潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2008年3月30日

春の魚満載!

3/20をもってズワイガニが禁漁となり、これからは春の魚がたくさん水揚げされます。カニとあまり縁がない私にとって魚種の豊富なこれからの時期はとても楽しみです。さぁ、今日はどんな魚が並んでいるのでしょうか。

330アジ.JPG
でかいアジです。30cmくらいあります。脂がのっています。

330アラ.JPG
8キロのアラ(クエ)です。浜値で56.000円してました。じゃあ、売値はいくら? 本物はなんでも高いです。

330エビ.JPG
こんなキレイな甘エビを見たことがありますか? グレート! エクセレント! 非のうち所がない、極上のエビです。

330オコゼ.JPG
背びれに毒があるオコゼ。から揚げ、刺身、味噌汁、なんでも来いの魚です。不細工な魚ほど美味しいという好例です。

330カワムキ.JPG
ウマヅラカワハギもたくさん獲れてます。

330サクラマス.JPG
定置網で獲れたサクラマス。品格があります。ルイベ、ムニエルなんかにどうぞ。

330サワラ.JPG
春の魚と書いてサワラ、これも定置網で獲れたもの。

330シタビラメ.JPG
フランス料理で有名な舌平目です。でもこの魚はとても薄っぺらで包丁で皮を剥ぐととても貧弱になります。ドーバー海峡の舌平目とは種類が違うのかな?

330スズキ.JPG
春のスズキは旬ではないのでとても安いです。身も白っぽく食欲を誘いません。夏まで待ちましょう。

330タコ.JPG
水ダコです。軽くボイルして刺身でどうぞ。頭もツウの方に好まれてます。

330ツマジロ.JPG
ツマジロガニです。パーンと割って味噌汁にすると甲殻類特有の旨みが鼻腔をくすぐります。トマトクリーム系のパスタにしてもグッド!

330ナメラ.JPG
ハタの仲間のナメラです。アオハタのことかな? ハタの仲間は旨いけど高すぎます。口から出てるのは浮き袋です。

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浜一番の人気者のノドグロです。刺身、塩焼きにしたらノドグロの右にでる魚はいません。1.5キロのノドグロ、浜値で12.000円してました。こうなったら釣るしかないな。

330ホウボウ.JPG
最近、マイブームなホウボウです。刺身もコリコリして美味しいが、アラもいいダシがでて人気があります。値段も手頃です。

330マダイ.JPG
久しぶりの真鯛です。もう少し小さかったら買うのになー。

330マトウダイ.JPG
マトウダイです。体側に黒点があるのがマトウダイ、ないのがカガミダイ。

330メッキ.JPG
色鮮やかなメッキ鯛。最近、真鯛が獲れないのでメッキの刺身をよく造ります。真鯛よりちょっと身が柔らかいが甘くて美味しいです。

330メバル.JPG
意外と高いメバルです。先の真鯛とキロ単価が一緒でした。どうも納得がいかない・・・

まだまだ魚種はあります。いずれコツコツと紹介していきます。なるほど、橋立沖は暖流と寒流の交差点、栄養たっぷりの海なんですねー。ハタハタひとつ見ても、腹の中はオキアミでいっぱいです。

330市場.JPG
セリ前の市場風景。一時間たらずできれいになくなります。

330オードブル.JPG
近くの町の子供会用のオードブルの注文。バイ貝のブルゴーニュ風、サワラのポアレ ラタトゥイユとチーズ添え、などなど。

330イモ.JPG
サプライズに大学イモをサービスすれば、トイババが提案。イモでサプライズしてくれるだろうか。

2008年3月26日

築地探訪

金沢発東京行きの深夜バスは早朝に新宿に到着します。すぐに地下鉄に乗り築地へ向かいました。
日本のみならず世界中の魚が集まる築地市場、魚好き、料理好きにはたまらないスポットです。

大きな門で仕切られている場内は約1000(!)もの中卸業者がひしめき、魚箱、冷凍マグロ、貝、エビなどが所狭しに並んでいます。自転車やフォークリフトやバイクなどが右や左に何台もひっきりなしに往来し、ぼやぼやしてると怒鳴りつけられる勢いです。

築地2.JPG
どこまで歩いても店が続きます。どこまで広いんだ?時折、水がバッサーンと床の上を流れる。シューズが濡れないよう慎重に歩く。長靴が必要ですね。

マグロ.JPG
冷凍マグロがいたるところに転がっています。

包丁2.JPG
マグロ用の刃渡り150cm以上ある包丁。包丁というよりカブキ者の刀みたい。

築地マグロ.JPG
惚れ惚れする切り口。さすがです。

貝.JPG
30cmくらいの貝、デケー! 

