潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2008年8月31日

今晩から底曳き漁スタート!  

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底曳き漁が2ヶ月間の禁漁期間を終えて、いよいよ今晩から出漁します。明日の夕方にセリなので店頭に魚が並ぶのは火曜日からとなります。

燃料費の高騰の影響でセリ開始時間が18:30から19:00に変更になりました。帰港するときの船のスピードを抑えて燃費の削減を計るためです。

出港も今までより30分~1時間早くなるそうです。ということは乗組員の拘束時間が増えて家に帰る時間が減ります。これはツライです。今まで以上の慢性的な睡眠不足となるでしょう。

お隣の金沢港ではインドネシアから研修生という名目で賃金の安い労働力を、何名かはわかりませんが、入れることとなったそうです。

              橋立もいずれはそういうことになるのでしょうか?

そしたら船のまかない料理はスパイスの効いたカレーが中心となるのかな、旨そうだな・・・ 

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お祭りや法事などの行事でオードブルやお弁当の注文が増えてきてます。スズキのポアレ パセリソース、牛ロースとキノコのソテー マデラソース、豚肉の野菜巻き、フライなどが今日の内容。

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それにマツタケご飯をつけて1500円。儲かっているのか、いないのかは誰もしらない。

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夕暮れの木場潟をやや速めに走りました。大会出場目指してボチボチがんばろうかな。

2008年8月29日

私なりにキッチン、リビングを考える

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兄のトイットが設計した住宅が建築雑誌の表紙となりました。 おめでとう!

私の理想とするキッチンは今はやりのオープンキッチンなく正反対のクローズキッチンです。つまり、個室ようなキッチンです。

リビングと一体となったキッチンだと魚をおろすときにでるウロコや内臓や血がテレビを見ている家族にぶっかかる心配がありますし、テンプラやフライのときに油が飛び散るかもしれないし、子供が包丁で遊ぶかもしれないし、天井やソファーなどがベットリしそうだし・・・、みんなどうしているのでしょうか?

床がコンクリのクローズタイプだと、なにしろ料理に集中できるし、肉だろうと魚だろうと出刃でブッタ切って血が飛び散ろうが、油をこぼそうがデッキブラシでゴシゴシ掃除できるし、熱がこもっても家全体が熱くはならないし、独り事言えるし・・・、妄想して独り笑いできるし・・・、クスクスク・・・、こういう空間は必要です。

熱源はIHより断然ガスでしょう。青白い炎との格闘が料理の醍醐味です。火を見ないで料理するなんてなんだかピンときません。

リビングについてもちょっと聞いてください。

リビングの特等席にあるテレビが苦手です。友人との宴会のときについているテレビがもっとキライです。

リビングは子供が宿題するところであり、遊ぶところでもあり、友人を招いて一杯飲むところでもあります。主役は家族です。テレビが主役じゃありません。低くドッシリしたソファーと大きな扇風機とそよ風と音楽、本を読みながらのうたた寝、リビングはこうでなきゃ。

それとプライバシーを考えていない窓がキライです。通りに面して大きな窓があっても覗かれてるような気がして開けられない、開かずの窓になっている家がなんと多いことでしょうか。一言アドバイスしたくなります。

もっと気になることがたくさんありますが、私なりの建築論はここまでとします。

2008年8月27日

夏の旅行

毎年恒例の夏の旅行に行ってきました。海は見飽きてるので行き先は山の中の静かで涼しい温泉にしました。


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まずは信州白骨温泉へ。吊り橋を車で渡るほどの秘境めいた所に宿がありました。

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「三日入れば三年風邪をひかない」といわれる白骨温泉。五彩絢爛たる絶景を見ながらの野天風呂は最高の贅沢。白く濁った湯は硫黄の香りがしました。夕食にいただいた冷酒と山菜の旨かったこと!

