潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2008年6月30日

底引き船ロングバケーション

7・8月は底引き漁はお休みとなります。定置網漁、刺し網漁、そして潜水漁は通常通りお休みなしでおこないます。
戸井鮮魚にとっても忙しい季節の始まりです。夏が終わる頃にはきっとガリガリに痩せていることでしょう?!

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網・ロープなどの漁具をすべて倉庫にしまい身軽になった底引き船。

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船も船員もゆっくり休んでくっせーの。ちなみに船員たちはこの2ヵ月間無給となります。高い船員保険を納めているんだから、この期間の補償をぜひとも考えていただきたい。そうしないとこの仕事、絶えちゃうよ・・・

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夏は赤イカ釣りなどいかが? 刺身で食べたいね!

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予想通り、海が荒れてきました。おまけに昨日の雨の影響で土砂が海に流れてきて濁ってます。当然、潜水漁はお休み。明日もだめかな・・あさってくらいならなんとか・・

            することないからインディ・ジョーンズ観にいこうっと!

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夏はやっぱりアジの炭火焼がいいな。

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焼きおにぎりもモリモリあります。

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竹のコップで生ビールをいただく。こういう風流、粋とでも言うのでしょうか、とても好きです。

                     雨もまた風流、悪くない。

2008年6月28日

今日の泉の浜

今日の海は静かすぎます。まるで湖みたいです。こうときは天気が崩れる前兆です。

崩れる前にデジカメ防水プロテクターの試し撮りをしちゃおうっと。

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薄曇の天気、透明度はまずまず。太陽の光が恋しいがしかたない。

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さぁ、潜りますか! 

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海藻がやさしく迎えてくれます。

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サザエ解禁は7月に入ってから。

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岩の隙間にいた根魚。名前はわからないが30㎝くらいあったかな。

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保護色で隠れています。

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ベラが白いミミズのようなものを食べてました。

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宝石のようなウミウシ。ウミウシ図鑑があるほどマニアがたくさんいます。私にはこういう趣味がありません。小物より大物派です。

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水中写真家・高砂順二ばりの写真でしょ?!

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岩のアーチの向こうは白い砂浜。

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幕末の頃、難破した北前船の宝の残骸か?

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砂紋は岸と平行に、沖に行くほど間隔は広くなります。スクーバダイビングのナチュラルナビゲーションの基本です。

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西域のシルクロードを彷彿させます。ここは天山山脈北路か南路か。

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さぁ、船にあがって俗世に戻るとするか。

2008年6月26日

高級路線で攻める

   「量より質でお願いします。」 と干物詰め合わせの贈答依頼。

わかりました。高級路線でいきましょう。

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ノドクロ、メッキ鯛、アマダイ、カマスでいかがでしょうか。
ちょっと言い難いですが、あの~、ノドグロ2匹で5000円くらいしますがイイノカナ? あとの魚はたいしたことありませんが・・・

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ノドグロを開くときは緊張します。今回の切り口も迷いと躊躇と小心のあとが見受けられます。

             北陸地方においてノドグロは最も高値がつく魚の一つです。

       ノドグロがブルース・リーなら、真鯛はジャッキー・チェンといったところでしょうか? 

            そのこころは・・・同列に考えちゃいけない。レベルが違います。

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空中テラスも日々進化しております。

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あともうヒトヒネリ欲しいところ。

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防水プロタクター買っちゃった! 透明度の良い日に水中写真をバシバシ撮っちゃうよ! 

2008年6月24日

釣れそうなポイント

夕方の木場潟、ブラックバスや雷魚が釣れそうなポイントをピックアップします。

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西園地から南園地へ向かう途中のワンド。小魚のライズがたくさん見えます。

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こういうストラクチャーにいそう。

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キャスティングが難しそう。

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南園地から中央園地に向かいます。ここもいいネ。

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葦の水際にルアーを投げてみたい。これ、くるよ、ガツーンと!