築地3.JPG

鯛.JPG
天然物、養殖物、ありとあらゆる魚がやや乱雑に積み上げられています。ジャンパー姿、長靴、竹籠と築地ファッションに身を包んだ飲食店関係者が次々と買い、竹籠に入れていきます。

築地1.JPG
ウェットスーツを羽織って魚を捌いています。気合いはいってます。

車.JPG
「ちょいとごめんよー」 人一人しか通れないような通路を電動大八車(?)が突き進みます。

さすが東京の台所、とても刺激的で勉強になりました。築地が移転するとか、そんな話もありますがぜひここでやってもらいたいですね。築地は世界に誇れる日本の宝です。

2008年03月22日_P3220317.JPG
朝飯に場外にある「井上」の醤油ラーメンをいただく。シンプルだけど深い味わい。旨い!

かっぱばし.JPG
お次は築地同様、料理好きにはたまらない合羽橋商店街へ。ありとあらゆる調理道具が揃ってます。

包丁.JPG
ネットでなんでも買える御時世ですが、やはり触ってみて相性がいいか悪いかは店まで出向かないとわかりません。包丁でいうなれば刃の良し悪しは値段に比例しますが柄(グリップ)のフィット感は握らないとわかりません。このぺティナイフでもどちらにしようか相当悩みました。

午後は思い出深い吉祥寺でゆっくりと過ごしました。初夏のような陽気のなか、伊勢屋の向かいにあるスペイン風なバールで生ビールでも飲みながらゆっくり食事。

323エビ.JPG
数ある小皿料理、一人なのでたくさん注文できず残念でした。こちらはエビのニンニクオイル煮。

パン.JPG
この料理のニンニクオイルをパンにつけて食べる。このかかっているオリーブオイルの香りがなんとも爽やかでした。

323パエリア.JPG
魚介のパエリア、次の戸井邸での宴会ではぜひ作ってみたい料理の一つです。この味を参考にしようっと。

MISHIMA.JPG
店内には伊勢屋から流れてくる焼き鳥の匂いがたちこみ、春の強い日差しがその煙を照らし出します。席に座り上着を脱ぎまわりの風景を眺めました。外では、大きな犬の散歩をしている夫婦、しきりにキスを交わす若いカップル(欧米か!)、4~6人くらいの大学のグループがはじけるように笑いながら井の頭公園の坂を下って行きます。遠くではギターでフォークを歌っている60年代風な人達、焼き鳥を買い求める長い行列。横の席では若いフランス人カップルが指を絡め合い、老夫婦がワイン片手にピンチョスをつまんでます。

3月の終わりの気持ちの良い昼下り、みんなそれぞれとても幸せそうに見えました。あまりに幸せそうに見えるので私はいつになく寂しい思いをしました。

この料理の味は真似できるけど、この雰囲気、この空気は東京ならではのものです。悲しいけど石川県じゃ真似できません。東京へのモノ、カネ、ヒトの流入、地方からの流出は日本にとっての大きな問題です。

東京のヒトが羨ましがるような特色ある地方の行政が今後の課題です。 少しだけ憂いながら大学の同期がまっている水道橋の加賀屋に向かいました。

その後のことはあまりよく覚えてません・・・

2008年3月24日

春ですね

吉祥寺の井の頭公園の桜が少しだけど開花してました。石川県ももうすぐで開花するでしょう。そろそろ船の底にペンキを塗って、エンジンを取り付けてワカメ漁の準備をしなくては。

324海楽.JPG
楽しい季節の始まりです。私にとって船遊びほど楽しい時間はないです。海楽丸よ、今年もよろしく!

