潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2009年2月27日

今日の旅する魚屋

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いい天気が続いてます。さぁ、旅する魚屋の今日のラインナップを覗いてみましょうか?

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ホウボウの刺身です。骨を丁寧に抜いてありますんで薄く切るだけでいいですよ。

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一人前の甘エビとバイ貝の刺身です。これもすぐ食べれます。

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ミズダコのボイルです。ちょっと凍らせるとスライスしやすいです。刺身でどうぞ、冷凍もききます。

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タラの鍋セット、豆腐、白菜なんかと鍋にするといいですね。私の好みはキムチ鍋かな。

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焼きサバ、年間通して売ってる魚屋は橋立では私くらいかな? 普通は夏場だけの季節ものなんです。
よく売れるのでやめられない・・・

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生魚は完全に下処理をしてから売ります。これならご自宅のキッチンが汚れません。私の苦手なオープンキッチンでもバッチリO・Kです?!

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スズキのパン粉づけです。フライはやっぱりアツアツが美味しいです。タルタルソースをかけて食べたいね。

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羊の脳みそ、いや違った! もとい、タラの白子です。とても人気があります。ちょっとだけ高いけど・・・

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ホウボウとタラの昆布締めです。タラは半身をサクで〆てます。無茶苦茶旨いです!

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干物は赤カレイとハタハタ、最近NHKの番組で橋立の干物のことが取り上げられたみたいです。

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なんだか干物がよく売れます。チャンスタイムか? 増産体制です。ブームに乗り遅れるな!

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事前に電話をいただければ、細かい下処理もいたします。これは白子入りのタラを一匹分捌くというオーダーでした。

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こちらはブリの半身をサクで、もう半身を塩焼き用にカットというオーダー、このブリは捌いて東京へ発送。

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惣菜類も山ほど作ります。これでも足りないくらいです。

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トイババ作リンゴジャムもついでに買いなさい。

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電話で「橋立の富士菊醤油と粉ワカメを買ってきて!」とのこと。商売の基本は御用聞きです。

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最後に回るお客さん宅の玄関前でお抹茶をいただく。さすが加賀百万石です。お茶文化が色濃く残ってます。風流だな~ 元気をありがとう!

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いかがでした?旅する魚屋。 今日はこれから発送業務とセリ、そして仕込みが続きます。

発送先は主に東京や大阪などの大都市が多いです。今年も大勢の若者が、両手で持ちきれないくらいの夢と希望を抱いて東京に流入するのでしょう。20年前の私もそのひとりでした。

           そしていつの日か阿久悠のこんな言葉にハッとするのです。

             「東京には夢と歌がある。でも君の来るところじゃない」

2009年2月24日

雨と雨の間に

今日の旅する魚屋はシケの為、お休みとなりました。所得税の確定申告も終わったことですし、することもないし、雨が降り出す前にスキーに行きましょう。

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お休みの昨日は雨のためスキー中止、今日は気圧の谷が接近する昼頃まではなんとか天気がもちそうです。

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山頂はまだ積雪があります。雪質は水分を含んでかなり重たいです。緩斜面になるとバランスが崩れるほど減速してしまいます。

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急斜面は雪が削れてブッシュが見えてます。今週は暖かな日が続くみたいだし、雨もポチポチ降ってきているし、もうラストかな・・・いや、来週もう1回できるかな?

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気圧の谷が近づいてきました。雨、風が強くなりました。こんな悪天候のなか独りで4時間も滑っている私は子供のお脳を持っているのか? 心にキズを持っているのか? 両方持っているのか?

一つ言えることは遊びでも仕事でも時間、金、筋力、精力、命、なんでもタップリかけなければ、いいものはできないということです。ムダな時間、ムダな金を使えば使うほどいいものになってきます。

ムダを嫌い、合理的な生き方をしてたら、せっかくの才能がスゥーッとしぼんでしまう気がします。

もちろん帳尻の合った安定した人生を送ろうと思っている人には参考になりませんが・・・

男から遊びを奪ってはいけません。奪うと男の目が乾きます。発想も乾きます。やる気も乾きます。

だから嫁さん、あのー、ちょっと言いにくいけど・・・来月、独りで東京に遊びに行くね。仕事に対する先行投資と思っていただけたら幸いです。

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今日の泉の浜の様子、久しぶりのナギです。浜に立つと弱い風に吹かれて海藻の匂いが漂よってきます。あと、一ヶ月と少しででワカメ漁解禁です。今年は干しワカメ作りを頑張ってみようかな。