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北園地の用水の流れ込み付近。小学校のとき、ここでトイット兄貴が雷魚を釣ったのを覚えてます。ジョギング中にもでかい雷魚を見たことがあります。

          ここで撮影終わり。さぁ、体幹を意識して走りに集中しようっと! 

                        釣り武勇伝シリーズ

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ハワイ コナコーストにて、カツオはバンバン釣れる。

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一匹だけ釣れたバショウカジキ。ハワイでは釣った魚は船長のものになります。あげるといわれても困りますけど・・・

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沖縄 西表島沖にて。 リーフの中でのライトゲーム。このサイズの魚がおもしろいほど釣れる。後ろに見える島はドラマ「瑠璃の島」の舞台になった鳩間島。

いつになったら再び西表に行けるのだろうか・・ 生活に追われている間は無理かな・・

2008年6月22日

今日の魚達シリーズ

魚種が豊富な橋立漁港、今日はどんな魚が揚がってるかな? ごく一部ですがご覧あそばせ。

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アカイカ・・・釣りで獲ったもの。イカのなかで最も高値がつきます。夏の贈答ならコレをオススメします。

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シロギス・・・開いてフライにしてもいいし、サクを昆布締めにしても良し。これも高いです。釣りにいくか。

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イシダイ・・・磯釣り対象魚の代表格。これは定置網で獲れたもの。

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アマダイ・・・北陸、関西ではグジとも呼ばれている高級魚。静岡あたりではオキツダイと呼ばれている。その由来は、徳川家康が静岡に滞在中に興津局という女性が献上したアマダイの生干しにいたく感動し、オキツダイと命名したといわれている。

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トビウオ・・・この辺りではトンボと呼ばれてます。安くて旨い大衆魚。

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カマス・・・開いて塩焼きでどうぞ。

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シイラ・・・夏の魚です。橋立ではどちらかというと敬遠されてます。だからとても安値。こういう魚をフレンチやイタリアンの店のランチで使って料理の技術を見せてほしい。鯛やスズキのソテーばかりじゃ芸がない。

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サバ・・・定置網で揚がったサバ。真鯛と同じくらいのキロ単価。

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アジ・・・一番安定して獲れてます。みんなちょっと飽き気味? 美味しいのに売れ行きがいまひとつ。

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ブリ・・・冬ばかりじゃなく夏でもたくさん獲れます。ただし脂はのってません。ちょっとパサつくかな?

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真鯛・・・久しぶりの大漁です。

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赤カレイ・・・もう飽きました。

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甘エビ・・・刺身に飽きたら殻のままオーブン焼きにします。レモンとオリーブ油をかければ立派なアンティパストに変身します。

今日はこのへんでおやすみ。今週の金曜日で底引き船は2ヶ月の禁漁区に入ります。

潜水漁は今日もシケで休み。明日もこの雨で濁ってダメでしょう。あさっては休市・・あ~・・・

2008年6月20日

でかい岩ガキ

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今日はナギナギのベタベタです。透明度も良くなりました。

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まずは根のワカメ刈りから。ほら、こんな感じでワカメがびっしり生えてます。

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この携帯が12㎝くらいだから、この岩ガキは20㎝くらいあります。

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私の予想だと、この大きさの岩ガキは高級割烹の単品で一皿で2000円くらい、温泉旅館なら一泊3万円クラスの宿、星付きフレンチだと1万5千円コースの一皿くらいでしょうか。

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いずれにしろ、高値がつくことを期待します。

2008年6月19日

プリプリの岩ガキです

昨日、やっと潜れました。風の強い日が続きます。今日は南風が強くシケでした。

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テンマ(小型ボート)に乗って、各自それぞれここぞというポイントに向かいます。

透明度はイマイチ、ややウネリあり。大きな根を探しアンカーリング。カキを入れる浮き輪を準備してエントリー。

5~6M潜ると大きな根(岩)にびっしり生えているワカメ。これじゃカキが見えません。面倒だがテンマに戻り、カマを握り締めて再びエントリー。

まずは根に生えているワカメを刈り取ります。キレイに刈り取ると、ほら、見えてきました、びっしりはり付いている岩ガキ。専用のハンマーで傷つけないよう起します。


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今期初の岩ガキです。ここから船上ですばやく選別します。冷たいお茶を飲んで、息苦しいウェットスーツを脱いで深呼吸して、さぁ、やろう。