二日目は安曇野方面へ

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大王わさび農園の水車は黒澤ファン必見です。
黒澤明監督 「夢」 オムニバス第8話 「水車のある村」 のロケ地です。この水車も撮影用に作られたもの。地元の懇願で撮影終了後も撤去せず残りました。今は3基しかありませんが撮影時は十数基あり、実際に映画に撮ったのは6基のみ。さすが黒澤監督、画面のディティールまで隙がないのが頷けます。

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二泊目は奥飛騨温泉郷の福地温泉へ。平安時代、村上天皇が湯治に訪れていたという温泉です。ひなびた山里の風情があります。「男はつらいよ」シリーズの定番の巻頭で寅さんが悪い夢から覚めて跳ね起きて「・・・夢か・・」とつぶやくシーンにピッタリな昔の日本の田舎の正しい風景が福地にはあります。清流の横にはネギや大根の畑、ススキが風に揺られています。ゆっくりと日が沈んでいきます。

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最終日は世界遺産白川郷合掌造り集落へ。屋根裏の大きなスペースは蚕の飼育場所として活用されていました。
1階の家主と2階の繭製造工場の間には天井の低い中2階があり、そこは作男(使用人)の居住スペースで、作男が家主に頭をあげないよう天井を低くしてあるとのこと。昔の人はヒドイことをします。

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帰りは白山スーパー林道で石川へ。 これで夏の行事、すべて終了。  

                 たっぷり遊んだから、たっぷり仕事しようかな。

2008年8月23日

シケ続きの毎日

お盆を境にシケの日が続きます。次から次へと低気圧が日本海を通過して、雷、強風、波浪の毎日です。

戸井鮮魚も天気に合わせて長い夏休みに入りました。筋トレ、読書、飲み会の規則正しい単調な毎日が続きます。

私の夏の宿題を一つ一つこなします。

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戸井鮮魚CARの内装を改造。造船所でFRPの荷台を作製、後部に設置しました。これで掃除が楽になります。

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かわいい人形の写真を撮って

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Tシャツにプリントします。プレゼント用です。

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後ろにはこのハンコが鎮座します。

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こうシケると魚が手に入りません。夏バテしないよう内臓料理でもガツーンと食べましょう。

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ご近所さんとは最近毎日のように飲んで遊んでいます。家飯なので経済的です。

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空中テラスの浜茶屋は今夜もヒートアップ気味です。体重もアップ中です。

2008年8月21日

近くの山城 大聖寺城

自宅から車で10分くらいのところに大聖寺城跡地があります。慶長5年(1600年)、前田利長2万5000千(1万2千という説も)に攻められ落城。城主山口宗永父子はともに自刃しました。

いわゆる関が原の北陸での前哨戦です。ちなみに小松城の丹羽長重との「浅井畷の戦い」は落城後、金沢へ帰る途中におきました。

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山頂へつづく階段を登ると草木の中から土塁や空堀が見え隠れします。本丸・二の丸・三の丸などの跡地の保存状態はいいです。

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本丸付近からの眺望。この方向の先に丹羽長重の小松城があります。1600年8月1日、前田の軍勢2万5千が小松城を避けるようにして、近くの松山城に布陣。そして決戦の火蓋が切られました。

籠城は援軍が来ないと戦になりません。多勢に無勢、降伏の意思表示をしたが前田勢はこれを許さず城内に突入。8月3日に落城そして炎上。その黒煙は加賀を覆いつくしたという。

ちなみに私の出身中学校のすぐそばに浅井畷があり、母校の小松高校のグランドの外れには小松城本丸跡があります。両方とも目立たないせいか、その歴史的意味を知る人は少ないと思います。

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本丸にある山口宗永の石碑です。もともとは備前の小早川秀秋の重臣でしたが、ウマがあわず秀吉の直参となりました。

小早川秀秋は秀吉の正室北政所の兄の五男で、秀吉の養子として育てられ1594年に岡山城の小早川隆景の養嗣子となりした。関が原では家康の東軍に寝返り、西軍に決定的な打撃を与え東軍に勝利をもたらしました。

戦後の論功行賞で領地を大加増されましたが「裏切り者」の誹謗中傷に悩まされ、酒びたりの生活となり21才で命を落とします。これにより小早川家は家名断絶・領地没収の処分を受けました。あまりに惨い処分です。