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学生時代、西表島でダイビングショップの丁稚奉公していた頃の話です。たびたび海岸へ夜のキャンプファイヤーで使う流木を拾いに行くのですが、島の言い伝え、というか決まりごとがありました。

海岸線に対して垂直に流れ着いている流木は拾わないサー。まだ行きたい先があるはずだからそのままにするサー。

それに対して平行に流れ着いている流木はそこがゴール地点だから拾っていいサー。

この2点を守りなさい。もし約束を破ったらこんなことがあったサー、と夜の怪談話となっていきます。

       怪談話が始まると独りでオシッコに行けないほど怖かった西表の夜でした。

2009年2月22日

魅惑のシロトラエビ

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橋立で獲れるエビのなかで最も高価で美味しいエビはなんといってもシロトラエビです。甘エビは完全に格下、シロトラが大関なら甘エビは前頭筆頭くらいでしょうか?

身の歯ごたえ、甘さ、後味の良さ、三拍子揃ってます。ただ、残念なことにこのシロトラエビ、いつでも獲れるわけでもなく値が安定していません。高いときは笑っちゃうくらい高いです。高嶺の花となることが多々あります。

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フランス・ブルターニュ地方の海の幸の盛り付けを意識したシロトラエビのお造りです。エビ好きには堪らない一皿ですね。

   刺身に飽きたら、エビシャブにする? フリットにする? マリネにする?どれでも旨そう!

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オードブルもついでにいかがですか? スズキのマスタード焼き、バイ貝のブルゴーニュ風、泣く子も喜ぶ定番のエビフライなどなど・・・

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今ならもれなく山桜いちりんプレゼント!

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スキーのビンディングが2本とも破損しました。激しくて荒い使い方についてこれなかったのか?
まさかね・・単なる欠陥商品でしょう。ショップのスタッフの方に事情を説明して無償で交換してもらいました。これが急斜面の滑降中に壊れてはずれていたら・・・想像するだけで恐ろしいです。

            
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仕事やスキーも大事ですがハーフマラソン攻略のトレーニングも欠かすことができません。週末は単調だが大切な練習LSDに取り組みます。ビギナーの私にはこのLSDがメインのトレーニングとなります。

        吐く息が前夜のワインで酒臭いです。オェー・・・ No pains,no gains

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20年という歳月が過ぎ去ってしまった今でも、私はあの林の風景をはっきり思い出すことができる。

2009年2月19日

今日のセリ場

今日はハタハタと赤カレイばかりのセリ場でした。両方ともちょっとウンザリ気味です。

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山積みされているハタハタ、私は煮付けにするより干物にして焼いた方が好きかな。

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9枚入りの赤カレイの大きさは40センチくらいでしょうか。背中の身が厚く盛り上がっています。
天板にスライスしたジャガイモを並べその上に赤カレイをのせて、塩・胡椒とたっぷりのオリーブオイルをふりかけてオーブンへ投入。焼きあがったらパセリをふりかけて出来上がり。

「赤カレイとジャガイモのオーブン焼き」 4人前はあります。ナイフ・フォークで取り分けますか?

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こうなると私の仕込みもハタハタと赤カレイが中心となります。

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高級魚のノドグロとクロノドグロ。バレンタインデーのお返しにいかがですか? かなり効果があると思うんだけど・・・

 「言葉が下手だけどわかってほしい。あなたのことがノドグロの刺身、いや塩焼きほど好きです。」

ん~、ダメかな?