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大・中・小と大きさで分けます。分けたら大きいカキから木箱に詰めていきます。

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乱獲防止の為、1日3箱までと決まってます。ここまでできたらアンカーをあげてフルスロットルで帰港します。

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漁協に着いたら殺菌海水の水槽に入れて夕方のセリを待ちます。7月に入ればサザエも始まりますが、今はカキだけなので午前中で仕事終了。あまり早く家に帰るとロクなことがないので(?)、みんなちょっと遊んでから帰ります。

ところで、今、スズキが爆釣気味です。餌は活かしの小鯵です。ルアーじゃダメみたい。この活かしの小鯵がなかなか釣れなくてみんな困っています。

生きた小鯵さえ手にはいればほぼ100%アタリが来るそうです。今日も海士のTさんが朝釣りででかいスズキ4本揚げました。 ケナルイナー! でも朝って海シケてましたよね。ガッツあるなー

週末だな・・ 待ってろよスズキ・・ 

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泉浜の緑も濃くなり、海もトローンとしてくるともう夏です。

                        熱い波がまた揺れる♪

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スズキにうなされ寝汗をかきながら、ちょっと昼寝しよう。

2008年6月17日

夕方のトレーニング

シケと休市でいまだ潜水漁ができませんが、明日はボチボチ潜れそうです。
体調をベストの状態で維持するため、今日もトレーニングを欠かせません。といってもゆる~いトレーニングてすが・・


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自宅のすぐ近くの加佐岬。ここから黒崎方面へジョギング。この道は源平時代の木曽街道です。

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昼でも覆いかぶさる樹木で光があまり入らず、ちょっと薄気味悪いです。安宅の関へ向かう義経一行の幽鬼に会いそうで・・霊感はないけど・・・


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街道を抜けると黒崎海岸へ出ます。

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明日はナギだな。

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自宅でストレッチと潜水のイメージトレーニング(ウソくさい?)

 深い瞑想状態に入り、脈拍を一分間/60から20へ落とすと、体内の酸素が普段の循環と全く違う回路で心臓と脳に集中してくる、いわゆる「ブラッドシフト」という生理現象が起きます。イルカと同じ生理現象が全身に起こり、イルカと同じ知覚作用が働きます。

       目には見えない、耳には聞こえない「微細」な情報を一瞬で把握する知性です。

               ブルース・リー曰く、 「Don‘t think,feel.」 

     そうです、 感じるんです。師匠、その一言を待ってました。ありがとうございます。


ジャック・マイヨール曰く

「素潜りしているときは、時間に限りがあって五感にも大きな制約が課せられているため自分を取り巻く周囲の世界を平静に「知的」に分析する時間は皆無と言っていい。
その時働く「知覚作用」は直接的、動物的、瞬間的であり私に言わせればかなり「正確かつ確実」なものである。潜在意識に入り込んで直接働きかけるこの「知覚作用」が我々を裏切ることは滅多にない。」

この知覚作用とやら、手に入れたいね。

                ジョアンナ  「深海に居る時はどんな気分?」

                      マイヨール  「恐いさ」

                    ジョアンナ  「何が恐いの?」

               マイヨール  「上へ戻る理由が見つからなくなるからさ」

                                       映画 「グランブルー」より

2008年6月15日

岩ガキ解禁・・でもシケ

6/15より岩ガキ解禁でしたが、風が強くシケ模様な海況でしたので休漁となりました。二日酔いの私にとって、ちょっとだけホッとしました。さぁ、寝ようっと!

