る理由は一つもありません。最善を尽くします。

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あっ、もう夕方だ。スイムの時間だ。プールに行こう。

2012年2月14日

本日の旅する魚屋

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タラのブツ切り、

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タラのパン粉づけ、

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タラの白子とカガミダイの昆布〆、

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ホウボウの刺身、

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ホウボウの開き、

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サバビアン、

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サバの色づけ、

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ハタハタ、

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ヤリイカ、

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赤カレイ、

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赤カレイの一夜干し、

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和からフレンチまで惣菜モリモリ、

本日もたくさんのお買い上げ、ありがとうございます。

帰宅してから発送です。

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まずはタラ、

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賢明なる戸井鮮魚のコアな読者なら、このタラが真子入りなのか、白子入りなのかわかるはずです。

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そうです。真子入りのタラです。捌いて発送です。

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今が買い時のズワイガニです。

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ズワイガニが果てしなく高騰した年末の騒乱がまるでウソのようです。

そして今日はバレンタインディーです。

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私からのプレゼントはハラハラドキドキの消費税の申告と納税です。あんまりイジメんといて・・・

生きるってツライね。

2012年2月12日

ランの寄り道

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思っていたより天気が良かった休日、小松ドームで室内ラン練するのをやめて近所のロードを走りました。自宅から片野海岸経由塩屋海岸まで往復約18㌔の予定でしたが、

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塩屋海岸までの遊歩道が雪で走行不可。まぁ、いいや。ランはここで小休止、浜辺に降りて、ちょっと散歩しよう。

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細い小道を下ると片野海岸の白い奇岩群が突如現れます。長者屋敷跡と呼ばれていますが、どんな長者が住んでいたかは不明です。

陽射しに満ちた夏の太陽がこの白い岩々を照りつけると、そこはまるでエーゲ海に浮かぶサントリーニ島の白い家々のようです。

この白い舞台は西に向かっており、ここの一番のご馳走は、さえぎるものがなにもない、空一面に広がる夕焼けです。

ここは空に一番近い舞台です。朱の空がやがて暗闇に包まれる頃、海を照らす月の道は、いったいどこまで続いているのだろうか。

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そしてここ長者屋敷跡のノース・フェイスは世界三大北壁であるアイガー、グランド・ジョラス、マッターホルンに次ぐ北壁として世界のクライマー達の憧れの的なのです。

約1800mの岩壁、頂上付近の極端なオーバーハング、急変する天候、これまで幾人かのクライマー達の命を奪った北壁はいつしか゛人喰いの壁゛と呼ばれ畏れられています。

その昔、小説家の新田次郎は名著「アイガー北壁」の執筆の際、現場の空気感を知るために、わざわざこの長者屋敷北壁まで足を運んだらしいです。

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昨年、この北壁登頂に見事成功した私とシェルパ族のテムジン君の記念写真です。

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・・・というのは真っ赤なウソです・・・

フランソワ・ラブレー曰く、

゛三つの真実にまさる一つのきれいな嘘を゛

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能登島・万葉フルマラソンまであと一ヶ月です。走り込みは足りないけど、宿の予約や宴会の準備は万全です。楽しみなラン・トリップです。

2012年2月10日

王様と私

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巨大、剛力、剽悍、孤高、聡明、それらが川の王様であるキングサーモンの形容詞です。

梵天丸もかくありたい。

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フライパンにバターの海を作り、ムニエルにしてお召し上がりください。

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拳が入るくらい大口のマダラです。

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真子の昆布巻は冬の北陸の食卓の王様です。

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雪はまだ降るのだろうか?  旅する魚屋、苦行が続きます。

2012年2月 8日

発送業務

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ズワイガニをモリモリ、ハタハタ一夜干しを足の隙間にねじ込み発送。

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ハタハタ、赤カレイ、サコダイ、ホウボウのオール橋立、4種の一夜干し詰め合わせセット。

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ヤリイカ、シロトラエビ、赤カレイ、そして小指なしのズワイガニセット。

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赤カレイとハタハタの一夜干し、サコダイの昆布〆、シロトラエビ、ズワイガニ、+地酒セット。

どれもこれも酒飲みにはたまらないラインナップです。

橋立の魚介の実力を存分に味わってくださいませ。

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そして今日からまたシケです。発送も終わったことだし、好きなだけ荒れてろ。

かまってやらないからな。

2012年2月 6日

久々のナギ

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久々のナギです。嬉しいね。

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そして久々のセリ市です。カニをセリ落とすチャンスタイム到来です。と言ってもたいしてカニの注文はないけど。

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たくさん買って、帰って仕込みしようっと。

2012年2月 4日

週末

 

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なんとか今週の仕事を終えてひと安心です。とても酷い週でした。来週も再び寒波がやって来るそうです。ウンザリ気味ですが、海のリズムで生活しているのでしょうがない。自然に身を委ねよう。

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午後からは、とりあえずビールではなく、プールへ行こう。

午後のリラックスタイムに酒を飲む芸風はやめたんだ。

フリーのキック、プル、スイム、そして4種目を地味に泳ごう。

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酒は夜になってから。たっぷり本を読める至福の週末の夜です。

孤高でロマンチストなマゾヒストは、明日も朝からトレーニングです。

2012年2月 2日

大荒れ継続中

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北風ビュンビュンの大シケです。今回のシケはしつこいです。

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最後のセリは確か1/22の日曜日だったから、カレコレ、10日間休漁中です。明日も、明後日も、沖に行けるかどうか微妙です。

漁師殺すに刃物はいらぬ、シケの3日も在ればよい

とはよく言ったものですが、ちょっと甘いです。

橋立はもう10日もシケだぜ・・、3回死んでもまだ足りない。

冬の北陸の海は非常に厳しい環境です。ここは一発逆転、ハタハタの大群でも来て、漁師に大いに儲けてもらわないと困ります。

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今日が大雪のピークです。もう少しの辛抱です。

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