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明日からはまたシケ、海上では西の非常に強い風が吹くそうです。でも春はすぐそこまで来ています。

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仕込みが忙しくジムへ行けないときは、魚を使って筋トレをしています。ダンベル・カールならぬタラ・カール。10キロオーバーのタラを巻き上げるときは、上腕二頭筋に意識を集中させます。

                 嫁さんの人を哀れむような視線が痛いぜ・・・

2009年2月17日

雪降り

朝、目が覚めると空中テラスが真っ白になってました。寒気がやってきました。

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石川は春から真冬に逆戻りです。

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海はどんな感じになっているのでしょうか? ちょっと覗いてみましょう。

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今日の泉の浜の様子です。北風ビュンビュン吹いてます。海はシケて暗く、空は低く鉛色、石川の冬の色です。

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当然、漁はお休みです。戸井鮮魚もお休みとなります。することないから走ります。あっ、確定申告の時期か・・・面倒くさいから後回し!

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セリがお休みだから夜が長いです。イワシのミリン干しと熱燗で一杯やりますか。

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沖縄のキレイな海もいいけど、声をかき消すほどの暴風雪と怒涛の荒波がおりなす海景は悪魔的な魅力があります。

     惹きつけられるけど近づきすぎたら死をつきつけられる、そんな甘味と恐怖があります。

越前か能登あたりの大きな古い料理旅館の、海に面した部屋からこんな荒れた日本海を眺めます。大きなガラス戸は薄く塩が貼り付き、風でガタガタ鳴っています。

湯からあがり、糊のきいた浴衣に着替えて掘りごたつに足を突っ込みます。部屋の隅に芸者をひとり置き静かに三味線を弾かせます。

それを聴きながら、好きな女とイチャイチャウダウダばかをいいつつ、吟醸酒を飲みズワイガニの身をほじくり、甘えびの頭をすすります。

女の蒼白の頬にやがて酒が昇って薔薇色の輝きがゆっくりとあらわれて、外では細かい吹雪がしだいに大きなボタン雪へと変わっていきました。

      ・・・続きを書きたいけど、この辺でやめなきゃ健全なブログじゃなくなっちゃう・・・

            病的な妄想時間にお付き合いいただきありがとうございました。

2009年2月15日

まるで春スキー

好天に恵まれた今日、友達4名で福井の勝山までスキー遠征に行ってきました。

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ファミリーゲレンデには残念ながら雪がありませんでした。テンションが下がります。

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でも山頂付近では充分な積雪がありました。テンションが上がります。永遠の20代の私達はろくに休憩も取らず、ビールも飲まずひたすら滑ります。雪質は重くデコボコな斜面でしたが、青く澄んだ空があればそれで充分です! 高速で飛ばします。この危険を含んだスピード感は私を虜にします。

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これで今シーズンの滑り納めになるのかな? 明日、あさっての寒気に期待します。

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遊びもいいですが家族サービスも忘れちゃいけませんね。何事もバランスが大切です。

スキーにかまけて嫁さんや家族、あるいは他の人との関係、仕事といった、人生の他のことをおろそかにしてはいけません。

そうしないと、人生がアンバランスになり、スキーから得られる楽しみを、それ以上受け取れなくなってしまいます。

          なんか自己弁護っぽいな・・ とりあえず自家製サングリアブランカで乾杯!

                      
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誰が一番上手にパフェ作れるかな?

2009年2月12日

イタリアン・フレンチで考える

イタリアンとフレンチ、どこに境界線があるのでしょう?カポナータとラタトゥイユは名前こそ違えどほとんど同じのような気がするし、カルパッチョとマリネもほとんど同じだし・・・まぁ、どうだっていいか。


         今日のお魚でイタリアン・フレンチのメニューを考えてみましょう。

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コイワシをどう料理しましょうか?

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イワシを手開きにして骨を取り出します。レモンソースを効かせた香草焼きもいいし、イワシとフェンネルのパスタも旨そうです。

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スズキの子供のハネです。姿のままでアクアパッツァにしますか? それとも周りにスカンピや子イカをちらしたグリルにしますか?

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三枚におろしてソテー用にします。皮目からソテーして、横にカポナータを添えて、フレッシュトマトソースとプティトマト、ペスト・ジェノベーゼをまわりに添えたら立派なセコンドピアットの出来上がりです。


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冬場によく水揚げされているホウボウです。

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三枚におろして、身を軽く湯引きしてタコ、子イカ、ネーブルオレンジ、飾り野菜をあわせてサラダにしたら旨そうです。

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寒くなると獲れだすハタハタ。

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白ワインビネガー風味のエスカベッシュにすると旨そう。それも1~2日たった後の柔らかくなったやつ!

