潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2007年10月30日

広報こまつにちょこっと登場。

小松市の広報誌にちょこっと登場しました。

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写真ではわかりませんが、スーパー照れ笑いしてます。やめてくれ~・・、やめまっし。

なんでも職業の方言のお話。私のような店を持たない商売、無店舗販売のことを「カズキウリ」と言うそうです。カズキウリのカズキは荷物を担ぐという意味から変化して名づけられたようです。

そして魚売りのことをボテ売りと言うそうです。ボテとは「棒手」で魚を入れた籠や容器を天秤棒で担いで歩いた[棒手振り」に由来する言い方だそうです。

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「京洛月次扇面流屏風」の一扇に描かれた魚屋と私の祖先(?)。約500年前、室町時代の頃。時代は流れてもやってることは同じ。私もこんな格好で売ったらみんなの度肝をぬくんだろうな・・・。

2007年10月28日

長い一日

昨日はとても長く終わらない一日でした。暁闇の頃からの仕込み、魚売り、オードブル、ケータリングのようなサービス2件分、子供会の料理、そしてレ・アールさんバール・・・、おまけにイスから落ちて首、肩の打撲、盛りだくさん過ぎます。痛みをこらえてブログ更新しています。嫁さんも冷ややかな口調で「自業自得」の一言。まさにその通り。

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バイ貝を湯がいて身を取り出して、食べやすい大きさにカット。

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メッキ鯛の下処理。

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真鯛のカルパッチョ。ソースと飾りの野菜はお客さんのお宅でおこないます。フワッと盛り付けしてね。

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新潟産の香箱蟹。石川は11月に入ってから解禁となります。香箱は石川県人の大好物。冬のパーティーはこれがないと始まらない。

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牛のタタキ風ステーキもいかが?

時間が押してきて、写真を撮る余裕がなくなってしまいました。残念!

まず一軒目。小松のセレブ夫人達6名様分のパーティー。
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                      メニューは下記の通り。

                  ~真鯛と甘エビのカルパッチョ~
                    ~水ダコのカルパッチョ~
                   ~バイ貝のブルゴーニュ風~
                   ~メッキ鯛のオーブン焼き~
                 ~牛のタタキ風ステーキ デミグラスソース~
                     ~香箱蟹のボイル~
                    ~洋ナシのコンポート~

                  以上7品、ありがとうございました。

自宅に戻り、次の準備。特大甘エビと料理を積んで会場の別荘へGO!

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香箱蟹がでると、歓声があがるほどの人気。


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バイ貝のブルゴーニュ風。ニンニクパセリバターの香りが食欲を誘います。

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メッキ鯛のオーブン焼き。この雑さがイタリアっぽくていい?

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マガレイの昆布締め。真鯛の倍の値がつく高級魚です。

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などなどを用意して、とどめは特大甘エビで驚かせる。殻は各自で剥きます。頭をすすり、大きい身の尻尾を摘み、上にあげて口に入れる。これ以上の幸せがあるのだろうか。皆様、楽しい夜をお過ごしください。

帰ったら子供が10数人待ってます。
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お母さん連中に刺し盛りを造り、今日の仕事終了。子供達と遊ぶ時間がなかったが、今度は山下清の物まね大会や少林寺木人拳ごっこをしよう。今日は勘弁してね。そしてレ・アールさんのバールへ出発。
そして深夜に急な睡魔のため、大音響とともにイスから転倒、騒然とした空気が流れる。いたるところ強打。ノックアウト、燃え尽きて灰になる。バカにつける薬なし。

2007年10月26日

稚貝の放流

昨日、漁協の依頼でサザエとアワビの稚貝を放流してきました。両方とも数千個くらいの量の稚貝を浅くて岩場のある水域に放流します。久しぶりに海楽丸の出動です。

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アワビの子供、約1㎝くらい。宝石のように美しい。裏返しにならないよう牡蠣の殻にくっつけて放流。

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サザエの子供、白っぽい色なんですね。

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ベタ凪の海、海面を滑るように走る海楽丸。海にでると気分が高揚します。

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加佐の岬の灯台を越えて・・、

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お夏のガン洞も越えて・・、

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目的地に到着。水がとってもキレイ! 潜りたくなってきた・・・。

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少しずつ移動しながら、投入。

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無事に生育することを願います。タコや黒鯛の格好の餌になるんだろうな・・・。早く岩陰に隠れて!