秀秋の早すぎる晩年には、山口父子の幽鬼に悩まされていたのではないでしょうか・・・

    「あの者たちはだれの組のものたちか」

       「は!?」
    
    「先を行く者はだれの組のものか」

       「先を行くと申しますと? 」

    「あれが見えぬか」

そこまで言うと秀秋はあとの言葉を続けず、

    「蒸し暑い夜だのう」

と話題を反らせて言った。秀秋は他の者には見えぬものが自分だけ見えているらしいことに気付いたからである。

        話が長くなりそうだからこのへんで止めなきゃ・・・・誰か止めてくれ・・・

山口宗永の家系はエリートで太平洋戦争で活躍した海軍二航戦司令官の山口多聞(たもん)も子孫の一人です。ミッドウェー海戦で戦死。戦艦「飛龍」とともに太平洋に沈む。
航空戦略戦術の先駆者であり、敗れたとはいえその卓越した作戦指揮から戦後連合国側からも最大級の評価を受けました。

余談ですが三船敏郎が「ハワイ・ミッドウェー大海空戦 太平洋の嵐」で、藤田進が「トラ・トラ・トラ!」で山口多聞を演じています。

小早川秀秋と山口宗永、頭の良さから言ってもウマが合いそうにもありませんね。


私の戸井という変わった名前ですが、私なりに調べたところどうも小早川家に関係しているような気がします。

その昔、相模早河荘土肥(どい)郷、いまでいう神奈川県湯河原町、を本拠とした土肥実平の子、遠平が小早川氏を称したのが始まりです。その後、安芸に移り毛利氏の傘下になり元就の三男隆景を養子に迎えました。

隆景から秀秋に家督が譲られた後、ウマが合わないという理由で秀秋の重臣の山口宗永が加賀にやって来るわけですが、その山口の家臣か雑用係かはわかりませんが名前が土肥というものがいたのではないか。その土肥が変化して戸井になったのではないかと思う次第です。

以前親戚が言っていた中国地方から流れてきたという説にもあてはまります。

           いや~、歴史ってほんとにおもしろいですね。

2008年8月20日

片野海岸 長者屋敷跡

片野海岸の海水浴場の遊泳区の今日。

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波高し。酒飲んで泳いだら確実な死が待ってます。

片野から塩屋海岸へ向かう途中に巨大な白い岩が立ちはばかります。

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谷川岳の衝立岩クラスの壁です。黒い点に見えるのはロッククライマーです。今頃はクライマーズ・ハイになっていることでしょう。

というのは冗談です。高さ10Mくらいの岩が隆起している通称゛長者屋敷跡゛です。ここからは奈良時代の高価な土器の破片が発見されているので、当時の富豪の住居ではないかというのが名の由来です。


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岩肌はとても脆いです。白さが眩しい。まるでギリシャのエーゲ海に浮かぶサトリーニ島の白い家々のよう! 

       あっ、もちろん行ったことありません。フィガロでちょっと見ただけです・・・


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いい波が立ってます。写真で解りにくいですがサーファーが波待ちしています。このすばらしい波を独り占めしています。最高に楽しい時間でしょう。

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海に向かって左が福井・京都方面。

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右が金沢・能登方面。

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浜茶屋もそろそろ店じまいかな。

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バールで解体作業している後ろ姿がもの悲しい。スピーカーからは大音量でラジオが流れてます。
陽気な女性DJの声とそれと対比するかのような秋の風と波の音、まいったな・・・終わっちゃったかな、夏。

2008年8月18日

最後の潜水漁

お盆を過ぎると海は急に秋っぽくなります。いつも風が吹き波が立ち、海の色に透明感がなくなります。

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今日の海、波が立ってます。

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嫌だな、思いっきり濁っている。

20日まで漁期ですが立派な低気圧が日本海に迫ってます。明日、あさっては休漁でしょう。

ならば無理してでも今日潜りましょう。サザエは無理でも岩ガキならなんとかなりそう。

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かなりウネリがあります。吐きそう・・・

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こういう日はチョット危険なので固まって潜ります。

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岸に近いところのポイントは濁ってダメ。沖のポイントのほうが幾分見えます。

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「戸井、 川みたいにガンガン流れとるぞ!」との一声。 あ~、やっぱりありますか・・・ 


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船に繋いだ浮き輪が強い力で引っ張られています。流されないよういつもより多めのフィンキックが必要です。