324旧港.JPG
港にはレジャー船の係留が始まってます。お隣の瓦屋さんのGさんも船を新しくしました。またスズキと赤イカ釣りに連れてってね。

324花.JPG
学校も今日から春休み。娘がお花屋さんごっこをして遊んでます。花というより家庭画報にでてくる有名フレンチ店の前菜みたい。センスあるんじゃない?

マジック.JPG
表参道の露天で買ったお土産。私の命令一つでジャンプしたり宙返りをする、自由自在にダンスする紙人形。ホントに不思議。

324泉浜.JPG
そして今日も日が暮れる。

2008年3月21日

ちょっと東京に行ってきます

2008年03月21日_P3210295.JPG
週末、東京に行ってきます。金沢発の深夜バスってとても安いんですね。片道5000円くらいですか。5000円って山代温泉のスナックから橋立までの代行料金くらいじゃないですか。こんなに安いなんて知らなかったです。

東京には大学の同期の飲み会がメインですが、他にも築地やら有名レストランやらも回ろうと思ってます。そのことを嫁さんに話すと、

「どうでもいいけど、変な病気もらってくんなよ、ぼられんなよ・・」 っと捨てせりふを吐く。

「な、なに言うとれん、へっ、変なこと言わんといて・・、俺は純粋にべ、勉強したいだけだよ、北極の氷がと、溶けて北極熊が大変なときに、そんなことするわけないじゃん。あっ、携帯がプルル、プルル鳴ってる、ちょっと待ってて・・」

額の汗をぬぐいながら嫁さんの前から立ち去る。嫁さんて怖いなー!

2008年3月19日

黙々と干物作り

今日はずぅーっと干物作りをしました。明日からまたシケ模様、売る魚がなくなります。私のお客様、干物買ってくっせーの。

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浜で嫌われ者になりつつあるハタハタ。もう、飽きました。生ではなかなか売れないので干物やから揚げにします。

319中アジ開き.JPG
中位のアジも開いて干物にします。今日の晩飯で食べましたが、いや~、旨かったね!

319子アジ.JPG
小アジも細かいけど2箱分開きました。まるで八丈島のクサヤ工場みたいです。


319アジたて塩.JPG
開いたアジを海水程度の塩水につけます。このことを「たて塩」といます。

319中アジたて塩.JPG

319子アジたて塩.JPG
4~6時間くらい漬け込みます。

319はたはた立て塩.JPG
ハタハタもたて塩に。

干物も3月いっぱいまでかな。4月になればワカメ漁が始まるし、そろそろ愛艇゛海楽丸゛のメンテナンスでもしなきゃな。透明度のいい、きれいな水中が恋しいです。

つけている間にジムに行ってこようっと。

                         ~番外編~

人間ではなく猫の餌になるウマズラカワハギです。
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最近、水揚げが少なく高値がつくカワハギ。それでも猫のために欲しいそうです。

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身が張ってとても筋肉質です。猫にあげるのははっきりいってモッタイナイ。鍋にしようよ・・・

319ミミダコ.JPG
ミミダコと言う名前ですがイカの仲間です。ピンセットで墨袋を取って煮付けにします。頭の中の白い所(?)が美味。

319ヤドカリ.JPG
バイ貝の殻から出てきたヤドカリ君。やや戸惑っております。

2008年3月16日

ライトハウスと命名

トイジジが去年からコツコツと作っていたアトリエがそろそろ完成します。

316全体像.JPG

316正面.JPG
「ライトハウス」と命名。名の由来を聞くと尊敬する建築家フランク・ロイド・ライトにあやかりたいとのこと、孫の名(私の長女)が ゛あかり゛ だということ、そして灯台にかけたということ。はぁ~、そうなんだ。

316入り口.JPG
こちらが入り口です。

316ドア.JPG
流木で作ったドアノブです。開けてみましょう。

316室内1.JPG
広さは4~5畳くらいかな。この室内にコンセントが10個くらいついてます。さすが元電気屋、10個も何に使うの?