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今日の泉浜です。白波が立ってます。こうなるとアウト。
明日、ナギになっても透明度が悪そうです。

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今日もトイジジパークは子供の笑い声で溢れてます。

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タープの下での昼寝は最高の贅沢です。昼寝している私の周りで飛び跳ねる子供達、お願いだからストローで耳に水を入れたり、枕の中の鳥の羽をむしり取る、そういうイタズラは止めてくれ。静かに寝かしてくれ・・・

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本多平八郎忠勝の娘、月姫の真田家嫡男信之への輿入れは天正17年の11月の中頃に行なわれた。
真田昌幸が初めて正式に月姫と顔を合わせたのは上田の城に入って三日後のことであった。
庭に面した中広間で、昌幸は初めて舅として嫁と会った。月姫は濃い紫色の小袖を着て婚礼の夜昌幸を驚かせた華奢な手でしとやかに盃を受けた。

井上靖の真田軍記の一文を引用。紫の小袖ってこんなのだったのかな~、なんて想像するだけでゾクゾクしてきます。

着物は大聖寺のアトリエ理さんのイベントでお借りしたものです。いや~、着物って素敵ですね。

2008年6月13日

タープ登場

建設中の空中テラスに日よけのタープを貼りました。

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サイズといい、柄といい、空中テラスにピッタリなタープです。風花さん、ありがとう。

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しかし、まだまだ未完成です。フィジーの水上コテージのテラス、ハワイのフォーシーズンホテルのガーデン、バリのリゾートのプールサイド、フィリピン・ボホール島の原色の熱帯樹、などなどいままで旅行して心地良かった空間をイメージしてこれからディテールを作り上げていきます。その前に金が尽きてしまいそうだが・・・

                空を見上げて、樹々の緑が目に入ったとき、

                  この樹の上で、鳥になったような

                 暮らしのできる家を作ろうと思いついた 

                                  吉村 順三 {小さな森の家}より

吉村先生、同感です。気持ちの良さのためなら何でもします。

   

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まどろみの午後、昼寝でもいかが?

2008年6月11日

チャバチメ大漁!

セリのない火曜日の夕方は自由時間です。チャバチメ釣りに行きましょう。

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エサは豆アジです。南蛮漬けサイズより小さいアジです。この理想的なサイズの豆アジを運よく仕入れた時点で大漁は約束されたようなものです。

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一文字灯台の沖から加佐岬方面へ移動しながら釣ります。おっと、きた~!

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小物用の竿を使っているのでこのサイズの魚でも竿が根元からしなり、リールも逆送します。
つまり、とっても面白い。

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豆アジが済んでしまったので終了。合計35匹。

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さて、面倒だが料理しよう。

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開いて一夜干しにします。たまらないほど旨いに違いない。

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空中テラス第2期工事に突入。

2008年6月 9日

爆釣! 鯛釣り

日曜日の朝の海はベタ凪です。もう、ベッタべッタの釣り日和です。お隣りのGさん!、寝てる場合じゃないよ、釣り行こ、釣りに!

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4:30に旧港より出発。

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ポイントをGPSに入力、画面の指示通りの進路をとります。向かうは、人工漁礁のポイント、水深50M。
到着すると次は魚探で魚の影を探します。そしてアンカーリング。科学の力をフルに活用しないと釣りになりません。

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ぶっ飛ばします。

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15分くらいで到着。

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無風状態です。夏の海だね。

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魚探に反応がある45M付近まで仕掛けを投入。2~3分くらいアタリがなかったら巻き上げて、カゴにオキアミを入れて、また沈ませる。この繰り返し。手返しをすばやくして、オキアミを水底近くでばら撒き、鯛を引き寄せる。

さあ、来い! 待つことしばし、鯛が寄ってきました。

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鋭いアタリ、竿先が水面近くまで引き寄せられます。水深5Mくらいで銀色に輝く鯛のわき腹が見えてきます。

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鯛は鯛でもサコ鯛です。真鯛に似ているが顔つき、体色がちょっと違います。味は同じ、だと思います。この判別ができる方は優秀なお魚ソムリエになれます。

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私にも!

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Gさんに!

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ウマヅラカワハギも!