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流れのせいで潜るときにキレイに足があがらず、姿勢が乱れます。この潜水方法のことを大学の頃はジャックナイフと呼んでいたけど、社会人のときはヘッドファーストと名称が変わっていました。水面に対して垂直に切り込む潜水、簡単そうでなかなか難しいフォームです。

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今年最後の収穫です。お盆が過ぎたから高値は期待できそうにもありません。

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センスの良さが光ります。 Chaka Fookさん作のハンコです。どこでも押したくなります。

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ここにもポチ、

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インクは油性もあるのでどこでも押せます。デザイン料込みで3000円です。これはひとつの作品です。はっきり言って安すぎです。

ちなみに他社でお願いした「 ト 戸井鮮魚 」のデザイン料は確か50000円だったような気がします。こちらは若干高すぎのような・・・

才能あふれるChaka Fookさん、ありがとうございました。

2008年8月15日

お盆休み 妄想時間

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お盆休みにスペインへ食材を求め旅行。アンダルシアの丘の近くの村でパエリアをご馳走になる。

ディナーはエル・ブジでサルコジ大統領と会談。議題はフランス料理をユネスコ世界遺産に登録申請するという愚挙の真意について。

フランス料理が世界遺産に位置づけるなら日本料理、中華料理はどういう評価になるのだろうか?

今や京料理とフランス料理の融合など世界中のシェフたちが交流して、お互いの文化を伝え合おうとしているなか、この料簡の狭さはフランスの恥であるということを伝える。

翌日は゛中東のパリ゛ ベイルートでオイルビジネスの商談、そのあと、ナイトクラブでべリーダンスのSHOWを観る。

浅黒いダンサーの肌がピンク色に染まり、大きくのけぞった乳房の谷間から臍にかけて汗が濡れひかり、横笛とタンバリンが一段と、妙なる響きをもって奏でられると、ダンサーの腹部から腰にかけての微妙な動きはさらに激しさを増し、砂漠の夜のエロティシズムの華のようなベリーダンスは大喝采のうちに終わる。

・・・・という妄想にふけりながら、なんの刺激もない橋立の町で悶々と過ごす。ロマンチストの愚か者はどこへ向かうのか・・

                  そして、今日も日が昇り、日が沈む。

2008年8月12日

干物出荷ピーク

ここはリビングです。干物小屋じゃありません。冷房をキンキンにかけて扇風機をまわし一夜干しをつくります。

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干物専用の冷風乾燥室が欲しい。

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カマス、ハチメ、アジ、カワハギ、メッキダイ、スルメイカ、シタビラメ、などなど。
冷蔵で2~3日、冷凍で1ヶ月くらい保存できます。でも冷凍すると水分が飛んじゃってパサパサになります。やっぱりシットリ感がないと美味しくありません。

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クール便で送ります。お盆に間に合って良かった。さぁ、明日潜って盆休みに入ります。サザエ、岩ガキの高値を期待します。

2008年8月10日

クロダイの餌付け

都会と違って娯楽が少ない(いや、全くない)橋立、遊ぶところはやっぱり海になります。潜水漁がお休みの土曜日でも暇があったら潜って遊びます。

 「今日はクロダイの餌付けに行こうぜ」 

 「はい、喜んで!」 

どこかの居酒屋みたいな返事でスーツに着替えて飛んでいきます。

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息を整えて潜ります。今日も水がキレイ!

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餌となる岩ガキをハンマーでカチ割って魚を寄せます。

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この根にはしっかりとカキがついてました。ヤマダテして場所覚えておこうっと!

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餌とりが集まってきました。

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ベラ、カワハギ、イシダイ、フグなど思わぬ餌に大喜びです。そろそろ真打ちの登場です。

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クロダイです。手に持っているのは開いた岩ガキです。

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私もやってみよう。

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カオナシのように声なき声をだしてフグにカキを与える。食べないと暴れるぞ!