316室内2.JPG
トイジジ作のピカソの模写。

316ガラス窓.JPG
窓にはご近所のガラス作家さんからいただいた作品をとりつけてます。夜、室内の灯りをつけるとオレンジ色がぼんやりと輝きます。暖色系の灯りはとても落着きます。蛍光灯じゃダメだな。


316壁.JPG
壁も手作りです。よくやるなー。

後は屋根を張るだけと思いきや、まだしたいことがあるみたい。縁側とライトハウスを結ぶ橋を建設予定とのこと。まるで寺内貫太郎一家のきんおばあちゃんの離れみたい。

316庭木.JPG
木や花やハーブもたくさん植えて春を待ちます。花盛りの頃にはすごくキレイな庭になることでしょう。またここで一杯やらなきゃな。

2008年3月14日

エビ漁解禁!!

3/20の蟹禁漁を待たずにエビ漁が始まりました。普通だと20日まで金になるズワイガニを引きに行くのですが、このところの安値なんでしょうか、2隻だけ前倒しでエビ漁に向かいました。結果的に言えばエビの水揚げの方が金になっていました。

314エビダイハチ.JPG
初物の甘エビです。箱数は少なめ、赤色の光沢ははまあまあでした。これからに期待します。

314セリ場.JPG
船名札を入れて、セリを待ちます。今日は高いよ。

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こちらが大エビです。市場全体でも4箱だけ、そのうちの一つをセリ落としました。あっという間に完売、少々高くてもやはり初物はよく売れます。

2008年3月12日

浜の夕方

夕方の6:30からセリが始まる橋立漁港、17時くらいになると沖から続々と底引き船が帰ってきます。

312大八.JPG
船からダイハチ車にトロ箱を載せて、セリ場へ向かいます。何獲れたかな?

312大八3.JPG
赤カレイとハタハタですね。

312大八2.JPG
こちらはアンコウなどなど。

312かに.JPG
ムサガニもいっぱい獲れてます。

312ひらめ.JPG
活かしのヒラメです。私が夏になったら釣りますので・・、あんまり獲らないでね・・・。

312アジ.JPG
セリ場には刺し網漁のアジが大漁です。アジを捌くと包丁に脂がまとわりつきます。グッドですね!

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白カレイも大漁です。こちらは一夜干しにするとイヤな匂いが消えて美味しくなります。

312網.JPG
漁師達は網をきれいにして、

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氷と油を満載して、再び沖へGO! いわゆる ゛折り返し゛ です。

今日の晩から2隻がカニからエビ漁へ切り替えします。真っ赤でプリプリな甘エビが待ってます。

2008年3月10日

木場潟ジョギング日和

春の到来を予感させるポカポカ陽気だった日曜日、こんな日はジムでのランよりも木場潟ジョギングでしょう!

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白山の白い稜線が青空を背景にはっきり浮かびあがってます。湖面がキラキラして直視できないほど眩しい。なんて気持ちのいい日なんだろう!

309木場.JPG
高揚する気持ちとは裏腹に身体が重くペースが上がらぬまま一周を終える。こんな調子じゃ4月の大会に参加できるのだろうか?もっと練習しないといけません。

家に帰ると、オードブルの仕事が待ってます。50人前、質より量でお願いしますとのこと。それじゃ、魚はハタハタ以外は使えないな・・・。

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かぼちゃとジャガイモのサラダ。

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マカロニグラタン。

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スモークサーモンのサラダ。

309パスタ.JPG
明太子とミートソースのパスタ。

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ハタハタとフキノトウのから揚げ。

309パン.JPG
オープンサンド。

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中華風肉団子。

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エスカルゴ風ホタテのソテー、

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洋風肉団子。

などなど30皿くらい作りました。結婚式の2次会のようです。ご近所の加佐岬倶楽部へ運んで今日の仕事は終了。会場には美男、美女が勢ぞろい、私もおしゃれして参加してみようかな・・・。

今日の晩飯。

309晩飯.JPG
コウイカの刺身、ハタハタの南蛮漬け、アンコウと蟹の味噌汁、コウイカのゲソのニンニク醤油焼き。

オール橋立産の献立。味は料亭なみです。酒がすすみ、運動して減らしたカロリー以上のカロリーを摂取。これじゃ、痩せる訳がない。

2008年3月 8日

今日のお魚

昨日競り落とした魚たちシリーズ

308ソイ.JPG
まるまる肥った白ソイです。刺身でも焼いても、中華風に清蒸しても、イタリア風にアクアパッツァでもなんでもこいの魚です。真鯛より高値の高級魚。

308やなぎばちめ.JPG
ヤナギバチメ、通称゛メバル゛です。この魚も白ソイに負けないくらいの高級魚。昔、伊豆でダイビング中に身体を上にやや斜めにしてぼんやりたたずんでいるところをよく見ました。高級魚っぽくないけどな~。