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サザエもチャポン、チャポンとばらまきます。これで終了。数年後にまた会おう。海楽丸も今年の仕事納め。船を陸に上げて、エンジンをオーバーホールに出します。春のワカメのシーズンまでのお別れです。

アワビの稚貝が成長して1㌔くらい大物になる確率と私がヒルズ族になる確率、どちらが高いのでしょうか?ちなみに私がヒルズ族になる確率は限りなく0に近いですが・・・。

2007年10月24日

バイ貝とトラエビのパスタ アメリケーヌソース

売れ残った魚介で作るお惣菜シリーズ。

きのうの生魚の残り物は今日のお惣菜。私の趣味の時間です。手間暇惜しまず暁闇の頃から作業開始。

今日の素材はバイ貝とトラエビ。バイ貝は冷蔵庫で1~2日平気で生きてますが、トラエビはすぐに頭が黒くなってしまいます。こうなると売り物にはなりません。刺身でバッチリいけるのに色がね~。

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バイ貝の殻を割り、身を塩でもみ洗いしヌメリを取ります。そして食べやすい大きさにカット。

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トラエビの頭を取り、殻を剥がします。頭は捨てないでキープ。

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具の完成。しばらく冷蔵庫の中に入れておき、お次はソース作り。

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トラエビのの頭を使って、アメリケーヌソースを作ります。フライパンにアーリオ・オーリオを作り、そこにトラエビの頭を入れて炒めます。赤っぽくなり、火が通ったら、白ワインでフランベしてトマトホールを投入。

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そしてグツグツ煮込みます。ソースにエビの旨みが乗ったら、塩・コショウで味をととのえます。

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そして、ムーランで漉します。税務署のように最後は何も残らないようしっかり漉します。ヒェー!

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フライパンにソースを移し、生クリームを入れます。甲殻類と生クリームの相性はいいです。スカンピー、ワタリガニ、ウニなどのパスタソースはトマトクリーム系がほとんどです。ソースの完成。

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具を軽く炒めます。炒め過ぎたり、煮過ぎたりすると具が小さくなりショボク見えます。
茹で上がったパスタとソースと具を絡めます。

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パックに詰めて終了。甲殻類の旨みがギュっと詰まったソースとパスタが絡み、海の底力を感じます。魚介のだし汁を使う料理はなんでも美味しいですね。

2007年10月22日

ズワイガニDM作り

11/6のズワイガニ解禁に向けてそろそろDMの準備をしなくてはいけません。去年は業者にお願いしてましたが、今年は自作です。

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編集用のソフトで作製。去年、注文されたお客様に送ります。

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うーん、じれったい。この分じゃ半日以上かかりそう・・・。

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トイジジ作の鉄棒が完成。私が逆上がりすると鉄棒が湾曲しそう・・。

2007年10月21日

久々のシケ

寒気を伴った低気圧が通過すると、南西の風から強い北風に変わり気温もグッと下がります。海はシケとなり漁は中止、かわりにサーファー達がグットウェーブを求めて集まります。高気圧ガールならぬ低気圧ボーイ。(高気圧ガール、なんてステキなネーミングでしょうか! 達郎最高!)
 昨日はまさにそんな天気でした。

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北西の風がビュンビュン吹いてます。橋立港の出入口が北西に面しているため、こうなるとアウト。

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加佐岬の手前が泉の浜、ここにサーファーが集まります。

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草木も強風でしなりまくっています。立っていても風圧でヨロヨロしてしまうほどです。

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なかなかのグッドウェーブ、たまにいいのがきます。

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いい波を求めてパドリング、荒れた海を駆け巡るサーファー、勇気あるなー。

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見事、ライドオン! あ~、楽しそう! 波に力があります。ところで今の私はうまく時流に乗っているのだろうか?・・いかん、いかん、 この重い雲と鉛色の海を見ながらの考え事はいけません。

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秋を通り越して、冬がすぐそばまで来ています。橋立も11月に入ると、いたるところで蟹の塩茹での匂い、北風にあおられた軒先の一夜干し、そして鉛色の時化た海と空が広がります。。旅情をかきたてる港町、橋立。なんか演歌っぽくなってきたな~。

  

2007年10月19日

とどまるところを知らぬトイジジの創作欲

トイジジ製作のオブジェシリーズ

其の一、ブランコ
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浜にたくさん捨ててあるロープで作製。子供達に人気あり。