 
しばらくして50cmは優に超えるクロダイ登場。連写をお楽しみください。

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あ~、旨かった! また明日ね。

このクロダイに名前がついてるみたい。たしか「ヨシコ」とか呼んでた気がしたけど・・・、

何度も聞き返えすのも悪かったのではっきりとはわかりませが・・・、このヨシコに手をだしたら半殺しにあうだろうな・・・マジで・・・

2008年8月 8日

加佐ノ岬沖のポイント

透明度が良く、潮の流れが弱い時だけ潜れるポイントがあります。加佐ノ岬沖約200M、水深20Mくらいところに突如大きな根が乱立しています。根の上で約7Mくらい、ここにでかいサザエがゴロゴロいます。

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グラン・ブルーの世界です。青色がキレイすぎます。


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サザエがあろうが、

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なかろうが、

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そんなこと、どうでもいい。ただただ美しさにひれ伏します。


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地形の面白さ、魚影の濃さ、透明度の良さ、潮の条件さえあえば最高のダイビングスポットになるでしょう。

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左が岸に近いところにいたサザエ、右がこのポイントにいたサザエ。左はすねかじりのボンボン風情、右は世間の荒波にもまれた精悍さがあります。

2008年8月 6日

スズキ大漁

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定置網のスズキです。夏の時期は ゛夏枯れ゛ といって魚があまり獲れないのですが今日は大漁でした。今が旬です。

しかし、あとが続かない。アジもいないし、カマスもないし、トビウオも少しだけ。干物用の魚が欲しいけど・・ないな・・

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一本だけ揚がったバショウカジキ、面倒くさいが捌いちゃおっと。バレンの刺身はまるでマグロです。夏場の人気商品です。

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蒼古の戦士、ここに眠る。

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海の中で喉のイガイガの原因、エヘン虫を発見。近く学会で論文を発表予定。

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今日もいろいろ仕事して遊んで あ~眠い・・・

2008年8月 4日

ハワイでは高級魚のシイラ

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額が張り出した雄のシイラです。12キロの大物なので軽トラの上で捌きます。


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ハワイではマヒマヒと呼ばれる高級魚、日本だと惣菜魚。

高タンパク、低脂肪。ミネラルでは高血圧の原因となるナトリウムを排出して血圧を下げる働きをするカリウムが多い。

糖質がエネルギーに変わるときに働いて疲労回復に役立つビタミンB1も豊富。

脂肪が円滑にエネルギーに変わるように作用するビタミンB2、皮膚を健康にしたり二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する際に働くナイアシンなども多く含まれる。

                   どう、少しは食べたくなってきた?

2008年8月 3日

旬の食材で料理

夏の橋立の宴会なら食材はやっぱりサザエと岩ガキでしょう。アジの塩焼きもいいな、モズクもはずせないし・・・

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夏らしいテーブルセッティングも料理の一部と考えてもいいです。竹が清涼感を演出します。

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前菜は岩モズクとキュウリの酢の物がいいでしょう。橋立産モズクだから料理屋で食べたら軽く一杯1000円はするでしょう。

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サザエのつぼ焼きは定番中の定番。醤油の焦げた匂いがたまらん。

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刺身はバショウカジキ、スズキ、甘エビです。金沢港産のこの甘エビは能登沖のヤマト海域で揚がったもの。船で片道20時間以上かかるものすごく遠く、着けば炎天下のなかカッパを着て2~3日間寝る間もなく連続操業。若い衆の間では゛地獄のヤマト゛と恐れられている。

            「言うこときかん奴はヤマトに連れて行くぞ」 と脅されれば

               「はい、すみませでした。以後気をつけます。」 と縮み上がります。

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だから、食べ残してはいけません。漁師の魂の入った食材は完食してはじめて成仏します。

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朝獲れ岩ガキを割ったそばからツルッといってもらいます。こんな新鮮なもの食べれる方はラッキーとしか言いようがありません。銀座の高級割烹料理屋さんも歯が立たないでしょう。

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3つの火口を自在に操る嫁さん。5品くらいを同時に作るセンスがあります。

 「スープは経験を要し、焼き物は天才を要す」 と昔の著名な料理人が格言をのこしています。

  「いや~、マユちゃん、天才だよ~・・・」 とおだてて今日も嫁さんは張り切ってます。

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昼の料理が終わると今度は夜の焼き物が待ってます。もうすぐできます。暑い、早く温泉でサッパリしたい。

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