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脂の乗ったブリです。

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バルサミコ酢を効かせた、やや味つけの濃いカルパッチョしたら旨そう。シャキシャキで歯ざわりのいい大根のツマや万能ネギなど山盛りに添えると最高です。

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でかいマコ入りのタラです。

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真っ白な身です。フリットもいいし、ジャガイモと一緒にオーブン焼きもいいし、サフラン風味の煮込みも旨そう。

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イタリア語でアンコウはコーダ・ディ・ロスポ、語意は゛カエルの尻尾゛。アンコウは何の抵抗もなく捌けますが、カエルは絶対イヤ、気持悪い! 不思議なものです。

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尻尾にパンチェッタを巻いてたこ糸でしばりソテー、焼きあがったらスライス。ソースはアサリとキャベツとグリーンアスパラを野菜のブロードで煮詰めて最後にバターでモンテ。いいね、最新の東京イタリアンみたい!

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刺し網漁で獲れたアジ。

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これは刺身で食べたいね。

    料理は妄想、想像力の世界です。考えているだけでお腹いっぱいになってきます。

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今日の泉の浜、ナギですが明日は南の風が非常に強く吹くそうです。春一番でしょうか。

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不景気の世の中といいながら、元気な方達もたくさんいます。ズワイガニを山ほど食べてね!

2009年2月10日

ムサについて

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ズワイガニは脱皮を繰り返して成長します。脱皮したばかりの殻の柔らかいものを浜では「ムサ」、一般的にはミズガニと呼ばれています。

身があまり詰っていないのでとても安く売られています。上の写真のカニはムサです。握り潰せるほどの殻の固さです。当然、橋立のブルータグはついてません。

ちなみに船名札に書いてある「天2」というのは、足が2本ないという意味です。

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両足をつかんでへし折るように捌きます。もったいない気もしますが甲羅は捨てます。フンドシも取り除きます。

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ボイルして食べるなら、沸騰した真水に足を入れて再沸騰後10分くらいで出来上がりです。ポイントは塩水じゃなく真水で茹で上げます。

殻が柔らかいせいで海水が身にしみこんでいるので自然と塩味がついてます。

カニ鍋にするならムサで充分だと思います。鍋でタグ付のズワイを使うなんて、松坂牛でしょうが焼きをするようなもの、旨いだろうけどもったいない気がします。

ちなみに「ムサ」よりさらに殻の柔らかいものを「ポカ」といいます。無名の浜のコピーライターにグッドネーミング賞を与えます。

2009年2月 8日

なにごともゆっくり長く続けること

天気はいいけど弱い冬型の気圧配置のため海はシケてきました。

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今日の泉の浜の様子、風が止んでウネリが残る明日がサーフ日和となるでしょう。気長にいい波を待ちましょう。

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早起きして木場潟へ向かいます。今日のトレーニングはロング・スロー・ディスタンス、略してLSD。長い時間、歩くくらいのスピードでゆっくり走る練習方法です。

木場潟2周、約13㌔をゆっくり走ります。教本によるとこの練習法により体脂肪の燃焼、スタミナ向上、毛細血管の流れを良くし、体の器を大きくすると同時に壊れにくい丈夫な器を作ることができるそうです。

3周で約20㌔か・・・、週末には挑戦したい距離です。やる気マンマンです。

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午後はスキーレッスンです。私の指導法が優れているのか(褒め殺し作戦)、最近の主流の短いカービングスキーが優れているのかはわかりませんが、すごく上手になりました。来年にはパラレルができるかな?

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何事も続けることって大事ですよね。

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「負けたら終わりじゃなくて やめたら終わりなんだよね どんな夢でもかなえる魔法 それは続けること」  SEAMOの歌詞が胸に響きます。

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自然はいつも私に問いかけます。そして私は答えを探そうと努力しています。でも答えはいつも風に吹かれています。

               The answer is blowin‘ in the wind.


               

2009年2月 6日

今晩の鍋は何にする?