其の二、ローテーブルとイス
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ここ最近の作品。バーべQにちょうどいいのだが、残念ながらまだ未使用。ちなみにうしろの自宅もほとんどジジ作。ローコスト住宅の見本のような家です。

其の三、鉄棒
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こちらは基礎工事が終わったところ。金が入ると、工事開始。

其の四、手洗い場
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テーブルの横に設置。井戸水がこんこんと流れる。ここにひとひねりあり。

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排水口には海岸で拾ってきたシーガラスが埋め込んであります。水と光にガラスが反射して、遠い昔見たような、幻のような、ノスタルジックな雰囲気があります。なかなかやるなー、トイジジ。

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テーブルの上には巨大なシイの木が覆いかぶさります。強い日差しをさえぎり、涼しい風を運んでくれる大切な木々です。

トイジジは今日も黙々となにかを作っています。

2007年10月17日

惣菜作り

戸井鮮魚は橋立産の生魚の他にお惣菜も車に積んで商売しています。生魚は鮮度が一番大事ですので売れ残ると、次の日の惣菜の材料にします。できるだけロスを少なくするかが、吹けば飛ぶような弱小魚屋の課題となります。

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このピンピンのアジは惣菜用に取ったもの。もちろん刺身でもいけます。ちょっともったいないけど、

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三枚に捌いて、小骨を抜き、

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フライにします。う~ん、もうちょっと、ひねりが欲しいところ。

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次はバイ貝とキュウリの酢の物。コリコリのバイ貝の食感がいいですね。

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こちらはヤリイカ。輪切りにして・・、

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中華風チリソースにしてみました。私としてはイカリングが好きなのですが、嫁さんが「油がはねてイヤ。」とのこと。

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お次は、水ダコと茄子の中華風サラダ。ボイルしたタコは刺身やサラダ、酢の物、たこ焼き・・・、なんでも使えて便利です。

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真鯛の昆布締めを作りおきして、冷凍庫で保存します。うちの定番人気商品。

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「たった」とは加賀の方言。「とても」、「verry」という意味の副詞です。トイセンもみんなに「たったうめえー」と言われるよう日々精進していきます。

今日の出来事。お得意様に魚を売っていると、たぶん、ご近所の上品なおば様が私の横で
 「お惣菜も売ってるの?」と質問。
 「そうや、惣菜もあるし、自家製クッキーもパウンドケーキもイチヂクパイもあるよー。」(これホント)
 「あなたは何屋さんなの?」
ちょっと言葉にトゲがあったので、ここはひとつ混乱させてやろう・・・。
 「もともとはスクーバダイビングと水泳の先生、それと水球のジュニアオリンピックのコーチもやってたなー。あっ、気孔の指導も少々、内気孔じゃなく、外気孔ね。今は潜りもやってるよ。何買うか決まった?」

その上品なおば様、いろいろ買って、不思議そうに頭を傾けながら帰っていきました。また、来週来てね。

2007年10月14日

セリ落としたことがない魚達

セリ落としたことがない魚シリーズ。

其の一、ウチワエビ
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身は少ないが、イセエビの代用に使われるくらいだからプリプリして美味しいでしょう。食べたことなし。


其の二、カスベ
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エイの仲間。適当な大きさに切って、煮付けや煮こごりにする。これも食べたことなし。

其の三、オコゼ
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背びれに毒アリ。昔、船で刺されてひどい思いをしたことがあります。腫れと激痛、死ぬんじゃないかと思う程。白身の肉は刺身、から揚げなどに。不細工な魚ほど美味しいという好例。

其の四、ナマコ
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私じゃ、扱いかねる代物。ナウシカのオウムみたいで苦手・・・。

其の五、シロトラエビ
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ねっとり甘く、甘エビより断然おいしい。値も抜群に高い。船のまかない料理でも使うのに躊躇するほど高級品。シロトラの握り、食べてーな!