308コウイカ.JPG
コウイカです。背中にマンゴの種のような軟骨があります。身が厚くもっちりして美味。捌くとき墨袋が破れたら難儀します。

308タラ.JPG
マコ入りのマダラです。マコは生で、身は昆布締めやフィレにして、頭や骨はアラとして売ります。

308ムサ.JPG
脱皮したての殻がちょっと柔らかいズワイガニ、通称゛ムサガニ゛。身の入りは悪いが、その分安い。この大きなムサも一杯1000円もしません。鍋でもいいし、塩茹でしても良し。

308小鯵.JPG
小鯵です。定置網漁が始まればこんなサイズのアジに値はつきません。このままお客さんのところに持っていっても絶対売れません。手間暇かけて加工して付加価値をつけます。

308アジフライ.JPG
半分は開いて小骨を抜き、パン粉をつけてパック詰めします。フライはやはりアツアツがおいしいですよね。

308アジ干物用.JPG
あとの半分は干物用にします。酒の肴に、または朝食の一品に、軽く炙って召し上がれ。

308パック.JPG
パック詰めした商品、手前から、タラのアラ、タラの昆布締め、フクラギの刺身、コウイカの刺身、タラのマコ、パン粉付のアジ。

308干物.JPG
赤カレイ、ハタハタ、アジの一夜干し。

308タラフィレ.JPG
刺身にもできるタラのフィレ。人気あります。

308夕日.JPG
そして今日も日が暮れる。

308残り物.JPG
本日、期待してた白ソイ、ヤナギバチメが売れ残りました。開いて一夜干しにして再アタックをかけます。旨いのになー。ちょっと高かったかな?

2008年3月 4日

素人寿司でもなかなかイケル!

今年に入って初めてのピーカン、すばらしい天気だった日曜日に戸井邸で親しい人達をお招きしてパーティーを開きました。今回はフレンチ・イタリアンじゃなく、にぎり寿司。魚の鮮度には自信があります。技術的には図書館で借りた寿司の参考書が頼りです。酢飯、ネタとも手引き通り作ります。凝り性な私はこういう作業がとても好きです。

302鯛.JPG
真鯛は皮霜造りに。

302アジ.JPG
刺し網漁で獲れだしてきたアジ。大きめの方が脂が乗って美味しい。

302アジ酢締め.JPG
半分は生で、もう半分は軽く酢締めにします。おぉ、まるで寿司屋の仕事。

302ヤリイカ.JPG
ヤリイカは甘くて柔らかい肉質。ゲソとエンペラは煮付けにします。


302ブリづけ.JPG
ブリの切り身はヅケにします。八丈島のカジキ、吉祥寺の゛浜やん゛のトビウオの島寿司の味が懐かしい。ワサビじゃなくカラシをつけて握ります。

302バイ貝料理.JPG
大きなバイ貝は煮付けにします。

302バイ貝とげその煮付け.JPG
肝は気絶するくらい旨い! この煮汁でイカのゲソも炊く。これもたまらん!好物のバイ貝をたらふく食べたアンクルトムさんはこの時点でハイテンション、ワインを浴びるように飲む。

302フキノトウ天麩羅.JPG
フキノトウとユリネの天麩羅。この苦味は春の味です。

302オーバル皿.JPG
大きくて、長いオーバル皿に料理を盛り付けると、とても洗練された一皿に見えてくるから不思議です。

302ワイン.JPG
寿司の前に前菜からゆっくりいただきましょう。まどろみの午後、デッキから春の風と強い日差しが差し込んできます。JOAO GILBERTOのささやくようなボサノバをBGMに宴はゆっくりスタート。しかし酒のペースはかなりキューピッチ、みんなしゃべりたいことがたくさんあるみたい。