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10時頃、アタリが止まったので納竿。大漁です。釣れない釣りが当たり前の私にしてはちょっとチビルくらい嬉しかったです。
Gさん、ありがとう。シモネタオンパレードだった、早朝の生ぬるい微風が吹く船の上、二人の爽やかな(?)笑い声が絨毯のような紺碧の海の上をこだましてました。

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サコを三枚におろします。

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ほら、真鯛と全く見分けつかないでしょ。美味しいよ!

2008年6月 7日

消えたモズク

6/5から岩モズク解禁なんですが、どこに行っても(潜っても)見当たりません。ダメだ、こりゃ。

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浅場では箱メガネを使い、深場では潜って探します。プロペラが岩にぶつからないよう慎重に操船、あ~いねーな・・・ アーサ、ダチカンワイヤ~

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ここもダメ・・・

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モズクより生命力の強そうな海藻に占拠されています。

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海上で緊急ミーティング、諦めの薄ら笑いを浮かべる海士たち。ここ数年、海が変わってきてるみたい。
原因は不明、わかりもしないくせに、安直に温暖化のせいにしてはいけません。
あと一ヵ月後くらいに生えることを期待します。

橋立の岩モズクは幻になりつつあります。もし、獲れても世界で一番の高値のモズクになることでしょう。

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黒崎と片野の中間の、陸から入れない断崖絶壁のビーチで釣人発見!

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たぶんシロギスの投げ釣りをしている孤高の紳士。 何かに追われてここまでやって来た。釣りをしている間だけはすべてのことを忘れることができる。 孤独を忘れるための孤独。

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釣りが終わり家に帰れば、彼は一瞬で形を失い、なじみ深い、荒涼とした、いいようのない憂鬱がたちこめてくる。次の休みの日まで家庭で、会社で、澱んで腐った潮留まりとなって日々をやり過ごすのであろうか。 6月の雨が海に、石畳に、沈黙を守りながら静かに降っています。

                男を男にするのは危機と遊びの二つだけである

2008年6月 5日

岩牡蠣のサンプリング

6/15の岩牡蠣解禁の前に保健所に海水と岩牡蠣のサンプルを提出し検査をしていただきます。

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どこに行こうかな~♪ 楽しいな~♪

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すばらしい透明度です。ずば抜けた良質の海水です。

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数箇所のポイントから岩牡蠣を採集します。ワカメが多すぎて探しにくい。

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ついでにカラス貝も。ムール貝みたいで美味しい。

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ついでにホヤも。海のパイナップルです。

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岩牡蠣のテイスティングも大事な仕事。卵を抱えているか、いないかで味が大きく違います。解禁日になっても卵を抱えていなかったら獲りません。 なんて艶のあるキレイな牡蠣でしょう!

お味は・・・ムイ・ビエン!  むっちりとした歯ごたえ。甘く、上品な磯の香りが広がります。まさに海のミルクです。解禁日が待ち遠しいですね。 あ~、なんか元気でてきた!

2008年6月 3日

いつもの片山津温泉

時間があると必ず立ち寄る片山津温泉、橋立から車で10分くらいのところにあります。

まずは筋トレ、ジムに通いだして一年半、これといった変化がみられず。

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ここできっちり有酸素運動をして、そのあとウェイトトレーニングを少しだけします。いつになったら腹が割れるのだろうか? 運動後のビールが元凶だとわかっているが止められない。


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大衆浴場の総湯です。レトロ感漂う重厚な造りです。脱衣場には扇風機、木のロッカー箱、昔ながらの体重計が完備。
風呂はやや深め、ナトリウム湯でかなり熱い。石格子から差し込む光とむきだしの塩ビの配管が素敵です。
早朝から深夜まで営業、料金420円。

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総湯の前にある足湯です。足を暖めるだけでも疲れが取れます。

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総湯から3分くらい歩くと見えてくるビストロ「ラ・ヴィーヴ」。いつ行っても満員御礼、南加賀屈指の人気店です。私もよく食べに行きます( パクリます !)。 リニューアルして大きなカウンターができたので、単独行が好きな私としては大変ありがたいです。
小松、加賀で苦戦しているレストランが多い中、ラ・ヴィーヴの継続した人気はまさに「片山津の奇跡」としかいいようがありません。
6月号のエスクァイア日本版でMore than Bistroについての対談で、ある仏学者が