其の六、ホッケ
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開いて干物すると美味しいですが、もう少し寒くならないとね。でもどうせ干物をつくるなら、赤カレイ、白カレイ、ハタハタなどを使います。ホッケの干物は旨いんだけど、どこにでもあるから面白くないです。

まだまだありますが今日はこの辺で。
お口直しに最後は橋立自慢のパティシエによる秋の食材を使った魅惑のスイーツをお楽しみください。

其の七、マロングラッセ
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このアンチャンがこのブログ見たら怒るだろうな・・・。

2007年10月13日

夕暮れの片野海岸

自宅から車で10分のところにある片野海岸。夏はたくさんの海水浴客で賑わいます。

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ちょっと肌寒い秋の夕暮れ、やや強い北風が吹いてます。人影は・・・全くありません。

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この先は塩屋海岸に続きます。右隅に堤防が見えるでしょ。あれが塩屋港の防波堤。塩屋港を越えると福井県になります。つまりここは南イタリアならぬ南加賀。

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小さい波ですがサーファーがたくさんいます。心ときめく土曜日の夕方を存分に楽しんで!

2007年10月11日

セリ場の日常

夕方になると底引き船が続々と入港します。自宅の有線で入港時間が放送されます。

「底引き船゛宝勝丸゛、5時30分入港予定。尚、宝勝丸は折返し出漁。底引き船゛宝勝丸゛・・・・」

ぼちぼち浜に行きますか。

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楽を覚えたカモメ達。沖でも鳥山の下は魚群ではなく底引き船。自立できない哀れなカモメ。

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縦横無尽に駆け巡る大八車。今日も全開バリバリです。全開バリバリ? 昭和チックな響きだな~。

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甘エビ、赤カレイ、トラエビ・・・。獲れたてホヤホヤ。

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真鯛は今日も大漁。なんでもこの船の船頭、大間のマグロ仕様の高感度ソナーを駆使してるとのこと。ソナーのお値段ざっと1.000万円以上との噂。投資してるなー。

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セリ開始、今日もセリ親とセリ人とのバトル、ピリピリした空気が流れます。

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腹が減ると、そこらにあるエビをつまみ食い。甘くて旨い!

2007年10月 9日

冬の海の色

昨日はシケ、風は止んだものの、すっきりしない空模様。北陸特有の空全体を覆う鉛色の雲が登場しだすと、そろそろ季節は冬になります。

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泉の浜ビーチ、夏は遠くに過ぎ去りし。

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この空、石川県チックな鉛色。いいね~。橋立の冬は一年で一番活気づきます。今年もズワイガニがたくさん獲れますように。ちなみに県内において、ズワイガニの名称が去年から゛加能ガニ゛となりました。加賀と能登に気を使ってのネーミング? バッドセンスです! それじゃまるで秀吉が丹羽長秀と柴田勝家に気を使って゛羽柴゛と名乗ったのと同じじゃないですか。いや、戦国の話はもうやめよう・・・。

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波は小さいが、まずまずのラインナップ。北風が吹きだすとサーフィンの季節となります。耳に雪を積もらせて波待ちしているサーファーには畏敬の念を覚えます。漢だね。

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おもしろそうなので買ってみました。著者曰く、

   ゛社会は明らかに、家柄主義社会から学歴主義社会・ブランド主義社会を経て、いまや
      「見た目主義社会」がやってきている。゛  とのこと。

ふ~ん、そうなんだ。著者考案のレコーディングダイエット、興味のある方、一読されたし。

2007年10月 7日

読書の秋

爽やかな秋晴れ、やや強い風が心地いいです。今日はセリもないので終日フリー。夜は昨晩に続き飲み会が待ってますが・・。トレーニングも部屋の掃除も終わったし、これから夜まで部屋にこもって読書しようっと。

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今日のテーマは「戦国」。永禄、元亀、天正年間にタイムスリップしてきます。
動乱に明けくれする戦国時代には、人間の集中的悲劇が、どんな時代よりも鮮烈にあらわれます。
井上靖氏の言葉を借りれば、

「戦国時代ほど人々の運命があらわに見える時代はない。月光に照らし出された一本の川筋のように」

この詩的な感覚に漂い、ときには沈みながら、まったりと午後を過ごします。

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                       「豊国祭礼図屏風」  

1604年、秀吉の7回忌の臨時祭礼、貴賎群集の狂躁と混沌、湧き立つ町衆のパワーを感じます。しかしこの熱狂も封建制度が確立した江戸時代に入ると衰退。風俗画の生命力をも変質させ、やがて、穏健で閉鎖的な浮世絵が登場。私の興味もこのあたりで尽きる。

    「くすむ(真面目ぶった)人はみられぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して 何せうぞ
     くすんで 一期は夢よ ただ狂え」      

絶叫にちかい大音声でこの小歌を謡い、町中をねり歩く町衆の息づかいを感じます。 時代の転換期、新しい価値観に屈服する前の最後の光芒ここにあり。

2007年10月 5日

おまかせクール宅配便

おまかせの宅配便、一番美味しいものを満載してます。今日は何を入れようかな?