         「宴もたけなわではございますがぼちぼち握り寿司始めますか」

302寿司参考書.JPG
動揺するPさんに 「この通りにやればいいですよ。」 と寿司本を渡す。大人の見識と子供の好奇心を持ち合わせたPさん、受験生のような真剣な眼差しになり、本に食らいつく。釣りで例えると、Pさんがスズキならこの時点でキラキラ光るルアーに反応しファーストアタックをかけているところ。ガツッと竿先がしなり、私はそれに合わせて大きくフッキング、勝負はついた。

302テーブル.JPG
テーブルに寿司ネタが並びます。自分の分は自分で握ってね。キャキャとテーブルがざわめく。酢水で手を湿らせて握りますか!

握り風景1.JPG

302にぎり風景2.JPG
みんなそれなりに(?)に寿司っぽくなってきてます。味のほうは・・・、いける! 旨いよ、これは!だんだんと上手になるみんな、よく見てると押さえの左手のスナップをきかせて握ってます。なんかプロっぽい!
詳しくは風花さんのブログをご覧ください。

寿司をつまみながら、話題は映画、文学、演劇、行政、金融のジャンルから最近あった気にくわないこと、おもしろかったこと、こんなこと、あんなことこ・・などなど話がつきません。瞬く間にたくさんあったビール、ワイン、日本酒を飲み干しかなりヘベレケに、私など3歩も歩けないほど泥酔、大丈夫かな? 暴言吐いてないよね・・?

302ビール.JPG
話のつきない宴会、途中でご近所のバングラデェシュ系日本人(?)のガラス作家のAさんや瓦屋さんのミューちゃんが遊びに来て大いに盛り上がる。時間を見ると深夜になりつつあります。私は眠い目をこすりながら寅さんのように

                「みなさん、そろそろお開きにしますか」
 
とややうわずり、ろれつのまわらない口調で閉会の辞を宣言。     

とても楽しい宴会でした。みなさんの笑顔を見ると元気がでてきます。次はひまわりの咲く頃にまたやりましょう。

    リリー 「うん、じゃまたどっかで会おうよ」

    寅次郎 「日本のどこかでな」     ゛⑪ 寅次郎忘れな草゛

2008年3月 2日

橋立中立志式感想文

先日行ないました橋立中立志式の感想文が届けられました。

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私の独演会にどんな感想を持ったのだろうか? 興味シンシンです。いくつかピックアップしてみます。

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あなたが想像していた私の人生に興味があります。それにしても衝撃的とは難しい漢字知ってるな~。

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えっ、あなたのお母さんは私と同級生なの? 中学の卒業アルバム紛失のため、調べることができず残念・・・。

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戸井さんもがんばれって、ジミー大西のギャグじゃあるまいし・・

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「戸井さんはやはり偉大・・・」だなんて、こういう無垢な少年は天然記念物並みに大事に育てましょう。
東京に行って、変な宗教にはまらないよう気をつけろ!

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えっ、私の真顔で冗談を言う芸風を理解できたのか?ならもっと笑えよ!

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指名されたのがそんなに怖かったのか? そんなんでこれから生きていけるのか?  「戸井さんの話にはおもしろみがある・・」って君は文芸評論家か?

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日大経済学部はちっとも有名じゃありませんし、全然すごくありません。中学生レベルの学力で卒業できます。日大芸術学部は有名だけどね・・

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ビンタは過去のものじゃないんですね、ていうかそれは脇道の笑い話。そんなことに感心しないでね・・。

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「とてもおもしおかしくおもわず笑って・・・」 えっ、笑ってたの? ならもっと大きい声で笑えよ! 私の十八番の話で笑いがとれず困っていたんだからな!途中から反応の薄い生徒から笑いの絶えないご父兄さん達メインに話してたけどね。

とっても笑えた生徒さん達の感想文。人生の岐路にたってなにかしなくちゃいけないという危機感はヒシヒシと感じました。こんな一文があったので私は立志式で講演した意義がありました。

2008年03月01日_P3010297.JPG
そうだ!勉強をめっちゃがんばれ! そして世界へはばたけ! 

             「たたけよ さらば開かん、 願えよ さらばかなわん」

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