寒い冬は鍋の季節です。奥さん、いいタラあるよ~、アンコウもいいね~

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このサイズのアンコウ(6入り)になると肝は小さいけどお求めやすい価格になります。大きいアンコウ(1入り)は浜値で1万円以上します。1万以上すると買う気をなくしてしまいます。

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キレイにばらします。捨てるところがほとんどありません。

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パック詰めします。ゼラチンのヌルヌル系が美味です。底引き船に乗っている時に食べたアンコウの味噌汁は旨かったな~ でも次の網が揚がってくるのでゆっくり食べれないがイヤでしたが・・・

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ヌルヌル系が苦手ならタラはいかがですか?このタラは1メートルくらいありました。肝がデカー!

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アンコウより安いです。タラの白身は雪のように白くてキレイです。まるで金沢美人みたいてです。

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脱皮したててで殻が柔らかいズワイ、通称ミズガニ、浜ではムサと呼ばれています。身は詰まってませんが、豪快に割って鍋にすると甲殻類特有の濃いダシがとれます。値段も安いです。

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「あのさー嫁さん、そのまま売ればいいんじゃないの?いらんことをしなくていいよ・・そんな値段じゃ絶対儲かってないから・・」と毎朝もめてます。

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刺し網漁で獲れたアジ、嬉しいね。

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脂が乗ってます。包丁をマメに拭きながら捌きます。これは最高だ!今日食べるお客さんは幸せ者です。


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底引き船一隻だけカニ漁からエビ漁に切り替えました。なんてキレイな甘エビなんでしょう。海のルビーのようです。

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夕日の暮れる頃、食卓は鍋を囲んで笑いに包まれていることを願います。

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戸井鮮魚Car、タイヤトラブル発生。ダカールラリー参戦中、アフリカ北西部モーリタニアで無念の途中棄権。

「私にできることのは、゛冒険の扉゛を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう」

                                             ティエリー・サビーヌ

2009年2月 4日

立春、いろいろな始まり

今日は立春、暦のうえでは春の始まりです。太陽が眩しい春のような陽気が広がっています。

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刺し網漁が解禁となりました。おじいちゃん漁師達に活気がみなぎります。まだまだ元気モリモリです。

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風はまだ冷たいですが、どっしりかまえた太陽はなかなか動かず、強い光で波をいっそう白く輝やかせてます。

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陽気に誘われて橋立保育園さんがトイジジパークまでお散歩。年長さんはもう少しで小学生か、すぐに大きくなるんだろうな・・・

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私は4月のハーフマラソン出場に向けてのトレーニングです。2時間で完走が目標です。果たして20㌔も走れるのだろうか?

仕事もマラソンも同じような気がします。高い目標をあげてモチベーションを高める。怠惰、マンネリ、脂肪を振り払い、自分を追い込む。さらなる刺激が欲しいのです。

     ひとつの刺激がおわれば、次の刺激は必ずそれより大きくなければならないのです。

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木場潟の梅がチョコっと咲いてました。春は確実に近づいてます。

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昨晩はお隣さんと立春を祝う(?)タラ鍋宴会。刺身にできるくらい鮮度のいい橋立産のタラを使っているのでメチャウマ! 

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秋友グラスでいただく純米吟醸はさらりと飲みやすくほのかに甘かったです。

バリ島のトランスミュージックをBGMに酒を飲んでいると秋友さんが本物のインドネシア人に見えてきました。

ねぇ、秋友さんってたしか日本人だよね・・・ 私? 私はシンガポール人だけど何か問題でもある?嫁さん?思いっきりタイ人だよ・・・ 酔いが回ってきてます。

2009年2月 2日

チャンスタイム!

      今日は仕事を早めに切り上げます。久しぶりの晴天、スキー日和到来です。


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車から魚を降ろしてスキー道具を積み込みます。急げば夕方のセリまでの数時間滑れます。このチャンスタイムを逃がすものか!

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今日は春のような陽気、山頂でも寒くなく無風でした。エクセレト!

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平日の午後は空いてます。スキースクールの学生さん達がチラホラいるくらいかな。


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嬉しいことにコブ斜がありました。

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リフト待ち時間0分です。スピードを保ったままリフトに滑り乗ります。ゴンドラも1人1台の贅沢さです。

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悲しいことに、この天気は明日になると崩れてきます。また、雨、雪、雷のいつもの天気となります。

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太陽と友達になれた数時間でした。今日もありがとう!では、セリに行ってきます!

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