「私から料理人の方々に言えるのは、独立の際、お店の場所を探すにあたって見るべきは街の品格。自分の料理を理解してくれるインテリ階層に来てもらいたいなら、本屋をチェックすること。人文系の棚があり、なしで大体わかります。後はブックオフ以外の古本屋があれば完璧にモア・ザン・ビストロ向きでしょう。」

と語っておりました。ということは小松、加賀ではレストランは成功しない!? ましてや廃業した旅館や風俗店が立ち並ぶ片山津はお世辞にも品があるとは言えません。言いたいことはわかるが、ラ・ヴィーヴの繁栄はどう説明がつくのでしょうか?  もちろんマスターの才能、才覚、力量、統率力が優れているのは言うに及びませんが。

ダーウィンの進化論に対してファーブルが例外が多すぎると反論したように、定説や俗説などあまり気にしすぎないほうがいいようですね。

2008年6月 1日

素敵にガーデニングライフ撮影

NHK BSの番組「素敵にガーデニングライフ」の撮影が土・日の2日間で行なわれました。
10人くらいのスタッフで撮影開始、土曜日は霧雨のあいにくの天気でしたが最新のハイビジョンカメラはそんな天気をものともせず実物以上に美しく撮っていました。さすがはNHK取材班、映像マジックです。

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巨大草食恐竜バロサウルスの骨格みたいなクレーンです。この先にカメラが付いてます。

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巨匠の指示通り上下左右、滑らかに、自由自在に動きます。

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こちらのモニターで映像をチェック、霧雨に濡れた緑がとても美しい。すごいハイビジョンカメラです。

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まるで映画の撮影みたい。私も横でスタンばっていたがいっこうに声がかからず。

  「あっ、お父さん、そこ映りますんでもう少しさがっていただけますか。」
  「あっ、すいません・・・、このへんでいいかな・・・・」

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花のように美しい案内役の小林あずささんです。低気圧をうっちゃり、高気圧を引っ張ってきてくださいました。まさに高気圧ガールです。

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今日、日曜日は快晴です。泉浜は夏模様です。

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撮影も午前中で終わりそう。

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                  放送予定日は下記の通りです。

                題名「子供の笑顔あふれる庭(仮)」

               ・7/20(日) BS2   6:30~ 6:54

               ・7/25(金) BS2   8:30~ 8:54

               ・7/20(日) BShi  23:25~23:49

               ・7/22(火) BShi   7:00~ 7:24

               ・7/23(水) BShi  12:00~12:24

             案内役 上岡亮アナウンサー ・ 小林あずささん

                 よろしかったらご覧になってください。

親の会社の倒産で小松から逃げるように去ってから7年。店も家も金も全て失い、一番金になるだろうと思い始めた橋立の底引き船の仕事。オンボロの借家に住み、船上で辛いときや危ないときは呪文のように二人の娘の名前を心の中で唱えてました。心配させないよういくら辛くてもそれを口にせず、それを笑い話にしてみんなに語りました。私は家族の大黒柱であり太陽であり続けなければいけません。

         悲劇を追求すると喜劇となり、喜劇を追及すると悲劇となる。

橋立の漁師町でいろいろかわいがっていただき、やっと人並みの生活ができるようになりました。そしていいタイミングで家も建てることができました。もちろん35年ローンですけど・・・

人生いろいろ大変なときもあるけど徳川家康は

「人の一生は重き荷物を負うて遠き道を行くが如し、いそぐべからず」 という格言を残しているし、

ボブ・デュランは

「The answer is blowin in the wind 」 と歌っているし

開高健は

「毒蛇は急がない」 と書いてあるし

           つまり、なんだ、この世の中、たいていのことには正解なんかない、

                 友よ、いつだって、答えは風に吹かれている。

                  急がず焦らずボチボチやりますか・・・

 

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