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まずは赤カレイ、煮付け、塩焼きなどいかが? 寒い季節になると一夜干しにもします。

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約40cmの天然真鯛をドーンとおきます。昨日、真鯛が大漁だったので通常の半値くらいでした。今日、注文した方はラッキーでした。

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開いたスペースにヤリイカを2杯。刺身でどうぞ。

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紙シートを敷いて子持ち甘エビをめいっぱい載せます。この甘エビの大きさに自信アリ。普通は一般の市場にまわらず、料亭や料理旅館に直行します。どれくらい大きいかというと・・・

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ペンが11cmだから、だいたい15cmくらいかな。こんなでかい甘エビ、食べたことある?
そろそろ予算いっぱいとなりました。栞やチラシもいれて蓋をしておしまい。

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今日の行き先は九州と中国地方。いってらっしゃい。

2007年10月 4日

時期はずれのアンコウ

旬は冬、肝の大きくなったアンコウを鍋にして、胸ヒレあたりのゼラチン質な肉をずるずる食べながら、冷酒をクイっと胃に流し込む。ふと外に耳をやると北西の強い風が吹きつけ、遠くのほうで狂ったような海鳴りが聞こえる。
 「でかいシケだ。当分、漁はないな。」
鍋はもうもうと湯気をあげ、小さなガラス戸を曇らせる。ラジオからは物憂げなシャンソンが流れている。

そんなどうでもいい話はおいといて、こちらがアンコウ。
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最近持っていく魚がマンネリ気味。ちょっと旬ではないけどアンコウなどいかが?
今日は27℃、夏みたいですが鍋なんかどう? さぁ、売れるかな。

ここから先はアンコウの解体。グロテスクなので心臓の弱い方は見ないでください。

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アンコウの吊し切りが有名ですが、船の上で覚えた捌き方でいきます。アンコウをよく洗い、尻尾を切り取る。お腹の肝を傷つけないように取り出す。胃袋も食べられますが掃除が面倒なので捨てます。

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胸ビレと、鋭い歯がある口全体を切り取ります。口は捨てます。あとは適当な大きさにぶつ切りします。

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一口サイズの切り取ったらパック詰めします。ズッシリ重いです。
 
  プッシュ、プッシュで完売しました。良かった。

2007年10月 2日

木場潟ジョギング

空が高く、空気が澄んでいる日のトレーニングはジムより野外の方が断然気持ちがいいです。そんな昨日、木場潟へジョギングに行きました。いつの日か、書類などの職業の欄に「自営業」ではなく「アスリート」と書き込みたいと思っている私、鉄人レースに出場する日を夢みて今日もトレーニングをします。

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一周約6.4㌔、皇居一周と同じくらいかな。西園地からスタート。

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このワンドで小5のとき、初めてルアーで雷魚を釣りました。岸の草むらまで上げたところでラインブレイク、頭を左右に大きく振って80cmくらいの雷魚が悠々と水の中に消えていったのをハッキリと憶えてます。

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葦の生い茂った湿原に迷路のような桟橋が続きます。カエルや水鳥の格好の寝どころになってます。

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南園地のアヒルの休憩所。みんな退屈そう。

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この太い配管で山のきれいな清水を木場潟まで送り、水質の向上を計っています。

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ステーキのつけあわせでよく使うクレソンの畑です。

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木場潟はカヌーの聖地、国際的な大会もしばしば開かれてます。この建物のオープンデッキがいいなぁ。いつか我が家にも2階に広いデッキが欲しい。

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中央園地を過ぎると、緑の回廊が続きます。なんてきれいなんだろう! 

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空を見あげると、やさしい木漏れ日がふりそそぎます。このあたりからランナーズハイになる。身体が軽くなり、躁状態になる。ロッキー3の「アイ オブ ザ タイガー」の曲が頭の中で鳴り響く。

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北園地を通り越し、橋を渡ると右手の方向に木場潟湖畔のアトリエが見えます。赤のボルボ、止まってるかなー?

そろそろゴール、最後に筋トレとストレッチをして終了。身長172cm、 体重70㌔を軸に微妙に変動。68㌔の壁がなかなか破れない。支払日の期限は平気で破るのに・・・。

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